表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
71/130

告白

短めです


フィルが寝ている部屋に向かうと、

そこではマリアやその他の光の魔法使いがフィルに光を施していた。


「少しだけ交代するから休んで。」


そう言うと、魔力の限界もあったのか、みんな頭を下げて退室していく。


マリアだけは心配そうにこちらを見たが、ティアがしっかりと頷いてみせると、安堵したように出て行った。


みんながいなくなった後にフィルの枕元に腰掛けたティアは、静かに話し始める。


「あのね…フィルのお父さんやチェルシーに会って、わたしフィルに関して何も知らないんだなって改めて気づいたんだ。これまでのことも、フィルと小さい頃会ってどんな話をしたとかも覚えていないし……ロードをお見舞いした夜の…キスの、意味も。」


ふぅ、と一息ついてきゅっと膝の上で拳を握り締める。


「いつも迷惑ばかりかけて嫌われてるかもしれないけど、それでも…少しだけ、貴方の心に近づくのを許して欲しい。…だから、行くね、フィル。」


そう告げたティアは光の呪文を紡いでゆっくりと体内で魔力を高めつつ、枕元に手をつき、フィルの唇にそっと、口付けた。



その数分後、ティアは王都を発った。


読んでくださりありがとうございます。


進みが遅い上にちょっとわかりづらくなってしまってすみません!


もうしばしお付き合い下さいませ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ