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Ep.8 『危機』

 


グレートフォースの4人は尚もジャニンの攻撃を受け続けていた。


「こ、こうなったら、良いアイデアがあるんですが」


サンファイタービーチが3人に言った。


「良いアイデア?」


ハレルが訊き返した。


「そっす。順番に攻撃するんですよ。そうすれば全員分け隔てなく戦うことになって公平じゃないっすか?」


サンファイタービーチのこの言葉に、ハレルは「なるほど!」と手を叩いて感心したが、すぐに「でも、そうなると誰から攻撃するかを決めなきゃいけませんね」と厄介な事実に気が付いた。



「あ、そうか……」


サンファイタービーチもそのことにようやく気付き、肩を落とした。



そして再びジャニンの攻撃が襲ってきた。





本部の静子は完全に呆れ果てていた。


冗談でしょ?


出てくる言葉はこれだけだった。


本当に、昔のヒーローのようにもっと荒々しく、積極的になってくれれば。


そもそも、このままではカナラズの財産とも言える4人のヒーローは全滅してしまう。


静子は意を決してパソコンの前に座り、カタカタとキーボードを叩き始めた。



「なにをしてるんだ?」


竹山が覗き込んできた事にも気が付かずに、静子はひたすら作業を続けた。



静子はパソコンを使い、世界のあらゆる衛星を使い、煉獄谷のゴッズのアジトの中への通信を試みようとしているのである。



静子は全神経を集中させて作業を続けた。そしてついに、ゴッズアジトのキャメラ君との通信を取り付けることに成功した。


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