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朝、太陽、慌ただしい鼓動


「むぅ〜…」


差し込む太陽の光が心地よくて、ふにゃりと寝返りをうつ。



………はっ!?



私いつの間にか寝てた!?

しかも夢も見ずに爆睡!?



ガバッと身を起こして、

ちゃんとベッドに入ってることを確認する。

全然覚えてないんだけど、どうやって寝たっけ…えーと…まぁいいか。


まだ眠いし二度寝しちゃおうかな…


再びぽすっとフワフワ枕に顔をうずめて横を向くと。


微笑みをたたえてこちらを見つめるロードさんと目が合った。



「おはようございます。姫様」

「のぉぉぅ!?」


なんでベッドサイドにしゃがみこんでコッチ見てるんですか!!?


女とは思えない奇声を発しつつ

ずざざざぁっ!!と音がするくらいベッドの端まで飛びのいて、

飛びのきすぎてベッドから落下しそうになる。


「あわわわ!?」


バランスを取ろうと手を前に突き出すと、ベッドに乗り出したロードさんが正面から手首を掴み腰を抱きとめてくれた。


「あ、ありがとう、ございます…」

ほ…っ何とか落下は免れた。



…っていうかこの体勢がヤバいです!

ガッチリ腰を抱き寄せられているみたいになってる気がします!


「大丈夫ですか?」

艶やかで長い黒髪はさらさらしていて、太陽の光が当たったところは天使の輪となり柔らかく光を返している。

でも私を支える腕はたくましくて。


と、思わず見入ってしまったけどそれどころじゃなかった!


顔に熱が集まり、一気に目が覚める。


「すすすすみません!!」


「…もうそろそろ出発したいので、ご準備いただけますか?」

あぅあぅ言ってる私ににっこりと微笑み光線をくれるロードさん。


「は、はひっ!」


ぐはっ!笑顔がまぶしいっ!

微笑み殺人!!



………こんな感じで起こしてもらった私はどうやら寝すぎたらしい。


あわあわと身支度を整え、

待っていた皆さんに寝坊したことを土下座する勢いで謝り、逆に恐縮されたりしながら、

今日も元気に出発です!



読んでいただきありがとうございます。


予定になかったんですがせっかくなのでロードとの絡みも入れてみました。

ティアがちょっと馬鹿っぽいです(笑)

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