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落ちこぼれな俺と神獣精霊  作者: ボラオ
10/11

神獣精霊1

さて、このままサボってもいいけど、やることないしな…ここは大人しく教室に行きますか。


〜〜〜


「はぁ」


レオルにどう説明すっかなぁ。

契約精霊の話しはもうちょいしてからだな。


そんな事を考えつつ、俺は2ーEの教室の扉を開けた。どうやら、授業は無くなったらしく....


「誰もいないのかーーーーい!!!」


大きな声で叫びました。

これも青春なのでしょうか。

青春とは一体...


すると、廊下から話し声が聞こえ、こちらに近づいてきていた。その声主は教室に入ってきた...


「「火聖(緋桜君)!?」」


正体はレオルとキュリアだった!


ただ、キュリアは気まずいな…


「よぉ!」


「体はもう良いのか?」


「あぁ。だが、魔力が全然で、ちょっとしんどい」


「それなら、まだ体は動かさない方がいいんじゃないかしら?」


レオルもキュリアも心配してくれていたのが嬉しかった。まぁ、この2人は他のヤツらとは違うからな。



「いや、これが体を動かしてないと落ち着かなくてなw」


「「火聖(緋桜君)らしいな!(わね!)」」


「そうか?」


そんなこんなで、いろいろ可笑しな話しをして笑っていた。するとレオルはバイトの時間になり、俺たちを残して先に教室を出た。その流れで、俺とキュリアも一緒に寮に帰ることになった。


...


気まずい!?


レオルがいた時はもっと楽だったのに!?


何で!?



まぁ、理由はわかるけど。言い難いな..でも言うしかねぇよなぁ。


そう思い、俺は深呼吸をして覚悟を決めた。


「キュリア...」


「な、何かしら?」


キュリアは、少し気まずそうに返事をした。

無視されなくてよかったと内心安心していた。

よし!言うゾォ!!!


「あの時..その...キツイ言い方をして済まん」


俺は彼女の目を見て謝罪をした。

彼女は慌てて..


「い、いや、緋桜君は謝らないで!!私が臆病の所為だから!!緋桜君は何も悪くないよ!!」


優しいな。やっぱり。


「それは違うぞ。キュリアはあの時、臆病じゃなかった。ちゃんと強かったし優しかった。だから、自分を悪く言う必要はない」


俺の言葉に彼女は少し嬉しそうにしていた。


「そっか。でも、だからと言ってあなたが謝る必要もないのよ?」


彼女はそう言って笑った。勿論俺も。

気がつくと俺もキュリアも気まずくなくなって、いつも通り楽しく話せた。


気がつけば目の前に寮があった。


「じゃあまた明日」


そう言って俺は自分の寮に行こうキュリアに背を向けた時...


「待って」


今日一日で何回呼び止められただろうか。


「どうした?」


とりあえず返事をする。

にしても珍しいな。

キュリアに呼び止められることなんてなかったんだけどな。


「今日は..ありがとう。あなたのおかげで私は今生きることができてる。あの時凄く怖くて不安だったの。でも、あなたがちゃんと言ってくれたから、その後切り替えて生徒を避難させることができた。だから、緋桜君ありがとう。それだけよ。じゃあ、また明日ね!」


「お、おう」


きょどってしまった...。


〜〜〜


「はぁー」


と、ため息を吐きながらドアに鍵を入れ、解除。

中に入って、靴を脱ぎ、そのまま上裸になった。


そうここから始まるのは、お待ちかねの筋トレ!!


それではまず、腕立てから!


そうして床に手をつけようとした時、右手の紋章が青く光った...。

だからと言って、俺は筋トレを中断することはない。


光からは、一体の青色の小鳥が現れた。


【主よ。何か反応はないのか?】


俺は腕立てをしながら、会話する事を余儀なくされていた。



「ふっ...ふっ....はん、のう、と言っ、ても、なん、も、おも、わん、から、な」


(これはこれで良いトレーニングなのでは!?)


※彼は筋トレをすると頭が馬鹿になります。



【そうか...。ふむぅ。】


不満げだな。


そう思っていると、腕立てのセット数が終わりを迎えた。


そのまま腹筋に移行。


【主よ、いつまでやる気なのだ?】


ふっw


「トレーニングメニューが終わるまでに決まってるだろ」


【じゃあ終わったら教えてくれ】


「了解」


〜〜〜


その後も難なくメニューをこなし、今プロテインを飲み終えた。本来なら魔力で負荷を与えていたが、今日はさっきやっと少し回復したところだった。

検討は着く。しかしながら、今日初めてあんなに消費したな。今度から魔力回復のトレーニングを入れるかな。

おっと、忘れてた。


「おい。終わったぞ」


俺のベットで図々しく寝ている小鳥、恐らく俺の契約精霊であろうコイツを起こす。


【ふぁ〜。やっと終わったか】


そんな事を言いながら俺の目の前にある卓袱台の上にやってきた。


「で?何か話しがあるんだろ?てか、お前今までどこで何をしてたんだよ!聞けば姫とコソコソしてたみたいだし...」


【そうだったな。その前にお主の質問に答えよう。まず、我がいたのは間違いなくお主の紋章の中だ。しかし、お主は先程まで魔力がほぼ尽きていた。そのため、意思の疎通が出来なかった。】


魔力を通じて、いや消費する事で意思の疎通ができるのか...


「で、姫の件は?」


【姫...。ああ、あの光の神獣精霊の契約者の事か】


うん???

は!?


「光の神獣精霊の契約者!?」


神獣精霊って全属性にいるのか?


「ちょっと待て、落ち着け」


【いや、落ち着くのはお主の方だぞ!?】


「そうだな。で、神獣精霊ってのは全部で何体いるんだ?てか、何でそもそも精霊の神が人と契約なんてするんだよ」


俺の質問に、目の前の青い小鳥、否、不死鳥は神妙な顔つきになった。気がした。


【主よ、我はまさにそのことについて話しをしようと思っていたんだ】

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