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四季彩インベーダー24 ――四季彩星の24人の小さな宇宙戦士たち――  作者: さざ波和音


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第六部 永遠星の伝説 ~時を超えて輝く、28番目の約束~

 序章 永遠と刻まれた星


 創世海に、新しい朝が訪れていた。


 無数の星の種が静かに輝き、まだ生まれていない世界の夢が、淡い光の波となって広がっている。


 その海辺には、二十七人の守護者たちが集まっていた。


 春の桜花隊、夏の蒼海隊、秋の紅葉隊、冬の銀雪隊。


 そして、虹色の光を宿すニジ。


 透明な輝きを持つルミナ。


 生命の始まりを司るアマネ。


 彼らの冒険は、創世海を闇から救ったことで、一つの大きな節目を迎えたように思われた。


 けれども、物語はまだ終わっていなかった。


 創世海の最も深い場所に、ひとつの星が浮かんでいた。


 その星は、他の星とは違っていた。


 大地も海も、山も森も見えない。


 ただ、銀色の光に包まれた巨大な球体が、静かに宇宙を漂っている。


 その表面には、古代の文字が刻まれていた。


「永遠」


 アマネは、その文字を見つめていた。


「ねえ、ニジ。永遠って、どういう意味なの?」


 ニジは少し考えた。


「ずっと続くこと……かな」


 ルミナが首を傾げた。


「ずっと続くって、素敵なことなの?」


 その問いに、誰もすぐには答えられなかった。


 そのとき、アカシアが静かに口を開いた。


「永遠とは、時間が終わらないことだけを意味するのではありません。時が流れ、命が変わり、世界が生まれ変わっても、決して失われないものがある。それを永遠と呼ぶ者もいます」


 クロノスは、遠くの星を見つめながらつぶやいた。


「私はかつて、時間を止めれば大切なものを失わずに済むと思っていた。だが、時間を止めた世界には、新しい出会いも成長もなかった」


 その言葉に、アマネは小さくうなずいた。


「わたしは、まだ生まれていない命にも、未来があると信じたい」


 すると、永遠星の表面に刻まれた文字が、突然、黄金色に輝き始めた。


 星全体がゆっくりと回転し、その中心から一本の光が伸びてきた。


 そして、聞き覚えのない声が響いた。


『二十七の光を宿す者たちよ』


『ついに、永遠の扉が開かれる』


『だが、そこに待つものは、祝福か、それとも最後の試練か』


 光が消えたあと、星の表面には新たな文字が浮かび上がっていた。


「失われることを恐れる者よ、永遠を求める前に、今を愛せ」


 ニジは仲間たちを見渡した。


「行こう。あの星に何が隠されているのか、確かめるんだ」


 こうして、二十七人の守護者たちは、永遠星へと向かう新たな旅に出発した。


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