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浅井三姉妹
「五月蝿いな。変なこと言うなっつの」
そんなことを言って戯れている暇はない。どんどん俺が死んだって噂は広がっているから、好機と攻めて来られるかもしれん。それに、仲間達が忙しくやって来る。誰が味方か敵かも分からないけど、とりあえず見方は増やしたいから入れる。
「母上ーっ! あっ、父上も」
三人の子供が現れた。茶々と初とか言ったか? あの子たちだと思う。それと、茶々らしき少女は赤ん坊を抱えている。どうしたんだろう、こんな子供達が。
「どうやってここまで来たの? お爺ちゃんと遊んでてって言ったでしょ」
驚いた顔をして市と長政は駆け寄って行く。勝手に来てしまったというところだろうか。
「江のことを虐めるので御座います。妹たちは守らなければなりませぬ」
一番上の茶々らしき少女は、二人に必死に訴えていた。
「初、大丈夫か? 怪我しているじゃないか」
長政は心配そうに言った。こうして見ると、この二人は本当に夫婦みたいだな。
「殴られたのでございます。何も悪いことしていないのにっ」
初は泣きそうになって叫んでいた。市がそれを宥める。




