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万色のパレット  作者: 秀一
四周目 冷酷少女パレット
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第95話 意外な出会い

 セプテッタ王国。巨大な国に、パレット達は降り立った。

 

 巨大な街が姿を現した。大きな集合住宅がたくさん建っている。

 

「ふわー、こりゃ凄いね」

 クリスはおのぼりさんと化し、口を開けて驚いている。

「確かに……」

 アマリアもそんな感じだ。

「とんでもない街ですね……」

 ハンナも驚いている。

 

「恥ずかしいぞお前ら。城はもっと凄いんだからな」

 アルカディアはそう言った。落ち着いている。

「さあ、行きましょう」

 パレットはそう言った。

 

 城に辿り着いた。受付はここでということだが。

 

「何者だ?」

 門番が止める。

「どうも、私だが」

 ゲオルグがそう言った。

「ああ、あなたでしたか。では、どうぞ」

 通されるパレット達。

 

 パレットはゲオルグに話しかける。

「あなた、ただのスカウトじゃないですよね? 何者です?」

 パレットは聞いた。

「まあ、それはすぐわかるさ。別に隠してたわけじゃないけどな」

 ゲオルグは言った。

 

 そうして、応接室に案内された。

 そこには、王が居た。

 

「おお、ゲオルグか。こちらへ」

 セプテッタ王、クイントは、ゲオルグを招き寄せた。

 

「紹介しよう、ブラック殿。こちらが我が息子、ゲオルグだ」

 王はそう言った。

 

 パレットは驚いた。ゲオルグの正体もだが、そこに居る人物。懐かしい顔だ。

 べアール王国第二王子、ブラックだ。

 

「どうも、ブラックです。よろしく、ゲオルグ王子」

 ブラック王子は頭を下げた。

「これはご丁寧に」

 ゲオルグはそう言った。

 

「私からも紹介します。こちらは、ファッションショーに出ていただくパレットちゃんですよ」

 そう紹介するゲオルグ。

「よろしく。王様」

 パレットも礼を尽くした。頭を下げた。

 

「ゲオルグ。お遊びも良いが、王子らしいこともしたらどうだ?」

 王はそう言ってたしなめた。

「父上、まあそう言わず。見識を広めることも必要でしょう」

 ゲオルグ王子は言った。

 

「王子様だったんだね……」

 クリスは驚いた。

「そうなんですか!? これは失礼を……」

 アマリアも驚いた。

「まあ、ファッションショーなんて暇なことできる人ですからね……」

 アルカディアはそうつぶやいた。

 

「まあ何にせよ、今はお祭りをしている場合ではないのだ。南方にトロルの大軍が出現したという報告が入った」

 王は言った。

「何ですと!? それは一大事ですな……」

 ゲオルグ王子は言った。

 

「軍を集めねばならんが、北部のゴーレムとやらも気になる。どうしたものかな……」

 王は悩んでいる。

 

「陛下、そういうことなら、良い手があります」

 パレットは言った。

「何だと?」

 驚く王。

 

「我々は今、強力な軍隊を編成しています。先にはアイジールに現れたドラゴンを仕留めました。どうか、我々にお任せくださいませんか」

 パレットはそう言った。

「むう? ドラゴンを仕留めたカヤの軍については聞いたが、お前のような子供がか?」

 訝しがる王。

 

「王よ。パレットの言う事は本当です。カヤ軍ならば、トロルの軍勢を打ち破ることができるかと」

 アルカディアは言った。

「私も保証いたします」

 タバサも言った。

 

「ううむ。お前たちのような得体のしれないものに保証されてもな……」

 躊躇する王。

「父上。私もカヤを見て回りましたが、確かにドラゴンを仕留めたことは噂になっておりましたよ。この者たちの仕業とは知りませんでしたが……」

 ゲオルグ王子は言った。

「ふむ、そうか。まあいずれにせよ、私は軍を集める。それで、パレットだったか。お前はすぐに軍を集められるのか?」

 王は聞いた。

「命令とあれば、できるだけ急ぎましょう」

 パレットは言った。

「ふむ。では期待しようか。頼むぞ」

 王は言った。

 


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