たまには
息抜き
オリンピックが終わって少しゆっくりしようかなと考えていた舞莉子。全日制と違い毎日学校行かなくてもいいからフィギュアスケートに集中出来るのはありがたい。体育祭や学園祭にも参加出来たりするから思っていたより楽しい。
通っている通信制高校があくまでも任意参加だが、学校行事に参加出来て、クラスの垣根を越えて色々な人達と出会えるのが楽しいと感じる舞莉子やコトリン、結華ちゃんや伊吹君。
フィギュアスケートをやっている舞莉子やコトリン、結華ちゃんや伊吹君が全て参加出来るというわけではないもののタイミング合えば任意参加となっていて、出来る限り体育祭や学園祭に参加していた。
4月になって早いもので3年生になった舞莉子やコトリン、結華ちゃんに伊吹君。6月には修学旅行にも任意参加との事だが、シーズンが始まる前だから気分転換も兼ねて行きたいと感じていた舞莉子。
コトリンや結華ちゃん、伊吹君も行きたいと話していてどこに行こうかと話をしている。海外でもいいけど、グランプリシリーズやオリンピックに出場すれば否応でも行かざるを得ないから国内に行きたいと勝手に話を進める。
候補の国内は沖縄県、広島県、新潟県、北海道で海外はグアム、サイパン、台湾等が挙げられた。
なんかどこ行ってもオリンピック選手として見られる気がして、それはそれで嬉しいがゆっくり出来るかと言われたらそうでも無さそう。6月ならば北海道がいいかなと行先を決める。
修学旅行当日、舞莉子とコトリンそして結華ちゃんは制服で伊吹君は私服で来ていた。舞莉子を始めとする女子3人は私たちって女子校生だったねといつにもなく燥いでいた。
2泊3日で自分達で予定を組んで函館市や札幌市、小樽市等を巡って観光地や美味しい海鮮やラーメンを食べていた。フィギュアスケートを忘れて遊んで食べてとしたのはいつ以来?いや、始めてくらい。
結華ちゃんが話しかけた。
「せっかく北海道来たし、私たちが通っていた氷上のマドンナにも顔を出さない?喜ばれるかどうかは別として通っている子達の技量も気になるし」
舞莉子としてはぜんぜん構わないけど、そうコトリンや伊吹君の方を見るといいんじゃないかなと電車で行ける範囲で何店舗か行こうという流れになった。
電車で調べるコトリン。行けそうなのは札幌支店と小樽支店、長万部視点、函館支店くらいかな。
少し頑張れば旭川支店は行けるかも知れないけど、根室支店や釧路支店は時間がかかりすぎるから難しいし、他の所は車がないと厳しいし、高校生である私たちには事実上不可能だよ。
何店舗か周るとメダリストのコトリンや結華ちゃん、伊吹君だけでなくて、舞莉子にも声をかけてくれた。現地にいる子達の演技を見終わった後に写真を撮って帰って行った。
短い間だったが楽しい修学旅行となり、7月からは新シーズンで気合いを引き締めようと飛行機で帰って行った。




