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リーングラードの学び舎より  作者: いえこけい
第一章
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負傷中のオシオキはどうしたのだろうか?

 生徒たちにイルミンシア・プリムを使って見せた日から一ヶ月が経ちました。


 全治二ヶ月と言われた右腕の負傷もリィティカ先生の愛のお薬で一ヶ月後には生徒を殴っても大丈夫なくらいにまで回復しました。

 理屈的には骨の再生を補助する成分と新陳代謝を活発化させるもの? だと説明を受けましたがそんなものは重要ではありません。


 リィティカ先生が作ったものなら毒薬でも回復できる自信があります。余裕です。


 さて、この一ヶ月の怒涛の展開を考えれば、穏やかな日々だったと思います。

 とはいえ、騒動の起こらない日の方が少なかったのですが。最小限の被害でなんとかなってきました。


 もう合同制も突破し、専門制に入ったことで自分もヨシュアンクラスだけを見なくなったというのもあるのでしょうね。

 それでも何かあったら謝りに行くのが日課になってしまいました。


 これじゃ、バカ王を回収しにいく毎日と同じじゃないか。

 どうしてこうなるんだろうか。不思議です。

 それが運命というのなら、どうやら自分は神と決着をつけなければならないでしょう。


 そういえば、ついに二ヶ月と一度目の折り返し地点に差し掛かってきた。

 四ヶ月に一回の貴族院のテスト。その第一回目も近づいてきています。


 そろそろ何かしでかしそうな予感もありますが……、何も起こっていないのでどうしようもない。やっぱりここは着々と生徒たちの実力アップを図りますか。

 この一ヶ月であの子たちも面白い部分がパワーアップしたことです……、せめて順調に成績を伸ばしていったと言いたいです。


 あとは……、イルミンシア・プリムを使ったすぐ後の話で細々としたことがありました。


 まぁ色々と言われましたよ。


 リィティカ先生には「術式ってあんなこともできるんですねぇ」と、あの時の光景を思い出していたのか艷やかなうっとり顔でした。隣に居てたら良かったと後悔しました。


 アレフレットは「なんだあの術式は!」と術式公開を迫ってきましたが、殴り蹴飛ばして、一つだけヒントをあげると妙に青ざめてました。そんなにボディが効いたのだろうか?


 シャルティア先生は特に何も言わなかったが、時折、夜の酒に付き合えと言ってくる。

 アレを使えと言う遠回しな催促なのでしょうが、やりませんよ?


 ヘグマントとピットラット先生もあえて触れないようにしていたようだ。ただ、生徒との話がどうなったのかは気になったようで、事の次第を話すとヘグマントは「良かったじゃないか!」と右肩を叩かれ悶絶しました。その当時、そこはまだ完治してません。

 ピットラット先生は穏やかに微笑まれてらっしゃいました。


 学園長に至っては自分の進退問題もなくなったし、いつもより微笑みが上機嫌ではあった。自分の実力の一端を理解したとも言われたので、ちょっとゾッとしましたが。


 生徒たちの間……、ヨシュアンクラス以外のクラスではあの日、イルミンシア・プリムを偶然、目撃してしまった子たちの間で「リーングラードの怪異」として語られていました。

 妙な逸話まで尾ひれについていた時は少し、呆れましたね。

 そのうち、伝説になっちゃうんでしょうか。わかりません、わかりたくないです。


「さて。今日の報告会ですが……、前のキャラバンを覚えていますね。アレの監査も終わったようですので皆さんにも配ろうと思います。最初に配るものは貴方たちへのものです」


 今日の報告会は何故か会議室でした。

 そんな中、学園長がなんとなくウキウキしたかのような雰囲気と共に言いました。

 教師たちが顔を見合わせる。

 一体、なんだったっけ? そんな顔だ。自分もです。


「……あぁ、そういえば一度目のキャラバンから一ヶ月か」


 シャルティア先生のその言葉で思い出しました。

 制服です。シャルティア先生が予算を計上し、自分の知り合いがデザイン、そして自分が制服に付ける術式具の設計図を作って送り、ようやく完成したものだ。


 二度目のキャラバン、やけに荷物が多かったのは制服が入っていたのだろう。

 生徒一人一人となると100着近い服が届けられることになる。

 まぁ、それなりの量ですね。


「しかし、何かを送ってもらうにしても後一ヶ月くらい足りないと思いますが」


 何せ往復二ヶ月の旅だ。

 普通に考えれば制作期間を加え、もっと時間がかかってもおかしくない。


「商人のロランが乗り気だったのを覚えているな。おそらく途中で早馬に変えたのだろう。費用があっち持ちなら私はそれで良いさ。ただ、それでも制作期間を計算して……、十日ほどか? ずいぶん頑張ったものだな」


 頑張りすぎでしょう。

 いや、あいつのことだから受注した瞬間、一日でデザイン、二日目に仮仕上げ、三日目には量産体制に入ってそうだ。テンションあがると徹夜すら仕事の糧にするタイプだからなぁ。


 しかし、制服はあくまで生徒たちだけのもの。

 自分たちに配るものには心当たりがない。


 ないが、推測できそうだ。


 徹夜ハイになったヤツは受注分を超えたものすら作りかねない。


「ではそれぞれ、開けてみてください」


 テーレさんが一人一人の前に薄い木製の箱を置いていく。

 厚さは辞書くらいだろうか。面の広さは教科書より二周りも大きい。


 かぶせ箱や身蓋箱とも呼ばれる構造をしている。


 開けてくださいと言っているのだから、開けてみよう。

 さすがに罠とかは仕掛けていないでしょうし。


「……ほう!」


 すでに開けてしまったシャルティア先生が感嘆の声をあげる。

 負けた気分になってしまったが、続いて自分も開けてみる。


「え?」


 自分は疑問の声をあげてしまった。


 だって、中に入っていたのは服だったからだ。

 黒を基調にし、青い糸で縫合され、併せたのだろう上下のスーツ? 同じ布を使っているようで肌触りは同じだ。軍服っぽくデザインされたせいか肩の部分にはストラップがついています。俗に『負傷した時に掴んで運ぶアレ』です。

 それにもう一着、ローブがついていました。これも同じデザインだ。


 もしかしても、もしかしなくても、これは教員用の制服ですか?


 いや、ローブは一ヶ月前にメルサラにやられたおかげで使い物にならなくなったのでちょうどいいと言えば良いのですが。


「是非、今から着てみてください」


 この老婆、ノリノリである。

 仕方ないので空き教室の一室を借りて男女別で着替えることに。


 そして、再び会議室に戻ってくると着替えた男性陣の姿がありました。

 まだ女性陣は到着していないようです。


「うむ。これはいいな!」


 腕や肩回りを整えていたヘグマントは絶賛する。

 ヘグマントやアレフレットも自分と同じ服だと思っていたが、ところどころが違う。


 例えばヘグマントには大剣を差し込めるアタッチメントが腰にあるし、アレフレットは肩の部分にペンや教鞭を差しこむのだろう細いポケットがついています。腰についている十字型の革ベルトはブックホルダーだろう。


 しかし、それぞれに違うと言っても共通する部分は多い。

 右腕の裾には術式干渉用の術式具、ネームプレートのバッチ、他にもベルトの上に付けられた『生徒を識別するための発見術式具』までちゃんと組みこんである。

 さぞお金がかかったろう。しかし、シャルティア先生のことだからオーダーメイドよりも安く仕上がっているに違いない。

 戦慄が背筋を這う気分です。


 逆に一番の違いは縫合の糸だろう。


 自分が青なのに対して、ヘグマントは黄色、アレフレットは赤色、ピットラット先生は緑色だ。

 ところどころの装飾も同じ色が使われているところを見ると、六源色に対応した色でなおかつ制服の導入の際に提案した『クラス間の識別』も意識しているのだろう。


 残りの色は……、黒と白。

 これはリィティカ先生とシャルティア先生だろう。


「しかし、こうした服を着ると……、執事の心構えに戻りますな」


 ピットラット先生に至っては軍服と執事服を併せたような形だった。自分たちの上着よりも執事服に近い形状で、腰あたりの裾が膝裏まで三角状に伸びている。

 うわ、似合うなぁ……。背が伸びたように見える。


「何故、お前だけローブがあるんだ」

「ボーナスじゃないですか?」


 不満そうなアレフレットの追求を軽く避わしてみる。


 ローブの外側はともかく、内側は色々と忍びこませるようにと内ポケットやナイフホルダーなどなど、さすが自分のことをよく知っているだけあって戦闘を前提にした作りに仕上げている。


 それ以外だと腰につけられたヘグマントの服と同じ構造のソードホルダー……、絶対、これ、愚剣着用を想定してるな、あんにゃろう。あの猫目のデザイナーとは長い付き合いだが、そこまで想定してくれなくてもいいんですよ本当に。


 イヤな予感しかしないでしょうが。


「しかし、動いていると暑くなってくるな。上は脱いでおいていいか」


 と、さっそくヘグマントは上着を脱いで、白シャツになりました。

 その白シャツが何日保つか見物です。


 絶対、下はそのままでランニング系のインナー一枚になるに決まっている。

 理由は体育で動き回るとかなんとか。目に浮かぶようです。


「冬前になれば生地を厚くしたものを用意しますので、秋までその服で頑張ってくださいね」


 学園長のサプライズはまだまだ続くようです。


 もう一着、届くのか。

 いや、おそらくコレは着替えさせるだけのものでもう何着か同じものをすでに社宅に送られている可能性がある。

 春夏用3着、秋冬用3着ってところでしょう。

 ローテーションして使えってことです。


 だが、これらはまだ序章です。


 ドアが開いて現れたのは女性陣。

 まずはシャルティア先生だ。


「見ろ。凛々しさと美しさが備わり私は完成した。今日から私をシャルティア神と呼び崇めるといい」

「シャルティア神」

「本当に呼ぶヤツがいるか! やるならもっと頬を紅潮させてだな、涙目で跪きつつ」

「ヘグマント先生、カモン」

「肉フェチは私の嗜好ではないぞ。大体、想像してみろ。殺意しか沸かん」


 何故か怒られました。


 とはいえ、神、と呼んでいいレベルで似合っています。社交辞令ですが。

 美人秘書が新たな翼を見つけて、美人教師にレベルアップしたようです。


 大きく開いた襟首の下から飛び出したYシャツ、白ということはシルク? まぁ上等そうな布地です。本来ならばリボンがついているだろうというのに、あえてノーリボンで胸元を開けている。

 後は通常そのままで、上着とマーメイドスカートという組み合わせは何故だろうか、色気があります。


 布地は赤……、そして縫合色は黒、おそらく黒地では目立たないから基本色を赤にしたのだろう。なんだろ、ものすごくドSっぽい。

 ただ、品のない赤とは違って、妙な高級感がある。

 高嶺の花、そういう言葉が似合いそうです。


「この服は私の趣向そのものだが、毎日これだと飽きるな」


 シャルティア先生の趣味に首を傾げざるをえなかった。


 そして、腰をくねらせて手を添えたモデルポーズのままですよ。

 こいつはどこに向けてアピールしているのか謎です。

 

「そうですね。識別器具さえあれば自由で良いと思っています。ただ式典や何かしらの訪問の際は着用することにしましょうか」


 学園長の鶴の一言により、どうやらこの制服は儀典用になりそうです。

 まぁ、自分もずっとこの服は飽きますしね。

 ローブだけはありがたく使わせてもらいましょう。


 そして、いよいよだ。

 いよいよ自称・神程度では足元にも及ばない女神が登場される。


 最後に登場された女神リィティカ先生は、光を放っていました。

 他の誰に見えなくても自分には見えます。ていうか後光のせいで見えません。えぇい! 邪魔だ!


 真剣な目で光の向こうを見定めるとそこは楽園でした。


 一見、それはメイド服のような形状だった。

 しかし、よくあるワンピースのものでも、作業着としてのものではなく、かと言って性的アピールの強いフレンチメイドタイプでもない。


 Yシャツも肩がふんわり広がった貴婦人の着るもので、ティアードスカートとの二部構成。教師というより、湖畔に住まうやんごとなき麗しの貴婦人みたいな雰囲気を纏わせたお美しいお姿だ。

 貴婦人とか貴婦人じゃないとかではありません。貴婦神です。


 ただの貴婦人と呼ぶには肩を大きく開けていないところを見ると、やはり教師としての本領を忘れないようにとの配慮なのだろう。シャルティア先生のようなエロスは必要ないのです。リィティカ先生は脱いでも脱がなくてもエロスを超越した愛、アガペーで構成されていますから。


 他にも二の腕部分に袖をたくしあげるためのストラップがついていたり、おそらく上着のアタッチメントとして腰につけているのだろう、ティアードスカートを前面以外を覆うコートの裾みたいな布地が妙にファッショナブルです。


 さらにワンポイントの柔らかな花をあしらったチョーカー。


 錬成師としての蠱惑さ、教師としての博愛さ、貴婦人のような尊さ、それらを兼ね備えた女性を自分は表現しきれない。語彙の少ない自分を恨んでもいい! 偶像崇拝禁止を訴えた神の使いの気持ちが今、自分にはよくわかる!


 パーフェクトです。リィティカ先生。


 全体的な基調は青。これは……、シャルティア先生の対になるように作ったのだろうか? 清々しい青……、自分の号が【輝く青銅】なので運命を感じざるをえません。

 縫合色はやっぱり白。

 清楚を具現化したようなリィティカ先生のお姿に生きるのが辛くなってきました。呼吸も乱れています。


「なんだか恥ずかしいですねぇ」


 困ったようなお顔にほんのり恥ずかしがる赤みの頬は、自分は胸を術式で直撃されたような衝撃すら感じます。


 今すぐ拉致って屋上で告白したいです。いや、もうしよう。すぐしよう。さぁしよう!

 ハネムーンはどこがいいですか! 宇宙の果てまで連れていってあげますから!


「皆さん、よく似合っていますよ」


 出鼻をくじかれました。学園長の一言で、自分はエル・ドラドから引きずり戻されました。

 くそ、この老婆は自分に恨みでもあるのか。


「どうかしましたか? ヨシュアン先生」

「いいえ。何事もありません。何があろうと言うのでしょうか」


 拳はプルプルと震えています。ギリリと噛み締めた唇からは血が溢れています。

 そんな姿に全員、引いているような気がしなくもありませんが、気のせいでしょう。


 我慢です自分。まだまだ十ヶ月と先は長いのですから、今、我慢してもリィティカ先生は逃げません。というより 逃 が さ な い。


「では、今日はその服のまま授業に臨んでもらいましょう。それと各人、生徒たちの制服も忘れないように。数は五人五着ずつで二十五着……、多いですね。搬送用の台車も用意しておきますので授業前には教室に持っていくように。それでは皆さん、新たなる節目の一つを今日も張り切って参りましょう」


 それぞれが返事をして朝の報告会は終了した。


「学園長、すこし聞いておきたいことがあります」

「なんでしょう」


 皆、作業をしながらも自分の言葉を聞いているだろう。


「いえ、そんなに重要なことではないのですが、この制服もそうですが生徒たちの制服も個人での改造は許可がおりますか?」

「改造、ですか。用途にも寄りますが常識の範囲ならば構いません。あとは一着はちゃんと元のままにしておくように。儀典用でもありますからね」


 よし。許可は下りたようだ。


「何を改造するつもりだ」


 シャルティア先生が訊ねてくる。

 まぁ、その疑問はもっともです。


「術式具を固定するホルダーや自分なりの微調整の件が一つ。あと知っていると思いますがウチの生徒……、ヨシュアンクラスの生徒は皆、灰汁が強いので」


 あー、と全員が納得する声をあげる。

 だろうね。現に専門制に移行したことによってヨシュアンクラスの問題児っぷりに苦労させてられている方もいるでしょう。


「あの子たちなら、絶対に自分なりのカスタマイズをしてくるでしょう。その前に許可をとっておきたかっただけです」


 特にフリルと不良のタッグが。


「苦労しますなヨシュアン先生」

「……どうってことありませんよ、えぇ」


 ピットラット先生の苦笑じみた同情が心に痛かったです。


「あー、それと最後に。見つかりましたか?」


 この質問には学園長もゆっくり首を振るだけだった。


 一ヶ月前、学園長に身柄を預けたメルサラ・ヴァリルフーガのことです。


 あの日。生徒たちを寮に送り届けた自分は一人、学び舎に戻りました。

 学園長室に入った自分が見たものは、焼き切れた荒縄と学園長を守るように立つテーレさんの姿。

 メルサラは何も言わず、逃げていってしまったようだ。


 が、こっちには言いたいことがいくらでもあったのです。

 まず、儀式場の隣に空けた大きなクレーターです。アレ、結局、自分が全部、埋め直したんですから。

 他にも貴族院との関係、どうしてやってきたのか……、は気まぐれと言ってもいいのですが、なんとなくしっくり来なかった。


 問いただしたいこと。聞くべきこと。

 せめて額に『馬鹿』と書いてやるべきだったと後悔しました。


「とはいえ、国政の実験施設に無許可で入り、大暴れしたのですから彼女もお咎めなしとはいかないでしょうね」


 さもありなん。

 だからといって、全てが許されるわけではない。

 特に、わざと儀式場にベルガ・エス・プリムを撃ったことは絶対に許しません。


「今はあまり気にしても仕方ないでしょう」


 学園長の一言で無理矢理、心を納得させて自分は新しいローブを手にとった。


 メルサラのことも、貴族院のことも頭の痛い問題だが、色々とすべきことも多い。

 この制服にしても識別用や干渉術式具が付けられている。ちゃんと動作するかどうかのチェックもしなきゃいけませんしね。


 自分は生徒たちの制服を台車に積み、会議室の外へと出ていく。

 次はあれかー、生徒たちの制服か……。


 どんな感想が出てくるものか、想像して肩をすくめるくらいしかできなかった。


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