先制攻撃!あっ人選ミスった....
Lis:『マスター。ファストヘッド上空を通過、間もなく作戦地域です』
5機は『ファストヘッド』上空を通過し『迷いの森』の先を目指して飛行していた
豊:「それで作戦はどうする?」
「当初の予定通りに行こう、作戦地域到達と同時にHinaが先制爆撃、豊・茜は騎士団の前面に展開進撃路の確保、Alexは後方から援護射撃。Hina、先行して爆撃準備」
Hina:「了解、了解♪久々の爆撃だねぇ、派手にいこうか」
Hinaは嬉々として高度と速度をあげ爆撃準備に入る
Alex:「おい、あいつ1人にしちゃ不味いんじゃねーの?」
茜:「あれは相当浮かれてわね。ほっとくと地形が変わるまで爆撃しかねないよ?」
「.....Lis。レインちゃん達に近接航空支援の注意勧告を」
Lis:『Log』
「ぐぉぉぉぉぉぉぉ!」
「クッソー!なんつう馬鹿力だ!」
「持ちこたえろ!我々が突破されたら支援部隊が殺られちまう!」
玄武:「負傷者は一度下がって回復!その間は両隣でカバーしろ!」
現在騎士団は『アースドラゴン』の幼体と何とか拮抗していたが、時間が立つにつれじわじわと不利になっていた
「近接部隊!タンクの隙間はうちらでカバーだ!」
前衛のタンク役のプレイヤーが抜けた穴を近接部隊がカバーしようとするが
「ぐぁ!」
「駄目だ鱗が固すぎて半端な攻撃が通じない!」
白虎:「おまけに3~4人を纏めて吹き飛ばす程の怪力。少々不味いですね...」
幼体と言えど『アースドラゴン』に変わりなく、その堅牢な鱗と圧倒的なパワーで騎士団前衛を苦しめる
「団長!前衛の損害が目立って来ました、このままではいずれ突破されます!!」
騎士団の後方に控えるシリウスのもとに前衛部隊からの伝令が味方の苦戦を告げ、それをシリウスと共にレインとリンも聞いていた
リン:「レインちゃん、そろそろ私達も加勢に行こう」
レイン:「そうね...きっと今頃A.O達も向かっているわ。少しでも時間を稼ぎましょう!」
レイン達が加勢に行こうとするとビーコンからLisの声が聞こえてくる
Lis:『聞こえますか?リン、レイン?』
リン:「Lisちゃん!!」
レイン:「今何処なの!?このままだと騎士団は全滅よ!!」
Lis:『現在”迷いの森上空”後2分程で到達しますが、先行して”δ”が爆撃を行う為急行中』
レイン:「......待って。誰が何しに来るって?」
Lis:『現在、先制爆撃の為”δ”が『収束爆弾』を満載し先行。間もなく爆撃開始、推奨。万が一のため前衛は速やかに退避するべき』
リン:「ねぇ....”δ”ってHinaさんの事だよね?」
二人はLisの報告に顔から血の気が引くのがわかった
「「み、みんな逃げてーーーーーー!!!」」
二人は前線に向けて走り始めた
「「み、みんな逃げてーーーー!!」」
玄武:「ん?」
白虎:「おや?」
アスカ:「セイッ!ウリャ!あーもー!このドラゴンモドキ物凄い固いんだけど~!ん?な、なに!?」
前衛で戦っていた者達のもとへ2人が到着する
白虎:「お二人ともどうなさったのです?」
レイン:「説明は後です!すぐに『アースドラゴン』達から離れてください!」
玄武:「ま、待ってください!今背を向けると後ろから攻撃されますよ!」
アスカ:「それに!こんなに間合いが近いと離れるのは逆に難しいわ!!」
レイン:「そうなんですが!早くしないと不味いことに....」
kiiiin!
Lis:『”δ”最終爆撃コースに侵入。コース適正。爆撃開始まで60秒』
リン:「レインちゃんあれ!!」
リンの指差す方を見ると、左上空から微かに黄色い何かがこちらに飛んできていた
レイン:「不味い!?あの機体は”δ”って言うんですが!あの機体は今大量の爆弾を抱えてこっちに向かってるんです!ここにいると爆撃に巻き込まれます!!」
レインの説明に全員が事の重大性を理解する
玄武:「総員退避ーーーーー!!」
Lis:『45,44,43,42』
白虎:「支援部隊!何でもいいのでとにかく撃ちまくりなさい!前衛!全力で後ろに下がるのです!」
Lis:『31,30,29,28』
アスカ:「リスナーのみなさん見てます!?何か爆撃が始まるらしいんだけど本当なの!?誰か教えてーーーー!!」
レイン:「玄武さん!全員下がりましたか!?」
玄武:「大丈夫だ!一気にやってくれ!!」
リン:「Lisちゃん!!」
Lis:『Log.地上部隊の安全を確保。爆撃を許可』
Lis:『地上部隊退避確認。”δ”爆撃を許可します』
Hina:「そうかい、それは嬉しい知らせだ」
Lis:『爆撃最適位置まで残り4.3.2.1.0』
Hina:「全弾投下」
Lis:『Boms Away』
Hinaの背面のコンテナより大量の爆弾が投下される、今回この爆弾の子爆弾は対装甲目標にも効果のある成形炸薬子爆弾に変更しており各爆弾は『アースドラゴン』の幼体達の上空で炸裂、広範囲に子爆弾を散布し
Ban!Ban!Ban!Ban!Ban!Ban!Ban!Ban!Ban!Ban!Ban!
Gugaaaaaaaaaaaaaa!
地表や『アースドラゴン』の幼体達に命中、一気に広範囲の敵を薙ぎ払った。この攻撃で撃破された幼体は実に、総数の半分であった
白虎:「これ程までとは...」
アスカ:「.....え?これマジ?半分位やっつけちゃったの?」
Lis:『続いて空中強襲攻撃開始』




