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リーングラードの学び舎より  作者: いえこけい
第三章
181/374

今日の火狐は上機嫌なようです。

「どうしたんだ、ん? テメェんとこの大事な大事な玉鋼を並べてよーぅ? 研ぐのを諦めて一人譲ってくれる気になったか?」

「未来永劫、くれてやりませんよ。両手剣がたくさんいるでしょう」

「ツヴァイハンダーだぁ!? なまくら揃えて何ほざいてやがる! 切れるヤツのほうが珍しいんだよ!」


 ジルさんの目の前で言わないで欲しいですね。

 まぁ、ジルさんは大人なので苦笑で済ませていますが。


「オレの好みはスウォードじゃねぇ。エッジだ。ぐちゃぐちゃにできるような並べてあるヤツぁ、一等、好みだ。んなもんより愛嬌があるのならなお良し、だ。わかったか」

「はいはい。メルサラがどうしようもないことはわかりましたよ」


 現れたメルサラはいつもどおりでした。


 メルサラの登場で生徒たちもどこか固いですし、四バカに至っては硬直したままです。

 無意味に威圧を撒き散らすの、やめてくれません?

 この前のレギィがやってきた時みたいに寝起きなら、そうでもないんですけどね。

 

 メルサラはじぃ~っと生徒たちを見ていたので、視線を遮るように立ちました。


「で、帰ってきたということはどこかに行ってましたね?」


 警備主任という立場に居ながら、軽々しく外に出ないで欲しいですね。


「外に何を……」


 言ってメルサラの腰にあるものに気づきました。

 おい、視線に気づいて腰を揺らすんじゃねぇです。


「一度見たら忘れられねぇだろうが、こいつはよーぅ?」

「王都まで取りに帰っていたってことですか」


 指を重ね合わせたようにガッチリと組み込まれたガントレット。

 真っ赤な、それこそ血すら蒸発しそうな赤いガントレットの形をした術式具です。


 【十本指】。

 メルサラが内紛の時に使っていたもので、メルサラの能力を最大限に活かせる術式が刻まれていたはずです。


「そんな危険物、捨ててきなさい」

「あ? 取りに戻ってやっとこさ帰ってきたとこで、なんで捨てなきゃなんねーんだよ! 犬猫じゃねぇんだよ!」


 殺気が渦巻く、渦巻く。

 煽られて四バカなんか両手をあげて白目を剥いてますよ?


 生徒たちもリリーナ君が総毛立ち、クリスティーナ君やマッフル君はガチガチ震えながら剣を握り、エリエス君とセロ君は何も感じていません。

 と、思っていたらエリエス君も目が剣呑です。


 セロ君の場合、なにか落ち着かない空気なのです、と思っている顔ですね。


 周囲を見たらクラスメイトが尋常じゃない顔をしているので、恐怖は感じていますが全員が感じているような身に迫ったものは感じていません。

 リリーナ君が体を張って、辛うじてセロ君をメルサラから隠していたからです。


 ついでに自分がいるので直接的な放射にさらされていません。


 高密度の殺意ではありますが、殺意だと気づく本能というのは鍛えられて研ぎ澄まされるものです。


 セロ君が戦闘に関してあまりよろしくない成績なのも理由なのでしょう。

 つまりセロ君は殺意に鈍感です。


「リーングラードに必要なんですか、ソレ。自分だって得物を置いてきてますよ」

「知らねぇよ! 要ると思ったから持ってきたんだろうが!」


 メルサラの言葉は相変わらず意味不明ですね。

 気まぐれに羽が生えたような性格ですしね。だからってこの時期に外に出るなんて考えられません。


「学園長は了解済みなんですか?」

「決まってんだろ」

「あぁ、良かった。それなら」

「報告するか! バーカ! バーカ!」


 ぶち殺してやりたい、このアマ。


「人形姫が居たら居心地わりーだろ。ついでだから外出るついでに王都に寄ったに決まってんだろ」

「あぁ、そうですかそうですか次に人形姫言ってみろ、お前ん家の編みぐるみを消滅させるぞ」

「カカッ! そいつぁご機嫌な意見だ。リーングラードを消滅させたいならしてみろよ」


 自分とメルサラが本気で戦うと確実に焦土になります。

 本当、メルサラは面倒な女です。


「こっちも聞きてぇんだけどなぁ、あの隅にいるカス共はなんだ?」


 四バカたちに矛先が向きました。


「ありゃぁ冒険者か。しょぼい、なまくら以下だぜ」


 やっぱりそんな感想でしたか。

 言いたいことだけ言って、ふとメルサラが真面目な顔をしました。


「んー? おぉ、そういえば補充要員が来るって話だっけか? あー? あのクソマスターがくっだらねぇヤツばっかり送ってきやがってよ」


 この主任、責任を果たすつもりがないでしょう。

 なんで警備のトップが仕事の内容をうろ覚えなんですか。


「よしよし。婆さんの機嫌もとっておかなきゃだかんなぁ……、んじゃぁ行くか」


 メルサラは殺気を消して、ズカズカと四バカに近づくとそれぞれの襟首を掴みました。


「よっしゃ。まずはこのリーングラードでよぅ、一番敬わなきゃいけねぇのが誰か、体で教えてやんからよ。気持ち良すぎてすぐにイっちまうなよ? つまんねぇだろ、ん? カカッ! 安心しろよ、命だけは保障しといてやんよ!」

「うぇええ!? なんか台詞がエロいのにどうしてか怖いーッ!?」

「兄貴ィ!? 俺たちどうなっちゃうんですかー!?」

「……埋没」

「怖いこというなーッ!? たたた、助けてくれー!? おがあちゃーん!?」

「ご飯、ご飯くださいお~……」

「うるせぇ!! 黙らねぇとヤキ殺すぞ!!」


 一人を除いた「ひぃぃぃいいい!?」という長い悲鳴をあげた四バカたちは、もう助からないでしょう諦めましょう。


 いや、今更なんですけどね?

 そいつら、補充要員じゃないです。

 ただの迷惑です。


「ああ! そうそう『恋人ロメオ』!」


 ピタリと止まったせいで四バカたちはそろって後頭部を打ちました。

 ヴェーア男さんは首をやってるのでさぞ痛かったでしょうね。


「来るときにな、『客』が暇してたぜ」


 『客』――この場合は招待してないのに紛れこんできた人々のことですね。


「丁重におもてなししましたか?」

「笑顔でハグして、はい、さよならだ。今頃、マーマのおっぱいに抱かれてんじゃねーか? 帰る場所は皆一緒ってな。平和なこった」


 メルサラに期待しただけ無駄でしたね。

 いえ、期待した仕事はしなかったようですが、最低限の仕事をしたようです。


 やっぱり別働隊が居たようです。

 騒ぎに乗じて乗りこむか、あるいは『すげかわる』かは知りませんが、良からぬ類でしょう。

 メルサラが見つけたのが幸いした形ですね。

 もちろん、相手にとっては不運だったでしょうね。

 さらに運が悪かったのはメルサラが【十本指】を持っていたことですね。


 確実にリハビリがてら焼き殺されています。


 惜しむらくはソレがどこの畑で育った草だったのか。

 ちゃんと調べて置きたかったのですが、もう消し炭も残っていないでしょう。


「まぁ、あとで手紙でも出しておきますよ」


 もちろんベルベールさんにね。


「こいつらのヤキ入れ終わったらテメェんとこにメシ食いにいくから酒でも用意しとけよ!」

「丁重にお断りします」

「たまにムショーにテメェのメシが食いたくなんだよ! つべこべ言ってねぇで作って待ってろ!」


 聞いてください。


「そのあとは熱い夜を過ごそうぜぇ! 足腰立たねぇ感じのよーぅ!」


 あと生徒たちが見ているのに猥談しないでください。


 言いたいことだけ言うと四バカを連れて、とっととどこぞへ去っていきました。

 突然、現れて、唐突に殺意をばらまいて、短兵急にバカを処理してしまったメルサラに全員が唖然としていました。


 当の本人なんか気にもしてないでしょうね。

 どこまでも己の都合だけで生きているヤツです。大型原生生物並にマイペースですね。


「……ジルさん。補充要員に四名、付け加えておいてください。事の次第は自分が学園長に説明しておきます」

「いいのか、先生さん」

「良かないですよ。しかし、メルサラが捕まえた以上、もう……」

「諦めが早いな」


 どこらへんを粘れというのですか。

 粘りたいとも思いませんしね。相手はバカ貴族ですし。


「それとコレでメルサラに酒でも買えるだけ買ってやってください」


 金貨一枚、ジルさんに放り投げるとあっさり受け取りました。


「大盤振る舞いだな。仲間もおこぼれを預かれそうだ」

「アレは目の前に酒があるとあるだけ飲みますからね。夕食前ならなおさらです。それこそ潰れてしまうくらいにね」


 ジルさんは肩をすくめるだけでした。

 でも、すぐに一瞬で厳つい顔を真面目にしました。


「大将の代わりというわけじゃないが、お駄賃代わりに少し聞きたいことがある」

「いいですよ。夕食ぐらいご馳走します」


 今、メルサラが居たら噴火したみたいに怒っていたかもしれませんね。

 軽い約束を交わしてジルさんが門に戻り、自分も生徒たちの前に戻りました。


「せんせぃは赤い人とも仲良しなのですか?」


 戻ったのはいいのですが、なんでセロ君が怒ってるのでしょう?


「仲良しなのですかっ」


 あげく自分の膝を感情に任せた感じで叩いています。

 すごく、怒ってらっしゃる。

 皆、びっくりしてますよ?


 というか、あのやりとりを仲良しに見られることに戸惑います。


「え、えー? 仲が良いことは良いことですよね?」

「そうなのですけど、そうじゃないのですっ」

「な、ならいいじゃないですか。それにそんなに仲良しでもありま」

「ダメなものはダメなのですっ」


 とことこと歩いてきたと思ったら、裾を握ったまま離してくれません。

 生徒たちを理由を聞いてみるように見てみたら、クリスティーナ君はため息。

 マッフル君はわざとらしく肩をすくめ、エリエス君は首を傾げ、リリーナ君は……、ものすごく楽しそうですね、喜んでるんじゃありません。


「何故、ダメなんですか?」

「むぅー……」


 唸られました。


 いや、どうしましょう?

 今、自分は経験したことがない困り方をしています。


「え、えっと。室温器です。そう、室温器を取り付けましょう。取り付け方はわかりますねエリエス君」

「はい。理屈は理解しています」

「良かった、感覚で理解されなくて。職員室に入ったら、先生は今日のことを学園長に話さなければなりません。少しの間、席を外しますが作業を始めておいてください」

「先生! お願い事がまだ残ってまーす」


 くそぅ! この状況で聞きやがりますか!

 的確に追い詰めようとしてますね、マッフル君。


「二人共、なるべく早くお願いしますね」

「えー、どうしよっかな」


 ぎゅっとつまむ袖が怖いんですよ。

 早くしてください、もったいぶらず。


「でもさー。結局、これって四人で戦ったじゃん。それに四人だけご褒美もらってもさぁ。なんか不公平じゃん。四人とも勝ったっていうならさ、どちらかというとクラスの勝利とか思うわけ。セロ一人が仲間外れってどうかと思う」

「わかりました、全員、勝ったということでセロ君も一つ、欲しいものを言ってもいいですよ。さすがに術式具は規定で無理ですが」


 セロ君がじぃ~っと自分を見ています。

 なんでしょう、その意味深な目。背筋が寒くなるんですが。


「ぁぅ……」


 真っ赤になりました。何、その化学反応。

 錬成の授業でも習いませんよ?


「せんせぃはお嫁さんは誰がいぃのですか?」


 え? 今、欲しいものの話をしていましたよね?

 何故に自分のお嫁さんの話になるんですか?


「もちろんリィティカ先生……」


 冷たい瞳でした。

 心が凍りつくような、セロ君の無表情は自分を確実に追い詰めています。

 なにこれ、こわい。


「みたいな優しくて包容力がある人ならOKです!」

「白い人みたいな人なのですね」


 なんでそこでレギィが出るんですか。

 というかセロ君の中でのレギィの評価がものすごく高いんですけど。

 セロ君の中ではレギィ株はストップ高ですか。


 とたん機嫌がよくなるあたり、意味がわかりません。

 あの、お嫁さんをプロデュースされてもセロ君は関係ない……、とか言いだしたら、嫌われそうですね。しばらく口を聞いてくれなくなりそうです。


 好きな人を好きとも言えない今日この頃。

 以前は口にしても何も言わなかったじゃないですか。


 でも、何故、セロ君の中でリィティカ先生はダメなのでしょうか?

 セロ君はリィティカ先生のこと、嫌いじゃなかったと思いますけどね。

 割と仲良かったというか、懐いていた感じがしましたが。


「クリスティーナ君とマッフル君はなんですか」

「セロのお願いがまだじゃん」

「きっとまだ決まっていないんですよ。いつでもいいですからお願い事が決まったら言ってくださいね、セロ君」

「はぃ、なのです」


 輝く笑顔でした。

 すげー怖いんですけど。


「そうですわね……、私はもうすでに決まってましてよ」


 なら早くお願いします。

 一刻も早く学園長に事情を説明しないとダメだと思うんですよ、社会人的に考えて。

 決して、この場から逃げたいわけではありませんよ?


「先生は確かストライカーとしての経験もありましたわよね」

「ストライカー、アーチャー、フロントマン、セカンドアタッカー。場合によっては回避タンカーもやりますね。術式師としてはポイントエリアからワイドエリアまでの確保を行い、内紛時は素養と素質の高さ、汎用性から遊撃に組み込まれもしていました。もっとも大半が遠距離術式を維持するために後方待機でしたが」


 後半部だけが嘘です。

 実際は遊撃が基本、単騎駆けは当たり前。

 さらには敵戦術を破壊するために一個隊を一人で殲滅したりしていました。


 時には【戦略級】で軍ごと敵首級を滅ぼしたりもしました。


「ストライカー戦の指導をお願いしたいのですわ」

「それはヘグマント先生がやっていることでしょう?」

「別に体育の授業に不満があるわけではありませんの。ただ少し、個別の戦闘種訓練が少ないと思っているだけですわ」


 それを人は不満というんですよ。

 ヘグマント先生の授業は間違いないのですが、すでに対【試練】用の訓練に入ってますからね。

 基礎から応用までの復習ばかりで戦闘種訓練は少なくなりがちです。


「つまり、奥義の伝授ですわね」

「ありませんよ、奥義なんて」


 どちらかというと黄色いのの分野ですね。

 流派の奥義なんてものは。


「先生の軍用格闘術は流派ではありません」

「流派でない武術なんてありませんわ」

「ありますよ。それぞれの流派は流派に沿った理合を再現するために最適な動きをしているのです。それが続けば武術ですね。誰かが再現する必要があります。一方、先生の武術は理合はあっても再現しているわけではありません」


 この辺はクリスティーナ君には難しいかもしれません。


「正確には型にはまった理合がないんですね。型がないのが型というべきか……」


 さて、自分の源流ともなり、格闘術を教えてくれた叔父さんはこんな時、どう答えるでしょうか。

 理合なんて後で考えればいいとか言い始めそうですね。


 自分のことを武術家にはなれないとか言ってくれましたが、まさにそのとおりです。


 自分は別に武術で敵を倒したいわけじゃないのですから。

 目的が果たせれば、己が嫌だと思わないどんな手段を使っても倒したい派ですからね。


「まぁ、口伝で理解できるものでもないでしょう。実際に後でやってみましょう」


 クリスティーナ君はやる気のようです。

 やっぱり、太眉さんとの勝負はクリスティーナ君に良い影響を及ぼしたようですね。


 一つの勝ちが劇的に成長させることだってあります。


 今のクリスティーナ君はノっているというべきでしょう。

 この時期を逃す手はありません。


「次はマッフル君ですね。まさかマッフル君も奥義が欲しいとか言わないでしょうね」

「そんなこと言うわけないじゃん。ていうか今のままでも十分、使える技術とか教えてもらってるし、まだ全然、習得してる気がしないし。新しいこと試す前に極めたいじゃん」


 クリスティーナ君とは正反対で、マッフル君は基礎を重視する傾向にあるようです。

 性格と戦闘スタイルと望む傾向がチグハグなのは、どうしてでしょうね。

 ……これは生徒自身、学ぶ量に困っていると考えるべきでしょうか。


 この三ヶ月で得た知識や技術を完全に飲み込めないまま、進んでいる証拠です。

 付け焼き刃な面がまだあるのでしょう。


 やはり冷却期間としての【長期休暇】は必要かもしれませんね。


「【試練】が終わったらどっか連れてってよ」


 どこかと言われても。

 マッフル君だけを?


「もちろん、皆もさ」


 さすがに良いところを突いてきますね。

 マッフル君一人をどこかに連れて行ってもマッフル君は面白くないでしょうし、他の子、特にエリエス君あたりには秘伝を受け取ったのかと冷たい瞳で勘ぐられるでしょう。


 これなら一つのお願いで全員が得をする、というわけですね。

 損するのは自分ですがね。


「わかりました。そう遠くない場所と言えば森の中くらいですが、遠足がてら皆で遊びに行きましょうか」

「ちゃんとご飯、持ってきてよね」

「現地調達でいいですか」

「パンくらい持ってきてよね」


 最後はげんなりされました。


 これでセロ君を除いて、全員のお願い事を聞きました。

 エリエス君の『眼』とセロ君の決まっていない『お願い』がちょっと困るところですね。


「さて、こんな炎天下で話していても『暑い気分になる』だけです。さっさと室温器を取り付けて、実際にどういうものになるか確認してみましょう」


 荷車からそれぞれが室温器の端を担いで、玄関口から学び舎に入りました。

 自分と、まだ裾を掴んでいるセロ君はそんな生徒たちを後ろから見学しながら、進みました。


 しかし、遊びにですか。

 そういえば娯楽が少ないという話がまだ宙ぶらりのままでした。

 現在、生徒会が娯楽の一部を担っているとはいえ、これもいつか解消しないとまずいですね。


 何せ暇があるとロクなことをしないのがウチの生徒たちです。


 こうしてやるべきことが決まっていると、ドタバタしながらも集中する分、マシなんでしょうか。


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