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早速ちょっぴり引きました

たくさんのブックマークありがとうございます!

50件くらいだと思ってたらすでに超えてた…


嬉しいです。読みやすく読み応えがあるものを書けるようにがんばります。

その後、いつの間にか部屋を出ていたオーウェン宰相も交えて今後のことを決めていった。


ひとまず、きちんと場を整え然るべきタイミングで姫の存在を公に出したほうがいい、という意見で一致。

この国では17歳で成人を迎えるが、ちょうど来月が私の誕生日で17歳になるので、そこで成人のお祝いとお披露目を同時にすることになった。



「それまでが一番危ない期間になるでしょうから、騎士から交代で護衛をつけるように。」


入り口付近で控えていたロードさん、フィリスさんにオーウェン宰相が声をかけると、ロードさんが軽くうなずく。

「承知いたしました。後ほど騎士団長にそのように申し伝えます。」


…一番危ない期間、というのは、刺客を差し向けられやすい、ということだろうか。


「あのぅ…非常に聞きづらいのですが。そもそも、私を狙っていた刺客ってどちらからのものだったのでしょうか?」


「…そうですね…その話はまた後日。とりあえず今日はお疲れでしょうから、もうお休みください。」


はぐらかされた…

これ以上聞いても何も教えてもらえない気がしたので、おやすみの挨拶をしてしぶしぶ引き下がった。



部屋までは、フィリスさん、ロードさんが一応人目につかない通路で送ってくれた。

人目につかない、つまりあまり誰も使わない通路にも壁には豪華な宝石やらお花やらが飾られている。

これ必要?

王宮って…


ちなみに私が今城にいることは先ほどあの部屋にいた5人しか知らないそうで、侍女も数日後からつくのでそれまで身の回りのことはご自身で、といわれたんだけど、え、今後、お世話してくれる人がつくの??


自分のことは自分でできるからかえって不便な気がするんだけど…


お風呂とかどうすればいいのかだけ聞いとこうかな…と思って部屋に入り驚愕。


え、広っ!?


ここ1人部屋ですよね!?

町だったら5人家族住めそうなくらい広いんですけど!?

ソファとか何人がけなの!?

ちなみにウチにはなかったよ!ベッドに腰掛ければいいんだから!!


ビックリして固まっている間に、寝室は扉の向こう、そちらはテラス、お風呂はこちら、と説明される。


えええ!??各部屋にお風呂ついてるの!?

ていうか隣の部屋いっぱいにあるドレスやアクセサリー類は誰のものですか!?高価そうなものばかりで怖くて触れないんですけど!



庶民感覚まるだしでひたすら目を真ん丸くしている私を見て、ロードさんはクスリと笑った。

「ここにあるものは全て姫様のものです。すぐに慣れますよ。」


いやぁこの贅沢に慣れるのもどうなんだろう…

王族って…


2人にもお休みの挨拶をして、とりあえず部屋を見渡してみる。


冷やすための魔法がかかった道具を開けてみると、

置いておけるスイーツや飲み物などが揃っていた。

…高級宿屋ですかここは。


後で請求とかこないよね?

おそるおそる飲み物を手に取り、ソファへ移動する。


ここ数日間で怒涛の展開だった。


1人でもなんとか何でも屋としてやっていけてたところに

いきなり2人の騎士がやってきて…また家族と呼べる人ができた。


不安と期待が入り混じったような変な気分。


何だか落ち着かなくて、テラスに出てみると、満月だった。

部屋が高い階にあるので周りを遮るものがなく、贅沢な景色をを独り占めしている。


「キレイ…」


ふと下を見るとテラスの下は小さな庭になっていた。

あそこならさっき説明された階段を降りていけばすぐだろう。

まだ騎士さん達の警護も始まってないし…人目につかなければちょっとくらいいいかな?



第2章的な感じです…

終着地点までどんどん話数が増えてビビッてます。

どうなるんだろう。

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