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A.O「お?宣戦布告か?」豊「受けてたつ。」

「伝言...だと?」


ラプター:「そっ!君達随分派手にやったみたいだね、2番隊の隊長を倒すなんて...おかげでうちの団長カンカンでね~『全員で探してこい!』だって~、もうやんなっちゃうよね~」


まるで他人事のように話す<ラプター>と名乗ったこの女性プレイヤーは、友人に会ったかのようにA.O達に歩みよってきた


ラプター:「君達を探すの本当に苦労したんだよ~隊長クラスまで総動員で色んな所に団員を派遣してさ~本当にめんどくさかったよ~けどね...」


ラプターがA.O達の目の前まで来た時、人懐っこい笑顔から一瞬にして獲物を前にした猛禽類の様な笑みに変わった


ラプター:「そのおかげで私が一番最初にみつかられた、君達の戦いを見てからずっと思ってたんだ『あぁ、なんて美味しそうな敵なんだろう...』ってね...」


ラプターの今にも飛びかかって来そうな雰囲気を察して豊が気をそらすために話しかける


豊:「君の事情はどうでもいいんだが、その団長とやらの伝言とやらを聞かせてくれないか?どっちにしろ街の中では戦闘できんだろう?」


ラプター:「おっと!忘れるところだった、うちの団長が『おとなしくうちの配下に入れ、さもなくば』「拒否する」...まだ途中なんだけど...」


A.Oは全てを聞く前に明確に拒否の意志を示す


A.O:「全部聞かなくてもわかるさ、どうせ『おとなしく言う事を聞け、でないと全員で降参するまで粘着するぞ』こんなところだろう?」


ラプター:「当たり!スゴイね!思考を読むスキルでもついてるの?」


豊:「いや、だいたいわかるだろ...」


事実上の最後通告であったが、A.Oと豊の2人はトップクランへの恐れも自分達がもつ力への慢心もなく

ただ淡々とラプターに告げた


A.O:「まず、前提として君達のやり方が気に入らない。数の暴力で他人を従わせ、それでも駄目ならいなくなるまで追い込む」


豊:「暴力が駄目なら従わざる負えない状況を作る...やり方がまるで極道のそれだな」


A.O:「僕らはそんなやり方をする連中に協力する気はないし、それに...」


今度はA.Oのほうがラプターに1歩近付く、ラプターが小柄なアバターなので必然的にA.Oを見上げる、その表情は機械でできた無機質なものであるが、その奥に確かな怒気を感じた


A.O:「さっき君は僕らの事を『獲物』と言っていたが、僕らも君達に思う事があってね...『なんて絵に書いたような悪党なんだろう、何も負い目を感じる事なく潰せるぞ』ってね、僕らが大人しく従うと思ったら大間違いだ」


A.Oは溢れてくる殺意を隠そうとせずラプターに告げる、今までの『剣神団』が行ってきた様々な所業に彼らとは絶対に相容れないと感じており、ラプターが告げた言葉で完全に敵対することを選んだ。

しかし、その殺意を向けられたラプターは平然と告げた


ラプター:「ふ~ん..まあ、何となく予想できたし~私としては嬉しいから良いんだけど...」

ラプター:「じゃ、君達の返答は聞いたし帰るね~その日が来るのを楽しみにしとくよ~」


そう言うとラプターは踵を返して歩き始めるが途中足を止め、A.O達にもう一度振り返ると


ラプター:「...君達が何者かは知らないけど、その()()()使()()、それがどういう事か知ってる?」


A.O:「何?」

豊:「君はいったい?」


ラプター:「私に勝ったら教えてあげるよ、じゃあね()()()()


その言葉を最後にラプターはA.O達の前から去っていった


ラプター:(そう...例え誰であってもその機体は使っちゃいけないんだよ...私が身をもって教えてあげる)


去って行くラプターの背中を見ながら4人はラプターの言葉を考える


エーデル:「ど、どうしましょう~~!お尋ね者になってしまいました~~!!」


豊:「落ち着け。他のクランに目を付けられただけだ、違反行為でペナルティをくらっった訳じゃないんだ」


エーデル:「そ、それはそうですけど~」


リン:「けど、剣神団って所属人員だけならトップクラスですからね。これから行く先々で襲われるって事も現実に出来ちゃうんですよね...」


豊:「フムッ...まあ奴らの対処は帰ってから皆で決めるとしよう、焦ってもしょうがないさ。何も今すぐ全員襲ってくる訳じゃない」


リン:「それは...そうですね、なら早く用事を済ませてみんなの所へ帰りましょう!」


そうと決まればリンはエーデルの腕を掴んで一目散に街へ繰り出していった


豊:「ふう...戦う前から萎縮せずにすんだか...これでいよいよ奴らと本格的に事を構える事になったが、どうするA.O?」


A.O:「.........」


豊がA.Oの方を向くと何処か上の空で返事がなかった、仕方ないので両肩を掴み無理やり顔を向けさせ


豊:「?おい、A.O!聞いてるのか?」


A.O:「!あぁ、スマンちょっとな....」


豊:「....あいつの言ってた事か?」


A.O:「アイツ...明らかにこの機体を知ってるような口振りだった...」


ラプター:『じゃあね、偽物さん』


A.O:「アイツは何者だ?」











仕事やプライベートが大きく変化して更新が止まってしまい申し訳ありませんでした。

やっと一段落したのでまた活動を再開していこうと思います。

まだまだ未熟者ですが今後とも読んでいただけたら幸いです

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