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冬馬君の夏休み  作者: だかずお
6/50

キャンプ前夜の夜

朝目を覚ますと二人はまだ寝ている。

どうやらまだ朝早いらしい、時計をみるとまだ早朝5時。

冬馬君は二人が気持ちよさそうに眠るのをみて、すぐ目をつむりまた眠りについた。

明日はキャンプに行くんだと考えたら気分は更にワクワクしてくる。

しかも、夏休みは始まったばかり最高の時である

ミーン ミン ミン ミーン

外では朝からセミが元気に鳴いている

騒がしくもあるけれど夏のセミの鳴き声は大好きであった。

ああ今年も夏が来たんだな、セミの合唱は冬馬君をそんな気分にさせる。


冬馬君にとって夏は最も好きな季節であった。 もしかしたら休みが一番長い季節だからかもしれない

でも、それ以上に夏の雰囲気が好きだった

海水浴や祭りに花火大会 。どれも冬馬君をワクワクさせるのに充分すぎる程の賑わいとなる。


三人共9時にはみんな目を覚まし、今は布団の上で寝ながらキャンプのしおりをつくって遊んでいる。


冬馬「持ち物で必要なの何かな?」


大喜「うーん 海水パンツ」


明日行くキャンプ場は去年も冬馬君と大喜は行った事があって、目の前には川があるのだった、テントを張ってそこで一泊過ごすのである。

みんなはしおりに海水パンツと書いた。

慎司が「夜テントの中でやるトランプとかどう?」

「良いね」

みんなはどんどん盛り上がっていった。

この旅に行く前の支度してる時はなんとも気分をワクワクさせてくれる、この時が冬馬君はとても大好きだ。

しおりが出来上がる頃にはお昼近くになっていた

みんなで下の階に行き朝食を終えた後。

慎司は家の人に報告も兼ねて着替えや、みんなで作ったしおりに書いたもの水着などをとりに一回家に帰っていった。


大喜は冬馬君の家に荷物は大体あったので家には帰らず残っている。

明日雨降らない様にテルテル坊主でもつくって遊ぼう二人は終始テルテル坊主づくりに没頭していた。


夜、七時過ぎに慎司が戻ってくる。遠慮してか夕飯はうちで食べてきたみたい。

隆は枝豆をつまみにビールで一杯やっている。

大人が毎回美味しそうに飲んでるビールが気になり以前一口だけと言って冬馬君は貰って飲んだ。

あんな不味いもの大人はどうして飲むんだろうと冬馬君は思ったのを今でも覚えている。

隆に何故かときくと「味が好きな人ももちろんだけど中には酔いたいから飲んだりその雰囲気が好きで飲む人もいるんじゃない」と笑っていた。

「明日は、朝はやいからみんな今日は早く寝なきゃ駄目だよ」と正子

子供達は九時には布団に入る。明日は6時に出発する感じでいるらしい。


子供達はもちろんみんなでのキャンプが嬉しく、なかなか寝つけない。

最初は静かに布団の中で話していたがついつい盛り上がってくると次第に声が大きくなってしまった。

「いい加減に寝なさい」

下から正子に怒られた。

「やばい」三人は怒られても、まだ小声でしゃべっていたのだが。

だんだんと子供達は夢の世界に入っていった。

窓には明日の晴れを祈るテルテル坊主が風に揺られ気持ちよさそうに踊っていた。


明日のキャンプ嬉しくてなかなか寝付けない冬馬君であった。


どんな1日になるんだろう、期待で胸が踊る夏の夜



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