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感情世界 ー封印災害ー  作者: よぐると
第三章 ヒーローを探して
29/50

第29話 復活のパワーと感情

この白く不規則な形、、邪魔者が復活したか


「握り潰してやる」

「これは予想外だった まさか邪魔者の封印を解いたとは」


急に白い腕が消えた


「やっぱりな まだ復活したばかり 生まれたての自分の能力を扱えない子供と同じ だが2対1は明らかに不利 

空怪」


この白い腕、、術にしてはおかしい

そして邪魔者 怪気魔を妨げるものは、、妖気魔


「少年!」

「やば!」


空怪に似たようなものを出した


「待て!」


あの少年が妖気魔の封印を解いた?ということか

あの少年なぜ逃げた?明らかに不自然

人のために働くのなら話し合っても良いはずなのだが


ー東条?ー


「危なかったー 約束は守らないといけないからな」

「そうだ 魔術を使う奴には近づくな 助けを求めている奴に近づけ」

「わかった」


山下と南雲のところに行った


「お!東条!遅かったな 何してたんだ?急に走ってどっかいちまったけど」

「あ、いや、、トイレだよ ちびっちゃって」

「ふーん まあみんな無事だったしよかった」

「あの人は?」

「さっき俺に伝えにきたよ もう大丈夫だって」

「そうか なら良かった」

「今日はもう帰ろう 疲れた私」

「そうだな」


帰宅


「なあ お前は何なんだ?なんで封印されたんだ?」

「知りたいか、、いいだろう

私は妖気魔 怪気魔の対になる存在」

「かいきまって?」

「怪気魔は紫色のやつだ 怪気魔は悪を吸収し強くなる、そして人を殺す」

「なるほどなー じゃあお前が逆ってことは人を救うってことか?」

「そういうことだ 私は善を吸収し強くなり、人を救う

そして私が封印されたのは怪気魔の存在が封印がされたから

悪がいなければ善は必要ないだろ?

それに私が怪気魔のいない世界で暴れれば止めようとする怪気魔がいないから私は封印された 人間の勝手で封印されたってわけだ 

けど私は人間を恨まなかった 祠の中でも善は吸収できたからな」

「うーん なるほど でも現実世界とは思えない生物だな

このゲームの敵に出てきそうな体 信じきれないな」

「私ぶってあげてもいいが?」

「遠慮しとくよ」


こいつは私の力を使って人を救うことになるだろう


ー寺育ー


一体なんだったんだあの少年

話を聞く前にどっかに行ったし

けど妖気魔の封印が解かれたってことは運命の導きがあの少年を選んだのだろう

浄化に拍車がかかりそうだ


「お 月を見て何してんだ 黄昏てるのか?」

「考えてただけだ」

「そうだよな 妖気魔の復活っていうのは 最初の封印以来、復活してない

それは考えてしまうよ

けど!今考えるには己の強さを考えたらどうだ? 他人を心配をする前に自分を心配しろ」

「、、、」


ー次の日ー


外が騒がしい

人の声や足音で起きてしまった


「朝から何が起きているんだ?」

「目を覚ませ 地震だ」


地震?!


俺は飛び起きた


「人を救いに行くぞ 体を動かせ!」

「う、うん」


窓を開けて飛び降りた


「衝撃吸収は完璧 海岸へ急げ 街へ行け 遅れた者、下敷きになった者を探せ」


白い腕で家を越え、川を越え、街についた

街は半壊していた


微かに助けを求める声が聞こえた


「大丈夫ですか?今瓦礫を持ち上げるから」


力を貸せ

貸さなくても自分で引き出せるだろ


踏ん張った

がしかし持ち上げれなかった


あれ?持ち上がらないぞ

私に力が使えないのか、、仕方ない



目を覚ました


あれ?今の何だ?結構緊張感ある夢だったな


「まだ力が使えないのか、、」

「え?なんで知ってるんだ?」

「なんせ私が見させた夢だかからな そして私の力が使えないってことはまだ力が目覚めてないんだな」

「ど、どういうことだ?」

「さっき見た夢は現実の力と繋がった別世界みたいな感じだ 到底人間には理解できない領域だよ」

「じゃあなんか衝撃吸収みたいなのは使えるのか?」

「もちろん、使えるぞ 私の能力だからな」


「いつまで寝てるのー!起きなさいー!」


母さんの怒った声が1階から響いた


「はーい」


食パンを2枚食べた


「行ってきます」


家を飛び出し、学校に向かった

学校に間に合わないかもしれないから裏道を通った


怯えた声と怒鳴る声が聞こえた


「やめてください」

「通さねえよ 通りたいなら金、金をよこしな」

「い、今はお金持ってない」

「やら 一発だな?」

「一発?」

「殴るんだよ わかったか?」

「は、はい、、」


あいつ善念がかなり強い

一方的に殴れる奴を探したのか


「あいつの善念はかなり強い 利用できれば力を引き出せるだろう だが殺すなよ 救うだけだぞ 力の使い方を学べ」

「じゃあ あの子を助ければいいんだな?」

「そうだ 誰にも傷はつけるな」


本当だ 使える 夢の中よりも自由に使える


腕を伸ばし女の子を掴み、もう片方の腕で不良の上を跳び箱の様に飛び越えた


「え?!」

「なんだアイツ」



女の子を持ってその場を離れた


「大丈夫?」

「え?あ、、」


そうだよな こんなの目の前で起きたら何も話せないよな 俺もそうだった


「ごめんな」


俺は立ち去った


「上出来だな」

「うん」

「でも必要な時しか使っちゃいけない 世の中にバレればに封印されてしまう」

「なんで?」

「後々知る お前学校に急ぐぞ」

「そうだった やべ!遅刻する」


なんとか学校についた


「東条 お前ギリギリだな 今日石田が朝礼するから危なかったぞ」

「マジ?! 良かったー」

「チャイム五分前だ!席に座れ!」

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