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こねこのチビの『島管理にゃん』ものがたり~ストレイキャット・ツリータワーを育てよう!@Cluster World~  作者: 日向 るきあ
第二十七章 チビ猫、『四月のほんと』におどろく

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インターミッション:チビ猫、集中キャリーオーバーワールドへのみちのりを確認する

「初期の『ワールド間チップキャリーオーバー構想』は、中途でとまる結果となっていたにゃ」


 これよりすこしまえの、ぜんたいミャーティングでのこと。


「理由のひとつは、集中先である、カジノワールドの負荷がふえたこと。

 ファームふたつ、うさちゃんさがしワールドふたつの四セットを入れた時点で、あきらかに入口付近が重くなった。

 ワールドのパフォーマンスを考えると、これ以上ふやすわけにはいかなかった、というのが主たる理由にゃ」


 チームのびんわんまねーじゃー、ミーコさんが、これまでのいきさつをてきぱきとまとめていました。


「いまひとつの理由は、そうして止まっている間に『コンセプトをそもそも、かえたほうがいいのではないか』との考えがでてきたことにゃ。

 のんびりファームに、カジノショップエリア。そして、こはるアリーナ。

 あたらしくできたサテライトワールドたちは、それぞれ、ショッピングようそをもっているにゃ。

 ショップエリアやこはるアリーナは、いずれグッズショップが稼働する。

 ファームは現在『でかバケツ』があるが、これをさいしょから買えれば、稼ぎが加速し、お得感が出る。

 そのために、逆にそちらにカジノチップをもってくことも、できたほうがいい。

 ふたつの課題をまとめてかいけつするのが……

 各ワールドからのチップをうけとり、また持ち出す基点となる『集中キャリーオーバーワールド』にゃ」


 ミーコさんがぽっふんと、にくきゅうのおててをうちあわせます。


「……しかし、もんだいはそれでもあったにゃ」


 そして、マリーさんにしせんをやると……

 ギミック担当にゃん、マリーさんがよいしょとこしをあげて、はなしだしました。


「集中キャリーオーバーワールドは、数多くのワールドと接続しますにゃ~。

 入口だけでも、ざっくりかぞえて、30個がひつようになる見通しでしたにゃ。

 うちわけは、エントランスようひとつ。現カジノからがひとつ。カジノコフレからが14こになる予定、うさがしワールドからがいま3つ、ファームからが12にゃあ。

 旧来の方法だと、移動ギミックと受付ルーム、出口も同じだけ必要でしたにゃ。

 チップキャリーオーバーの導入が進まなかったのも、おもにそれが原因ですにゃ」


 もっふもふのおみみが、いっしゅんしたをむきますが……

 でもすぐに、ぴぴんっとうえをむきます!


「しかしこのたび、ようやくこれを『かなりおてがる軽量化』する方法が、だいたい確立されましたにゃ。

 それはチビどのの、ちょーダイタンなはっそうのてんかんによるものですにゃ!

 ずばり『お引替えは一日一回』の制限をやめる、ですにゃ~!!

 これがなくなったことで、ふたついいことがありましたにゃ。

 まずひとつめ。『最後にお引替えをした日にち』の判定が、いらなくなりましたにゃ。

 つまり、そこにスクリプトをつかわなくってもよくなり……

 コンポーネントだけで、おてがるにキャリーオーバーしすてむがやれちゃうようになりましたのにゃ!」


 ほーう、とみんながうなずきます。

 マリーさんはそれをかくにんしてから、さきをつづけます。


「ふたつめ。

『キャリーオーバーは一日一回』の制限にひっかかって、お手続きをさしもどしすることが、なくなったので……

『キャリーオーバーワールドのお預け所から、もとのワールドにかえったときの受け入れ口』も、いっこですむようになったから……

 お預けが終わったら、クラスタメニューの『訪問履歴』から、もとのワールドにかえっちゃってOKになりましたにゃ!」

「……………… へ?」


 ひにゃさんのおくちが、ぽかっとあきます。

 いつもおだやかなチビのおとうさんも、ちょっとおどろいたおかおです。


 それもそのはず。『かんたんに、もときたワールドにもどるしくみ』は、チビたちがずっとすっごく、考えていたとこ。

 それを、『Clusterじたいの機能をつかって、クリアしちゃう』なんて……

 まるで、『こねこがトリプルアクセルをとんじゃった!』レベルに、すごくおもえたのです!!

 おどろきを隠せないふたりに、チビはたねあかしをします。


「あのねあのね、ヒロさんがおしえてくれたの!

 やりなおしがなくなると、お手続きはぐっと、らくちんになるよって!

 あと、つかえるものは、つかわせていただくといいよって!」

「なるほど!

 システムのつくりを、根本から変えてしまうとは……

 さすがはヒロさん、すごうで仕事人の発想ですね!!」


 おとうさんがぽむっとおててをうつと、ヒロさんが照れて、あたまをぽりぽり。

 そのいっぽう、じまんの婚約者をほめられたミーコさんは、どどんっとむねをはります。


 もちろん、すかさず『ひゅーひゅー』とまぜっかえした、ひにゃさんでしたが……

 マリーさんによって、お口にねこ用プチパイを『ぽん』されて、おとなしくなりました。


 かえすにくきゅうで、マリーさんはつづけます。


「ただ、いろいろな可能性を考えた場合、『お預け口』は一本化できても……

『お引き出し口』の一本化は、現状、できませんでしたにゃ。

 指定したワールドに、プレイヤーをワープさせるスクリプトがない以上は、それぞれのワールドの、お受け取り完了ルームにとぶためのワープポータルをどうしても置かねばなりませんのですにゃ。

 けれど、そこにいたるみちのりには、いろいろと工夫ができましたのにゃ。……」

 


こっそり三回くらい仕様変更しました。

今必死で作ってます。

これ3/31までに間に合うんかい作物系手つかずだよ……

理由は後々明かされます。ひとことでいうとスクリプト1ミクロンもわかってなかったからです。


ともあれ次回は『チビ猫、集中キャリーオーバーワールドをつくりだす』3/29投稿予定です!

どうぞ、お楽しみに!

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