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〜想ゥ誰ヵ編〜11
君は知ってる?
君の声。
自分の耳に届く声と、僕に届く声は全く違う。
君は嫌いというけれど、
そんな風に言わないで。
君の優しい声が好き。
君の柔らかい声が好き。
太陽に暖められた風のように、
ふんわり心地良いんだよ。
君は知ってる?
君の笑顔。
写真に写る作った顔と、僕に見せる顔は違う。
上手に笑えないというけれど、
そんな事はないんだよ。
君が気付いていないだけで、
とてもキラキラしてるんだ。
ねぇ、だから。
もし、自分が嫌いになったら僕に教えて。
君の素敵なところいっぱい教えてあげるから。