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鎮想紡詞  作者: 香月 翔
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~想ゥ誰ヵ編~1

辛くて

悲しくて

どうしてと思う事が過ぎ去った時

きっとそこに大切な何かが残る


今 自分に投げかける言葉が

今 自分を奮い立たせようとする強さが

今 自分の弱さと向き合おうとする努力が


必ずいつか誰かに伝えられる何かに変わる


だから 今を生き抜いて

だから 今を諦めないで

だから 今だけ泣けばいい


「いつか」が訪れたその時に

「今」のあなたを誇りに思える


そう信じて

そう願って


少なくともこの世に1人は知っている

君の強さを

君の弱さを


君自身が知っている


少なくともこの世に1人は願っている

君の笑顔を

君の一歩を


僕の心は願っている

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