↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/15

第14話 魔力対戦

 受付についた俺たちは受付担当者に自分の名前を伝えた。


「八大家からの参加で、清水明夜です」

「同じく高槻蒼です」

「同じく大竹天華です」


 受付担当者がそれを聞き、一枚の和紙に俺たち三人の名前を記す。その瞬間、俺たち三人に魔力増加薬ソーマに蓄えられた召喚用の魔力が流れこんでいた。


「それでは参加者の魔力量の登録をしたいのですが、よろしいですか?」

「「「大丈夫です」」」


 受付担当者の言葉にそう返すと、受付担当者は微笑みながら、近くにあった測定器を指差しながら説明を開始した。


「こちらに用意された魔力測定器を使えば、従来とは違い、測った魔力量を数値化することが可能です。こちらで皆さんの魔力量と、連れて来た式神、そしてソーマから分配された魔力で召喚した式神の魔力量を測定させていただきます」


 そう受付担当者が言う。すると蒼と天華は詠唱を行い、ソーマから分配された魔力で式神の召喚を開始した。


 二人が詠唱を始めると、二人の目の前に魔法陣が出現し、二体の式神が現れた。


 先に口を開いたのは天華の召喚した男性の式神だった。


「我が名はイェシュア・クリストス。貴殿が我が主か?」


 それを聞いた受付担当者と俺たちは驚きを隠せずにいた。


 イェシュア・クリストス。それは世界で知らない人がいないほどの宗教の開祖。そう、イエス・キリスト本人の正式名だった。


 俺たちが驚いているのも束の間、蒼が召喚した女性の式神が口を開き、名を答えた。


「私の名はクレオパトラ。プトレマイオス朝最期の女王です。あなたの召喚に応じて参りました」


 一方で俺は二人とは別のことをしていた。


 俺はソーマから分配された魔力を転移術式として発動させ、黄泉の国第七階層から大禍津日神の肉体をこちらに転移させた。


 そして転移させた肉体に大禍津日神の分霊を宿らせた。


 その結果、大禍津日神を召喚した式神、橋姫を連れて来た式神として登録することが可能となった。


「それでは登録をします。式神の方と参加者はこちらの機器に手を当ててください」


 俺たちは受付担当者の言葉に従い、それぞれ手を当て、登録と魔力測定をした。


〈清水明夜チーム〉

清水明夜  :魔力量3000

橋姫    :魔力量2420

大禍津日神 :魔力量7260

〈高槻蒼チーム〉

高槻蒼   :魔力量995

白龍    :魔力量1200

クレオパトラ:魔力量2467

〈大竹天華チーム〉

大竹天華  :魔力量493

武王    :魔力量3684

イェシュア :魔力量3045


 その結果を見て俺は驚く。平均的な異能術師の魔力量は300くらいと聞いたことがあったが、大禍津日神はその二十倍以上の魔力量があったからだ。


 それから一時間。とうとう魔力対戦が幕を開ける。魔力対戦が開始しても、俺たち三人は式神含めた九人で行動していた。


 そんな時だった。俺たちの上空から声が聞こえた。


「異能術・十三枚の手札(カードプレイヤー)・遠距離カード・邪神殺しの矢(アポローン)」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。