第3話 トラブルは舞い降りた
女性に聞いちゃダメなことは、たくさんあります
平和だった逆さ虹の森に、ある日、大事件が起こりました
「こちらレッド。森の上空に異常あり。雷雲が落ちてきます!」
「「「「「な、なんだってー!?」」」」」
森に雷が落ちたことはあります
でも、雷雲が落ちたことなんてありません
これは大変です!
「こちらレッド。雷雲はドングリ池に落ちました」
「みんな、直ちにドングリ池に急行してくれ」
「「「「了解!」」」」
隊員たちは変身して、ドングリ池に集まりました
「ああっ! ドングリ池が…」
雷雲から電気が流れたのでしょう
池の住人は感電してしまいました
ドジョウのお爺さんも、出番がなかった斧の女神さまも、魚たちも、とにかくみんなです
みんな、池にぷかぷか浮かんでいます
ドジョウのひげに、カールがかかってます
女神さまは、カーリーヘアーになってます
ドングリ池のすぐ上には、雷雲が浮かんでいます
そして、雷雲の上には、小さな雷様が立っていました
頭に角が生えてて、ちょっと大きめの虎縞のパンツをはいた男の子です
「俺様は雷神サンダータイガーだ。この森は今日から俺様のものだ」
強そうなセリフですが、今にも泣きだしそうな声です
それに、雷様が森を支配するのもおかしな話です
なにか、事情がありそうですね
そんなことなどお構いなしに、RRFが応えます
「そうはさせないぞ、悪党め!」
「俺たちRRFがいる限り!」
「この世に悪は栄えない!」
「森の平和は私たちが守る!」
「正義の力、見せてやるぜ!」
爆発とカラースモークはありませんが、決めポーズはバッチリです
「うわーん。ごめんなさいー!」
あらあら、雷様は、泣き出してしまいました
キツネピンクがなだめます
「はい、坊や、泣かないの」
「グスン、うん、ヒック」
「どうしてこの森が自分のものだなんて言ったの? お姉さんに話してみて」
「グスッ、お姉さん、いくつ?」
「さ…3歳よ」
「なんだよ、子どもじゃないか」
「な、何を言っているのかしら? に、人間だと30代半ばなのよ」
「やっぱり子どもじゃん。僕、こう見えて100年生きてるんだけど?」
さすがは雷様ですね
今の見た目は4歳児ぐらいですから、2000年は生きていそう
ものすごく長生きです
キツネピンクは、ものすごく落ち込んでいます
雷様が年上だったからでしょうか?
それとも、30代半ばの自分をお姉さんと言ってしまったからでしょうか?
……そっとしておいてあげましょう
私も他人事ではありませんから
とにかく、キツネピンクのおかげで雷様は泣き止みました
3000文字で終われませんでした…




