伝え方
難しい
カオリンから突然依頼を受けた舞莉子。
フィギュアスケートとはそもそもどういう競技で、どんなジャンプやスピン、ステップがあるのかは初心者にはマスト。これからフィギュアスケートを始めようと考えている子やテレビや現地で観戦をしてくれる玄人にはどういったジャンプを跳ぶと基礎点がどれくらいになるか入れた方がいいかも。
6種類のジャンプは入れる。
「右足で滑走しながら後ろ向きで入り、左足で氷を蹴って回転を加える。着地は右足。これがトーループジャンプ」
「フリップジャンプは後ろ向きで入ってから左足内側のエッジで踏み切り、右足のトウを突いて跳ぶジャンプ」
「ルッツジャンプは後ろ向きで入ってから左足外側のエッジで踏み切り、右足のトウを突いて跳ぶ。カーブと逆方向に回転するため難易度は高いジャンプになる」
「後ろ向きで入り、左足内側のエッジを使い、右足を振り上げて跳ぶ。軽やかな回転と流れるような着氷が特徴。これがサルコウジャンプと呼ばれて比較的易しいジャンプと呼ばれる」
「ループジャンプは右足外側のエッジを使って跳ぶジャンプ。後ろ向きで入り、足をクロスさせるような姿勢から右足1本の力で跳ぶ」
「唯一前向きに踏み切るジャンプで、半回転多く回るのが特徴。左足外側のエッジを使い、右足を大きく振り上げ、後ろ向きで着氷するのがアクセルジャンプ」
基礎点にもついて改めて調べた舞莉子。
「2回転アクセルで3・3→3回転トーループ4・2→3回転サルコウ4・3→3回転ループ→4・9→3回転フリップ5・3→3回転ルッツ5・9→3回転アクセル8・0→4回転トーループ9・5→4回転サルコウ9・7→4回転フリップ11・0→4回転ルッツ11・5→4回転アクセル12・5」
数字やジャンプの種類を羅列するだけだと玄人としては見てて楽しいかもしれないもののフィギュアスケートに詳しくない人からしたら興味が薄れると感じていた。
代名詞「舞莉子スワンステップ」を分かりやすく、自分の動画と白鳥が歩く姿の動画を比較をする事で分かりやすくなるのではないかと考えた。
あくまでもフィギュアスケートに詳しくない素人の人にも見てもらいたい。そう考えた時に自分だったらどういう説明をしてもらえたら前のめりに話を聞きたくなるだろうかと考えた。
トップ選手ともなれば原付が走るくらいのスピードになる。目が肥えた人ならば今のジャンプは何かを見分けられると思うが、じゃあそうでない人が分かるかどうかと言われれば正直難しいと感じる。
それぞれのジャンプにこの部分が内側を向いているとか外側を向いているからと動画を流しながら跳ぶその瞬間に止めて指して説明したらどうだろうかと考えた。
舞莉子としては来てくれた人全員が有意義な時間で来てよかったと思える様にしたいと常々考えているが、自分に与えられた持ち時間はどれだけなのか?それにもよって減らさなきゃいけないのか?思っている以上に使えるのかが変わってくる。




