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遅刻寸前で好きな人を助けたら死んだので、ギャル神様に猫耳幼女へ転生させられました。

この作品はユリという名の女子中学生が転生後幸せな生活をする為奮闘する話です!

ほのぼのコメディ系です。(多分……)

よかったら読んでくれると嬉しいです!

ジリジリジリジリジリジリ

目覚まし時計が鳴った。

(うるさいなぁ〜……)

私は枕で耳を塞いだ。綺麗な二度寝だ。

〜5分後〜

ジリジリジリジリジリジリ

(早く消えないかなぁ……)

少し手を伸ばせば届く距離だ。

なのに止めない……なんでかって?…………めんどくさい…ただそれだけだ。

………ドンドンドンドン…バンッ!

急にドアが勢いよく開いた。母だ。

「ユリ!いつまで寝れば気が済むの!?一階まで聞こえるんだから早く止めなさいよ!!どうせまた昨日夜更かししてたんでしょ!??だからいつも早く寝なさいって言ってるの!」

(また始まった……こんな朝から良くこんなデカい声出せるなぁ…)

私の母はよく怒る。一度怒り出すと止まらない。うん…………寝よう

「ちょっと!!聞いてるの!??」

「はいはい!!聞いてる聞いてる。わかったから!」

私は急いで起き上がって洗面台に向かった。

「ちょっと!?待ちなさい!!まだ話は……」

こうなると長いから急いで逃げることをお勧めする。本当に……

まだ霞んでいる目を無理矢理開こうとする……無理だ。目が重い…重すぎる。

私はキンキンの水で顔を洗う。

「冷たっっ!寒っ」

(真夏なのになんでこんな寒いんだ!)

私は心の中で文句を言いながらゆっくり自分の部屋に戻って時計を見る。

7時40分…………まだ夢を見てるみたいだ。目を擦ってもう一度ゆっくりと時計の方に目を向ける。

7時41分…………この時計時間がズレてるみたいだ。スマホを手に取って画面を見る。

7時46分…………何かがおかしい…

「あっ!!!5分前行動ができるように5分遅くしたんだった!!」

みなさん今普通は逆では?と思ったでしょう?

そうです!皆さんが合ってます!これは母が考えた案です。

〜昨日の夜〜

「ユリ!!」

(お母さんは一階にいるはずなのになんで2階まで聞こえるんだろう…)

私は母のドデカボイスについて色々考えながらめいいっぱい大きな声で返事した。

「はーーい!!!」

しかし返事はない。

「な〜〜に〜!!!」

まだ返事がない。私は防音室にいるわけではない。なぜか聞こえない。

しぶしぶ私は一階へ向かった。

「お母さんなに?」

テレビを見ていた母が振り返る。

「あぁ。時計5分遅くしたから。10分前に行動しないと5分前行動にならないからね!」

私の部屋にあったはずの時計がなぜか母の手にある。

私の母は魔法が使えるようになったらしい………ここは現実世界だ…ずっと部屋に居たのにどうやって取ったっていうの!?

「分かりにくいから嫌だ!!」

「こうでもしないとユリは早くから行動しないでしょ!!」

「うっっ……言い返せない……」

〜そして今〜

こうして私の時計は5分遅くなった。

「って言ってる場合じゃない!!!早く着替えなきゃ!」

私は学校が8時に始まる。家から学校まで片道歩いて15分。

そして今は7時50分。

うん……遅刻確定だ。

少女漫画ならここでパンを咥えて走って、曲がり角でイケメンとぶつかるんだろうな。

……まあ、私には絶対ないけど。

私は短い髪に、美形、高身長、足が早いというイケメン要素を兼ね備えた女子である。

そんなことを考えながら私は急いで制服に着替え家を出る。

「行ってきまーす!」

全速力で走りながら道を曲がる。

バスがかなり早いスピードで走ってくる。

(あっ!ひろきくん!)

私が好きな男子高校生である。

しかしバスに気付いてない。ヘッドホンはきながらスマホを見ている。

私はとっさにひろきくんを歩道側へ突き飛ばした。

その瞬間、避けきれなかった私の体にバスがーー

ドンッッ!

衝撃音が鳴って私の視界は真っ白になった。

(死んだな。完全に。小説とかだと異世界転生するんだろうな。異世界転生するならどうせならマッチョなイケメンの神様に転生場所決めて欲しいなぁ)

「うわっ!眩しっっ!!えっ!?ピンク?」

(普通は王道白なんだと思うんだけど、ピンクだ。)

「え〜!ピンク可愛くない?」

女性の声が聞こえて振り返る。

そこにはいかにもギャルって感じのギャルがいた。

「ギャル!??」

「ヤホ〜ギャルでーす!」

(私がちょっとなってみたかった感じの同級生に似ている。)

「え〜マジ!?ウケるんだけど笑」

「待って!心の声聞こえるの!?」

「うん」

「いや。うんじゃなくて!」

(まさかの王道の白い髭が生えたおじいちゃんでもなく、マッチョイケメンでもなく、ギャル!??)

「そうだよ〜!」

「軽っっ!」

「てか〜どんなスキルで転生したい?」

「え!?それって決めていいの?」

「別にいいんじゃね?」

「やっぱり軽い!」

「じゃあ私決めちゃうから!」

「え?あっはい。お願いします…」

ギャルはタブレットみたいな端末をいじり始めた。

「オケ!出来た〜!うんと可愛くしといたから!」

「えっ!」

「いってら〜!」

目の前がどんどんピンクになっていく。

(これまでもピンクなんだ……いやそうじゃなくて!)

「えっ!ちょっと、待って〜」

もう手遅れだったようで目を開けたら青空だった。

「うわっ、ここどこ…?」

周りを見渡すと木しか見えない。森の中のようだ。

立ってみるとやけに歩きにくいし、視界が低い。

嫌な予感がする。

「あっ川だ。」

川を覗き込む。嫌な予感は的中していたようだ。

(うわっ!!やっぱり……子供だ。見た目からして4歳くらいだ。)

でも一番驚いているのはそこじゃない。

(耳が生えてる…尻尾も、見た目からして猫の獣人ぽい……しかも、めっちゃ可愛い!!!ギャル神様ありがとう!!!)

こうして私の異世界生活は始まった。






中学一年生のアンジュです!

この作品は兄が小説を書いてるのをみて

『いいなぁ。私も書きたい!』って思って書き始めました。

初めてなので変なとこがあったら(まぁ、初めてだしな!)って見逃してくれると幸いです。


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