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東方堕幻天  作者: 東方堕幻天
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賢者との対面

 こんにちは、初めまして春雪です。


 この物語は 東方プロジェクト の二次創作です。

原作設定を基本としてますが、個人の解釈や改変されているキャラも多数存在するため、苦手な方は観覧を控えください。

 また、ほかの方の二次創作の影響を少なからず受けていますので、原作にはない設定も多いと思われます。

   それでもよろしい方は ゆっくりしていってね。

 ある森では、こちらにも裂け目のようなものが現れた。その直後例の男が出てきた。


 (ど、どこだここ!)

 僕は見知らぬ場所に出て混乱したが、すぐに落ち着きを取り戻し、今の状況を整理するのだった。


 ここは森だ。俺が移動した方法 次元の裂け目 は一度行った場所や、世界ID、座標を元にその場に

転移するオリジナル魔法だ。今回は、組織の命令でとある男を殺し、家に帰るところだったのにいったいどうして?

 (まあいいか。考えても無駄だ。とりあえず人間でも探すか)


 そう決めて、足元に身体強化、動体視力強化、風圧耐性の魔方陣を展開し、自身にかけた。

 ついでに、熱源探査、超音波反動式物理障害探査、魔力式障害物探査魔法を使用するのだった。

 

 身体強化は全身の筋力や体力を上げる。動体視力強化は動体視力を上げる。風圧耐性は、高速移動時の空気抵抗を削減したり、風属性の攻撃の威力を落とせる。


 熱源探査はサーモグラフィーのようなもで、ゲームのように視界の端に画面のように映る。他人には見えない。 超音波反動式物理障害探査は、イルカのエコーロケーションの地上版だ。本来地上では音の伝達が水中より遅いが、魔法による特殊な音波で、速度が速い。こちらも視界の端にマップのように見える。 魔力式障害物探査は魔法の障壁や結界なんかを見抜ける。結界は実体があり、先述の超音波反動式でも発見できるが、一部魔法は不可能だ。


 そんなわけで森の中を走っていた。体力が減りにくくなるスキルのおかげで10分くらい走っているが、息は上がってない。

 

 そんな中、魔力式障害探査が空間の歪みもしくは亀裂を自身の数十メートル先に認識し、警戒態勢とともにナイフを構え、速度を落とした。

 

 そして、その亀裂から、一人の女性が出てきた。魔力とは違ったオーラを放っていることから、人間ではなさそうだ。昔見た妖怪に似ているが、この世界の妖怪は少し違うようだ。

 その女性はかなり長い金髪に、大きな赤いリボン?がついた帽子をかぶっている。


 (あなた、人里の人間ではないようだけど、博麗大結界を壊して入ってくるなんて宣戦布告かしら?)

 かなりお怒りのようだが、いまいち状況がわからない。人里はなんとなくわかるが博麗大結界?


 (何を言っているのかわかりません。博麗大結界って何ですか?僕は自分の魔法で帰ろうとしたらなぜか森の中にいただけです)


 (なるほど。外来人だと 帰るときに使った魔法はテレポートかしら?)


 テレポート 基本的には移動魔法だが、一度行ったことのある場所にしか行けない。物は自分が持っているもののみが移動可能。

裂け目は物の移動や世界同士での行き来、行ったことないところにも世界IDと座標さえ分かっていれば移動可能。


 (いえ、オリジナルの魔法です。原理は魔法に触れたものを一度魔力に変換し、指定した場所にある

第二の出入り口に飛ばし、再度元の物体に変換することで移動します。テレポートは空間をつなぐ魔法のはずです)


 (確かにテレーポートは空間同士をつなぐ魔法だけど、なぜ家ではなくここ 幻想郷 の森の中にいるの?)


 (幻想郷? まあいいでしょう。 なぜここにいるかはわかりませんが、多分不具合でしょう。以前も予定と数メートルずれてたことはありますから。 博麗大結界は裂け目が送った魔力によって穴が開いたのでわ?あと、ちなみに座標は同じだったので今回は世界IDがおかしくなったのでしょう)


 (なるほど、わかったわ。不本意だけど、あなたを幻想郷にいることを許可するわ。ただ、完全に信じたわけじゃないから、いずれ地霊殿に行ってもらうわよ)

 どこか呆れたようだが、一応許可がもらえた。 許可を出すってことはこの世界では上の存在なのだろうか?ナイフをしまいながら訪ねてみる。


 (地霊殿? 許可するってあなたは何者なんですか?)

 

 (地霊殿の説明は今はできないわ。 そして私は八雲 紫 ここ幻想郷の賢者よ。 博麗大結界の管理者でもあるわ)


 (わかりました。 僕は柊 陽張『ひいらぎ ひばり』 堕天使で、魔法を得意とする剣士です 剣は裂け目にしまってますが)

 裂け目の中に魔力としてとどめておくことで収納用の魔法にもなり、もう一つの出入り口を魔法で作った異空間につなげることで、倉庫にもなる。


 八雲 紫 『やくも ゆかり』

 幻想郷の博麗大結界を作ったひとりであり、スキマ妖怪と呼ばれている。

 自身の能力 境界を操る程度の能力にてスキマと呼ばれる異空間との出入り口を作れる。最初にでてきた空間の亀裂はスキマであり、中には異空間が広がっている。博麗大結界の内側である幻想郷と外側の外の世界を行き来できる。

 胡散臭い性格と言われる。頭が人間の比ではないほどよく、その上なにを考えているかもわからず、スキマにより神出鬼没であることからそう呼ばれるらしい。基本は温厚だが、自分たちが作った幻想郷に害をなす存在には容赦がない。


 (そう。あなたについてはこのまま放置でいいかしら?それとも人里に連れて行ったほうがいいかしら? 人里の人間は知らない人を見ると妖怪と間違えて警戒するのよね)

 困った様子でそう聞いてくる。

 

 (僕は大丈夫ですよ。適当にさまよってみます)

 正直俺は一人のほうが性に合ってる

 (そう。もし戦いになったらスペルカードルールでね)

 

 (スペルカードルール?)

 初めて聞くルールだ。

 (種族の差をなくすための喧嘩のルールよ。幻想郷ではこれ以外の方法での

戦いは禁止されているの)

 

 (わかりました。)


(最後に忠告だけど、幻想郷内で危害を加えるようなら殺すからね。 妖怪に食べられないようにね。)

 急に凄い殺気になって殺すと明言されてしまった。


 正直この妖怪くらいなら数秒で倒せてしまうが、メリットも何もないからおとなしく従っておくか。

それにあの能力は僕の目的に役立ちそうだ。

 (もう少し待っててくれよ) 

 そう空に向かって言ったあとまた走り始めるのだった。

 今回は賢者こと紫さんと会いました。

 今回は春雪ではなくひばりが主人公です。詳しい設定につきましては二人と一本の武勇伝の番外編をご覧ください。ただ、東方堕幻天とは多少異なります。能力などについてはいずれ番外編で出します。

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