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超次元剣道 ブレイズ  作者: 喜雨
一章 始動
3/5

三本目 自己紹介

「では、まず、君から順に名前を」

桜並木の前で藤堂の深い声が響く。

今日新入生の歓迎を兼ねた、剣道部恒例のお花見らしい。あの入部試験に合格したのはわずか3人。しかもみんな同じクラスだった。驚きである。

「はい。木崎 零 剣道2段 中学の頃一応全国に団体で出場してます。」

木崎は中学時代、剣道界では知らない人がいないぐらい有名人だ。性格はクールで感情が読めない。

「よろしくな、木崎。俺も噂は聞いている。期待しているぞ」

「はい。部長」

「こんにちは!志賀 司です!剣道は初めてです!中学は書道部でした!」

志賀はなぜ残れたのか謎である。ただ無尽蔵の体力があることは確かである。 性格は無邪気。とにかく元気。

「おお、我が剣道部は初心者だろうと手加減しないからな。覚悟しとけよ。」

「望むところです!」

「自分は剣崎斗真!剣道2段。中学ころは 県大会で上位に入ってました!」

「うむ。頑張りたまえ。」

「はい!」

一通り新入生の紹介が終わり、今度は先輩方の紹介になる。

「もうみんな知ってると思うが俺は藤堂竜玄。三年生。部長をしている。目指すはインハイ優勝だ。」

高校剣道界で「鉄人」の異名もつらしい。ちょっと納得。

「はい。皆さんこんにちは。副部長の 森野 真 三年生です。まぁ、副部長って言っても部員と部長を繋ぐ、中間管理職みたいなもんだから、あんまり堅くならないで♪」

優しそうな顔つきの森野先輩は中学の時、 ヤンキーだったらしい。想像がつかない。異名は「スナイパー」らしい。どういう事だ。

「ちゃーす。橘 清太 2年生 よろしくー」

橘先輩はいかにもって感じのチャラ男。ついでにこの人がさっきから異名がなんだとか横で耳打ちしてきた先輩。チャラ男だが、剣道になるとまるで別人らしい。異名は自称 「アサシン」暗殺者って...怖えーよ。

「宮藤 太一 2年 よろしく。」

宮藤先輩は体は引き締まっている感じだが藤堂部長と同じくらいの威圧感がある。次期部長候補らしい。異名は「破壊王」これまた、怖い。ちなみに橘先輩とは幼なじみで、仲がいいらしい。

「たっちー、新入生びびってるから。にらみすぎだから。」

「ぬ、すまん。そういうつもりは...」

「たっちー、顔怖いからなー笑」

「う、うるさい」

と、先輩方が話していると、横からポニーテールの女子が横から入ってきた。

「すいませーん。おくれましたーってあれ?新入生?こんにちは!私は遠藤 紗由理。三年生で剣道部のマネージャー。竜ちゃんとは幼なじみなの!よろしくね!」

竜ちゃん?

「おい、竜ちゃんはやめてくれ。後輩達の前だ。」

「あ、ごめんごめん竜ちゃん。いつクセで笑 竜玄部長の幼なじみの紗由理です!」

竜ちゃんて...部長の事かよ...この人ぐらいだな、そう言えるのは。

「お、みんな揃ってるね。」

朽木先生だ。

「先生遅いですよ。30分おくれです。」

「すまん竜玄。仕事が終わらなくてな。自己紹介は済んだか?」

「はい。先程、終わりました。」

「うむ。では早速お花見と行こうか。」

「お酒はだめですよ。先生。」

「ぬぅ...固い事を言うでない...竜玄」

「ダメです。医者に止められてるんでしょう。知ってますよ」

「ちょっとだけなら大丈夫だって。な?ちょっとだけ...」

「ダメ」

竜玄部長。強い。

「仕方ない。じゃあウーロン茶で」

ちょっとふてくされながら言う。

どっちが先生だかわからないな...

「では、新入生達の入部の歓迎を祝して乾杯!」

さーて、遊ぶか。

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