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たとえ君がAndroidでも  作者: せいご
第一章 退屈な日々との別れ
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第6話 解放

「ちょ...この子...!」

私はその頭部を見て、戦慄する。何やら動線?のようなものがはみ出ているし、銀色の機械のようなものが入っていた...。

「この子、やっぱり HAなんだ...。それもプライベート用かな?」

ミナは呟く。

「HA...?ってなに?プライベート用...?」

「ユウみたいな、人間の姿そっくりなAIのことだよ。詳しいことは後で話す。」

HA?プライベート用?私はとりあえず、ユウと同じ類いのAIであると認識した。

「...おいで。一緒に来る?」

ミナが少女...ナナに、手を伸ばす。ナナは、少しだけ驚いたような表情をして、ゆっくりと頷いた。

「行く...。」

「え、連れて帰るの!?ユウに怒られちゃうんじゃ...やだなぁ...。」

私はつい言ってしまった。

「でも今なんとかしてあげないとこの子、もう充電が切れちゃいそうで...。」

ミナの表情が、深刻になる。

「また充電してあげればいいんじゃないの?」

「そうはいかないんだよね...HAは一度充電が切れると、もう二度と稼働することが出来なくなるの。だからこの子を今夜までに充電しないと、もう動けなくなる...実質死んじゃうみたいなものね...。」


ミナの説明を聞いて、納得した。先ほどの自分の発言を反省した。

「そういうことだったんだ...。」

私はナナに近づき、ミナと一緒に手を差し伸べる。

「行こ、私の家に。」

私とミナでナナの手を繋ぎ、建物の外へ向かう。ナナは、驚きを隠せないような表情をずっと浮かべていた。...目は、見えなかったが...。


「じゃあ、家に向かおっか。スリープボタンってどこについてる?」

ミナが優しい声で聞く。

「...ここ...。」

ナナが指さしたのは、彼女の股間

「...は?」

ミナの表情が笑顔のまま固まった...。

「スリープボタン...?って何?」

私が聞く。ミナは固まったまま、動かない。...どうしたのだろう...?

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