塾(1)
今回の「塾」は、長いので分けて投稿させて頂きます。
ご了承下さい。
18年前・・・
僕が小学3年生の秋ぐらいのときに、「塾」に行くことになった。
「そろばんの次は、塾かよ」と思った。
その通り、「そろばん」を辞めてからまだ1か月しか立ってなかった。
「あなたは、C中学校に受験させるから、明日から塾に行くよ。今回は、何があっても生かせるからね。」と。
「えー。行きたくないよ。」
「それでも行かせるからね。明日からは、学校終わったら、すぐ車で迎えに行くからね。」
と母は、少し本気で言っていた。
僕の家から塾までは、車で20分着くところで、学校から塾までは、30分もかかるところだった。
ー朝ー
いつもどうりに学校へ行く。
「勉強続きで塾に行くのか。今回は、逃げても無駄か。」
と思いつつ、授業を受ける。
ー放課後ー
「迎えに来るのか。」
学校から出ると母の姿が見えた。
渋々、母の車に乗る。
「さあ、行こうか。」
僕が、母の車に乗ってすぐシートベルト締めてふて寝した。
ー塾ー
塾に着いた。
ぼのぼの部屋だった。
「こんなとこが、塾なのか。」と思った。
「こんにちは。○○さんですか?」
「そうです。」
「私、Dです。ここの塾の塾長をしています。」
怖い顔した禿が挨拶をした。
「変なおっさんだな。」と思った。
「すぐに用意しますので少々お待ちください。」
ー数分後ー
「○○さん、こちらの教室に来てください。」
教室の中には、面談用にセットされた机があった。
「えー、○○さんは、どこの中学校を志望するつもりですか?」
「C中学校です。」
「C中学校ですか。あそこの受験は、難しいですよ。あと3年で合格するかわからないところですよ。」
「それでもいいんです。この子が合格するのであれば・・・」
「そうですか。わかりました。私たち、先生も頑張って教えますから。」
「この子には、厳しくお願いします。」
母とD先生の話が終わった。
「○○君、今日からよろしくね。一緒に頑張ろう!!」
D先生が言った。
「この子をよろしくお願いします。じゃ、塾が終わったら迎えに行くからね。」
母が言って家に帰って行った。
「さあ、始めようか。これから、半年は、個別指導だ。来年からは、集団授業になるからな。」
D先生は、僕に向かって言ったが、その顔は、鬼のようなものだった。
その後、塾での授業は、言うまでもない。
そして、母がこの事を知るまでに半年掛かった。
僕は、精神的のダメージが多く、今のような状態まで回復するまでに時間が掛かった。
今回も見てくれてありがとうございます。
文章が下手かもしれませんが、作者の未熟です。
努力して頑張っていきます。
もしよろしければ、感想文書いて頂くと有難いです。
成長の材料となります。
作者より