発令!対ドラゴン戦!
アスカ:「ハ~イ☆皆お待ちかね~!コトノハアスカの突撃レポートのお時間がやって参りました~!本日はですね、なんとあのNo1クランと名高い『バーテックス騎士団』とその同盟クランの方々と一緒に、最後に残った南の新フィールドの攻略に同行しちゃいま~す!情報によれば北、東、西は現在停滞中という事で、残された南に突破口はあるのか?そこのところを含めて最後までレポートしていきたいと思いま~す!皆応援よろしくね~☆」
「...何コレ?」
Hina:「今をときめく配信プレイヤーだよ。知らないのかい?」
豊:「A.O。俺でも知ってるぞ」
「そうじゃなくって!!シリウスの全プレイヤーにうちらの事を特殊NPCだと知らせる方法ってコレの事!?」
A.O達はMB-7で待機し、前線の様子を知るため配信画面を見ていた
Alex:「だが、方法としては悪くない。第3者、しかも画像加工なしの生中継、証言者は中継を見ている多数の視聴者、コレでうちらがどういう存在か明白になれば、騎士団としてはうちらを所持してないっていう証拠になるだろう」
「それはそうだが...大多数の人間に僕らの戦いが、しかも実況付きで見られるのか...何か恥ずかしいな」
Lis:『マスター。記念に録画しますか?』
「しなくていい!!!」
A.O達が見守る中騎士団は『迷いの森』を突破、いよいよドラゴンの視認距離まで来ていた
シリウス:「全隊、一時停止」
レイン:「あれが、ドラゴン?」
リン:「ちょっと大きくない?」
青龍:「団長。鑑定の結果名前のみ判明しました、名称は『アースドラゴン』」
『アースドラゴン』全長およそ100mで飛行する翼は持たないが代わりに強硬な鱗と強靭な4本足で自らの縄張りを周回する性質を持つ、進行方向の物を破壊しながら進むので存在自体が災害級
青龍:「またあのモンスターの卵は全てあのドラゴンの卵みたいです」
『アースドラゴン』の前にはざっと1000個ほどの卵があり、その全てが2m程の大きさであった
レイン:「あれが全部...」
リン:「私達が近付いたらあれが全部襲って来るんですか?」
シリウス:「まだわからないが。少なくとも孵化してない今が好機だ、このまま放置してアースドラゴンごと街に攻められたら...今度こそ対処不可能だ」
シリウス:「全隊聞け!作戦は当初の予定通りタンクが先行し射程入り次第魔法と接近戦で攻撃するぞ!あの卵がいつ孵化するかはわからないが、まだ動きがない今がチャンスだ。各人注意しつつ前進開始!」
アスカ:「さぁ~いよいよゲーム内で始めてとなります、対ドラゴン討伐戦が始まりました!果たして我々の攻撃はドラゴンに届くのでしょうか!?それとも敗走してしまうのか!続きが気になる方はチャンネル登録をよろしくお願いします!」
豊:「この子ちゃっかり宣伝までして、余裕あるな」
茜:「しかもちゃんとスポンサーのCM流れるし、逞しいわー」
A.O達は初めて見るドラゴンの映像から分析を始めた
「実際、思っていたより防御力は高そうだ」
Alex:「しかもあの卵の数だ、少々厄介だな」
Hina:「戦いになったら私が最初に絨毯爆撃で数を減らそう。もし、現在の武装で歯が立たなかったら、一度帰還して『大型地中貫通爆弾』を搭載して撃ち込んでみるかい?」
「現状それが得策だな...」
A.O達が戦い方を考察していると
Lis:『警告。敵性生物の口内に高エネルギー反応』
A.O達はLisの警告で画面を見る
青龍:「団長!ドラゴンが!」
シリウスが顔を上げるとドラゴンがその鎌首を持ち上げ、その口からは光が漏れだしていた
シリウス:「不味い!!玄武!!」
玄武:「ハッ!!総員防御体勢!!」
「「「「「”聖なる戦神の盾”!!」」」」」
騎士団のタンク達が魔法・物理両方を防御できるスキルを同時に発動し僅差でドラゴンのブレスを防いだかに見えたが
「何だ?」
「ブレスじゃない?」
「全然盾の耐久値減らないぞ?」
確かにドラゴンは横凪にブレスを吐き、それに満足したようにこちらを見て動きを止めていた
レイン:「何だったの今の?」
シリウス:「被害は!?」
青龍:「被害確認できず!!」
シリウス:「なんだったんだ?まあいい、前進再開!」
ドラゴンのブレスによって被害らしい被害を受けなかったので、前進を再開しようとするが
アスカ:「ん?卵にヒビですか?視聴者さん本当ですか、何かの見間違いじゃ....!?_団長さん!卵が!!」
アスカの指差す方向を見ると
Paki....Paki....Paki....Pakin!!
Guooooooooooooo!
卵が一斉に孵化し中から小型のアースドラゴンが出現した
青龍:「これは!?ステージギミックとでも言うの!?」
シリウス:「くそっ!!卵を孵化させる為のブレスだったとは!?_騎士団!!半円陣防御体勢!!」
シリウスの号令で素早く隊形を変換、まさしく精鋭であるがいかんせん多勢に無勢であった
青龍:「団長。このままでは、包囲されて全滅です」
シリウス:「後退も考えるか...」
リン:「シリウスさん!!」
シリウスが撤退も考えていると
リン:「今こそA.O君達を呼びましょう!」
シリウス:「しかし!?まだ奴らがどんな攻撃をしてくるか、わからないままの増援は危険だ!!彼らを無駄死になどさせられない!!」
シリウスは本当は騎士団が犠牲を払ってでも相手の情報を収集その上で、A.O達に増援を要請すると心の中で決めていた、それが困難な依頼をおこなった者のせめてもの努めであると。戦闘中に卵が孵化する可能性もあったが、最初から一斉にそれも小型のドラゴンであったなど予想できるはずもなかった
シリウス:「今回はこちらが君達に依頼しことだ!我々が犠牲を払ってでも彼らに情報を渡さなければそれこそ不義理というもの....」
リン:「大丈夫です!!!」
シリウス:「!?」
リン:「A.O君達はすごい強いんです!ドラゴン何かに負けません!それに...」
リン:「私達は今、同盟関係です!!仲間の窮地に来ないなんてことはA.O君達は絶対にしません!!」
リンの言葉にシリウスは驚きしばし呆然とするが
シリウス:「くっくっく....ハーハッハッッハー」
シリウス:「そうだね君の言葉で決心がついたよ!僕達は友達で今は同盟関係だ、全く僕は何を迷っていたんだか....では、騎士団団長として正式に君達に増援を依頼する!一緒にこの困難を打開しよう!!」
リン:「ハイ!!」
リンは首から下げていたELTを起動させ、救難信号を発する
Lis:『報告。対象”リン”より救難信号受信』
「全機!発進準備!」
茜:「いよっしゃーー」
Hina:「久々の全機発進だねぇ~」
各人がそれぞれのハンガーに立つ
「Lis。各人に登録してある兵装装着、発進用カタパルトハッチ解放」
Lis:『Log.兵装装備開始。ハッチ解放、周辺に敵影なし、気象良好、発進に支障なし』
茜:「そういえばさ~Lis?うちらにもA.OみたいなCode Nameってあるのかい?」
Lis:『Yes。』
Hina:「いいねぇ~では発進する時に教えてもらおうか」
作業は直ぐに終わり全機に兵装が装着され、発進位置にハンガーごと進んでいく
Lis:『Code Name”深緑の狙撃兵”発進可能』
Alex:「Ok!"Archer"Go Ahead!!」
Lis:『続いて”金色の旋風”発進可能』
Hina:「”δ”発進するよ~」
Lis:『続いて”紺碧の守護神”発進可能』
豊:「了解”扶桑”発進します」
Lis:『続いて”紅蓮の拳闘士”発進可能』
茜:「”山茶花”出るよ!!」
Lis:『続いて”天翔る鉄機兵”発進可能』
A.O:「”疾風”Clerd Take Off!」
5機の機影が空を舞った
今回、最後に全員のコードネームを出しましたが。発進の時にエー○コンバットみたいにTacネームとかで呼ばれるのがカッコよかったので、いつか出してみたいと思ってました




