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恋の罠  作者: 桜井雛乃
豊臣秀吉の戦い
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姉川の戦 弐

「儂に任せて、信長様はお戻りになって下さい」

 この秀吉信長様の為、命を掛けて戦ってみせる。

「猿……、任せたぜ? 光秀、行くぞ」

 信長様はこの儂にそう言って下さり、一度ニヤリと笑って走り出した。

「ヒデヨシ、ガンバってね! ボクたちも兵を整えて、スグに来るからさ。裏切り者は許さないよっ」

 ニコッと笑って明智殿は、信長様を追って走り出す。


       そして翌日……

「たっだいま~、急いで戻って来たよ。ヒデヨシ、ダイジョブだった? エヘヘ」

 明智殿に信長様、もう戻って来たと言うのか……。沢山の兵を連れ戻って来てくれた明智殿は、楽しそうに愉しそうに笑っていた。

「はい、御心配無用で御座います。まだ戦いは始まってもおりません」

 気付くのが早かったってのもあるのだが、本格的に戦が始まる前にお二人は戻って来て下さったのである。

「ホント? 良かったぁ、そんじゃボクもガンバルよ」

 恐ろしい笑みとは違い、明智殿は優しそうな微笑みを浮かべてくれる。

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