初めてのクエストー10
「ん?おかしいですね。|森狼≪フォレストウルフ≫は死んだはずなのになぜ素材にかわらないのですか?」
普通なら魔物を倒すとその倒した魔物は光に包まれドロップ品、素材にかわるのだ。それなのにこの狼は変わらない。
「何故でしょう?うーん・・・・」
ううむ。わからないな。もしかしたらゲーム時代のみの現象なのかもしれない。そういえばギルドに解体する人を募集してるクエストがあった気がするな。
「まあ現実で魔物というより動物倒して素材とか剣になったら怖いですしね。そういうことでしょう。取り敢えずインベトリに入れておきますか。」
狼をインベトリにしまったことだし。よし、スケルトン狩りに行こう。
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「大死教サマ。コネクトガ途切レマシタ。」
「なに?何処のだ?」
「ユグドノ町ノ近クノ狼林ノデス。」
太った男ーー大死教と呼ばれた男は部下の黒ずくめの細身の女が持ってきた割れた水晶を見ながら考え込んだ。
(ふむ。まだ生み出したばかりだから、狩られる可能性も考えていたが・・・。こうも早いとはな。まあ、偶然だろう。計画に支障はない。)
「新シイノヲ狼林ニ送リ込ミマショウカ?」
「いや、いい。唯の実験だから、倒されても問題はないのだ。取り敢えず下がっておれ。」
「ハッ。カシコマリマシタ。」
黒ずくめの女は音もなく大死教の前から消え去った。
「計画は順調。魔神様の御復活は近い。フフフフフ・・・・・フハハハハハハハハハハハハ!」
大死教の哄笑が暗闇に響く。




