旧世界の武術
唯は目をキラキラさせて京夏に聞いた。
京夏「そうだな~。短剣ということは多少は格闘術が使えないとな。唯はできるか?」
唯「全然。」
と言って唯は頭を横に振った。
京夏「まずは接近戦の戦い方について修行していくか。」
唯「うんっ」
京夏「唯は小さいからな~」
唯「もぅ、気にしてるんだから!」
京夏「合気道がいいんじゃないか?」
唯「アイキドー?何それ?」
京夏「無駄な力を使わずに、効率良く相手を制するもので、“相手の力と争わず”に相手の攻撃を無力化し、年齢や性別・体格体力に関係なく相手を制することが可能な旧世界の武術なんだよ。」
唯「旧世界の人も戦ってたんだね。」
京夏「戦うと言うよりかは身を守る術なんだけどな。」
唯「その合気道?を教えてくれるの?」
京夏「あぁ。そして、同時に心眼の修行もするからな。」
唯「二つも?」
京夏「 二つの習得すれば強くなるから。心眼の“全方位見える”っていう効果を使えばより、合気道が強くなるんじゃないか?」
唯「そっか~分かった!唯も頑張ろ~っと!」
京夏「まずは合気道を知ることから。クリエイト“合気道説明書”。これを読んで。」
唯「は~い。」




