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ぞ~りョ~。
いつものバス停にて――
「伝説が――伝説がっ!?」
月夜がグルメ系アプリを見ながら、そんな声を洩らしていた。
「伝説のすた丼屋が『肉五〇パ~セント増量祭』っ!?」
そんな記事を読んでいた。
「伝説のすた丼屋は六月八日から七月十七日まで間、期間限定で『肉五〇パ~セント増量祭』を開催するっ! 並サイズ以上が対象――むしろ、伝説のすた丼屋きて並かそれ以下頼むなんってありえないないわよ」
そんな事を言いながら、続きを読み進める。
「伝説のすた丼屋ではお肉の一、五倍増量にはプラス二九〇円かかる……高いのよね~……仕方ない事だケド……あんまり下げすぎちゃうと店員さんのお給料も上がらないし……」
「それが今回のイベントでは0円になるっ!? 神イベよね~……二九〇円がいりませんっ! って事だもね~」
「もう、ずっとそれでやっちゃえばいいのに~」
隣でそんな事をいうイブキ。
「それだと結局、働いている人にしわ寄せがいくからダメなのよっ! 少々高くても行って応援、食べて応援がいいのよ」
「そっかなぁ~?」
「増量が無料なら期間中は全員が漏れなく増量するわよね~」
「たべきれないヒトはしないんじゃない?」
そんな事をいうイブキだった。




