表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
恋の罠  作者: 桜井雛乃
恋の罠
76/81

繋がりたい

「信長っ! ちょっ、何やってるのよ。最近会ってくれないと思ったら、そんなことしていたのね」

 聞き覚えのある声。驚いて振り向くと、鬼のような形相をした濃がそこには立っていた。

「落ち着け。濃、コイツは光秀だ」

 別の女の抱き合ってる、とか勘違いされてんだろう。光秀が女っぽいのは確かだし、間違えるのも仕方がない。

「浮気なんて許さない。大っ嫌い! もう別れましょ」

 怒鳴る濃の瞳には、薄ら涙が浮かんでいるようにも見えた。だから俺は走り去っていく濃を追い掛けることも呼び止めることも出来なくて。

 でも濃とは別れようと思っていた。確かに光秀は男だけど、好きになってしまったのは仕方がない。本当の愛は何も関係ない、それを知ったから。

「ノブナガ、ゴメン。ボクのセイだね」

 しゅんとして謝る光秀の頭を優しく撫でてやる。すると光秀は気持ち良さそうに笑い、俺の制服の裾をきゅっと握った。やっぱり可愛い、魅力を感じている。

「お前のせいじゃない。だって、俺はお前が好きだから」

 前は女みたいで可愛いと思っていた。しかし今は違う。男に見える、そして男と思い尚可愛いと思う。同性として、恋愛対象として意識している。

「ボクもノブナガのコトダイスキ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ