34/63
簡単に死ねないのに死ぬ時は一瞬
あぁ〜…
妻の親父さんが
新聞屋さんで朝方
道路のど真ん中に止まってる車の中で
見つかった時にはもう助からなくて…
葬儀には迷ったけど
認知してもらってたし
出ることにした俺
粛々と静かに進行していく
葬儀上で
嫁と嫁の姉の番になった
今でも鮮明にぼえてる
嫁が…
嫁が花を…
棺に…
入れる時に…
ぼそっと
なんで?って言ったの
掠れた声でそう聞こえたの
その後棺に
すがりつくように泣き崩れて
泣いてる嫁を後ろから見て
死にたい俺がこんなに死ねないのに
(生きていて欲しい人ほど)
人ってこんなに簡単に死ねるんだ…って
思った
て言うお話なんだけど…
言うつもりなかったんだけど…
もう限界ですみませんでした…




