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恋の罠  作者: 桜井雛乃
恋の罠
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75/81

好きな人と

「アハハッ、オモシロかったね。ヒデヨシキライ。ソウオモったケド、アンガイイイかも」

 ログアウトしてからも、光秀は楽しそうに笑っていた。とても楽しそうに、心から楽しそうに。

「随分ご機嫌だな。確かに猿の反応は俺から見ても面白かったが、それだけじゃないな? 何かいいことがあったんだろう」

 あまりにも光秀が楽しそうにしていた為、俺はそう問い掛けた。光秀にいいことがあったんなら、それは俺が知っておくべきことだから。

「アトからジワジワ来ちゃって。それに俺は、お前のこと見てる方が幸せだし。ノブナガが言ってくれた。ソレが、ホントウに嬉しくってさ。ヒデヨシのオモシロさもタショウは含まれてるけどね」

 傷を抉るようなこと言いやがって。光秀、まだドSモードから抜けていないんだな。

「カッコヨカッタよ。ダイスキ♡」

 笑顔で光秀が飛び付いてくる。熱くなる頬は、光秀の温もりのせいだと思う。女性のように柔らかく、子供のように温かい。

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