落ちこぼれな俺と神獣精霊
今から3000年前のある日、大きな地震による影響で精霊という動物のような見た目の生物が発見されるようになった。最初は未知の生物に混乱するものの、その精霊が生み出す力は絶大で、エネルギー、環境等の問題を抱えている地球を救う希望の光となり、直ぐに受け入れていた。
そして、精霊と共生する時代が訪れ、人類は精霊と契約できること、人類にも魔力が備わっていることに気がついた。それは、軍事利用は勿論だったが、精霊の力を使い戦う【精霊騎士】と呼ばれる存在も出始め、それは次第に国際競技にも発展していき、ランクと呼ばれる用語が世界的に使われるようになった。そんな現代において、精霊と契約できない人間はいない。が、主人公 緋桜 火聖(ひざくら ひせい)は、世界ランク1位の父と2位の母を持つハイブリッドで、保有魔力が化け物にも関わらず、何故か精霊と契約することができない。学校でも、落ちこぼれ扱いされてしまっている。これは、そんな火聖がいろんな事件に巻き込まれていく物語。
※この作品はノベルバでも投稿されています。若干内容は変更する予定です。