ヤバッ!?バグったか?
3/22 加筆修正しました
『Welcome to New world』その文字が消えたと思ったら何もないだだっ広い空間が広がっており、目の前に近未来的な服を着た少女が目の前にたっていた。
(ガイド役のAIかな...?)
「コ、コンニチハ~」
『ようこそUndeveloped Worldの世界へ新たな開拓者さん』
(このゲームはプレイヤーのことを『開拓者』っていうのか...出会っていきなり傭兵って言われる様なゲームばっかりだったっから、何か新鮮だな...)
『まず始めに貴方の名前を教えてください』
「A.Oで!」
問いかけに対して即答する、今までずっとこの名前を名乗って来ており愛着があったからだ。
『...判りました。<A.O>様ですね、後から名前の変更は出来ません。本当によろしいですか?』
「OKです!」
『...登録しました。本ゲームは、開拓者の数だけ様々な道があります。しかし犯してはならない世界の法則があります。それは、理解されておりますか?』
「それは、大丈夫です。」
(基本的なことはあまり変わらない様だったし、特筆事項も特になかったしな)
『それでは、貴方の種族と特性、役職を決めます』
このゲームには様々な種類の種族や役職が存在する、種族は汎用性が高い「人間種」魔法特性が高い「妖精種」身体能力が高い反面魔法特性が低い「獣人種」すべての能力が高いが致命的な弱点がある「魔族種」等が存在するし、その種族でないとなれない役職も存在しているらしいが、現在のところ確認されていないらしい。
(ん~別にこれといったプレイスタイルがあるわけじゃないし、始めに変なやつ選ぶと失敗しそうだしな...)
「無難に種族<ヒューマン>、特性<Weponconsumer>、役職<Traveller>にするか」
種族<ヒューマン>は可もなく、不可もなくすべての能力が平均的であり、どの様な能力も習得出来るが、種族特性があるものと比べると成長速度は遅く、<Wepon consumer>も全武器が仕様出来る代わりに武器の習熟度が少ない、いわゆる器用貧乏の代表例の様なものである。
唯一役職<Traveller>はフィールド上に<拠点設置>という能力があり、周りのノンアクティブモンスターから発見されずHP・MPが回復出来て拠点である街に戻らなくても活動出来るというメリットがある。
(まあ、初めてだし後からどうするかは決めればいいしね、後はアバターを少しいじって...)
現実の体格は成人男性の平均より若干小柄であるし顔も実年齢より幾分か幼く見られることは、多々あるが特段気にしていないので髪と目の色の変更と体格を少し弄くるだけに留めた。
「よし。こんな感じかな...すいません、出来ました。」
『わかりました、最後に旅立つ開拓者に私から称号を与えます...これと戦ってください。』
(このゲーム称号でもパラメーター補正かかるからな、真剣にやらないと...)
このゲームはチュートリアルでの戦闘結果で称号がプレゼントされる仕組みであり、称号の影響でパラメーターに補正がかかるので、今後の事を考えたなら疎かにできないので、チュートリアル用として出現した両刃剣にも自然と力がはいる。
「さてと、どんなのがくるんだ...初心者用だからそんなに強力じゃないだろうけど...」
「え...?」
敵が出てくるだあろう扉から出てきたのは意外な物だった。
「スケルトン?いや...ロボット?」
(いやいや。ちょっとまて、世界観的におかしいだろ?あれか格ゲーの練習台か??どっちにしろロボ好きにはちょっと抵抗あるんだが、なんだ?これが普通なのか??)
『どうしました?早く攻撃してください。』
(これが普通なの...か?そりゃそういうものだと割り切れればいいんだけど何かモヤッとする...ここは、ちょっと聞いてみるか...)
「チェンジでお願いします!!!」
『...早く攻撃してください。』
「いやいや、ちょっと攻撃したくないんで、別なやつに変更で...」
『早く攻撃してください』
(え?シカト...?)
「いや、ちょっとやりにくいんで、相手変えてくれませんかね?」
『早く攻撃してください』
『早く攻撃してください』
『早く攻撃してください』
(!...なんだ様子が)
『攻撃せよ攻撃せよ攻撃せよ攻撃せよ攻撃せよ攻撃せよ攻撃せよ攻撃せよ攻撃せよ攻撃せよ攻撃せよ』
(これは...!!)
『破壊せよ破壊せよ破壊せよ破壊せよ破壊せよ破壊せよ破壊せよ破壊せよ破壊せよ破壊せよ破壊せよ破壊せよ破壊せよ破壊せよ破壊せよ破壊せよ破壊せよ破壊せよ破壊せよ破壊せよ破壊せよ破壊せよ破壊せよ破壊せ破壊せよ破壊せよ破壊せよ破壊せよ破壊せよ破壊せよ破壊せよ破壊せよ破壊せよ破壊せよ破壊せよ破壊せよ』
(ヤバイ!!バグったーーーーー!!!)
(え!?これ僕原因?いや、しかし攻撃しなかっただけだぞ?なんだ、何が起こってるんだ?)
壊れた家電のように同じことを繰り返す少女に右往左往していたがこのままではラチが明かないと意を決してある行動に出ることにする。
(昔から壊れた物は叩けば直るっていうし...一か八か...)
「オリャーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
力一杯に仮想現実とはいえ少女の頭を思いっきり叩いた。
『ピ!<選別者>に対する攻撃を確認。敵対分子ノカノウセイあり...シキュウ<!@%%%^#&>へ...tuuhou...!$^%&%#&*$*^』
「マズッ!?止め射しちゃった!?」
最後に意味不明な単語を言ったと思ったら急にうごかなくなったガイド用AIが光のポリゴンになって消え始めていたが、何処からともなく年老いた男性の声が囁くように聞こえてきた
『待っていた...選択するものを...君に...託す...<審判者>として...この世界の行く末を...』
(なに!?審判者!?いや、意味わかんないし?何か周り消えかかっているし?このままスタート?そんな事より...)
「ちゃんと最後まで説明しろーーーーーーー!!!」
断末魔の様な叫びと共に光の渦に消えていった。
『Now Loading.................Set Up』
『Starting MISSION』
「お?ここは何処だ?最初はスタート地点の街じゃなかったっけ??」
光が収まったと思ったら何処かの森の中にたっていた、このゲーム、当初は街の中でスタートする筈であった。
「あれバグだったのかな?これは運営に通報してやり直して...!!!」
仮想ボードのメニューを開こうとした自分の手を見て、動きを止めた。
そして全身をくまなく確認する。
「な!なんで...!?」
そこには、先程設定したアバターではなく
「ロボットになっとるやんけーーーーーーーー!!!」
そこには、さっきまで敵役になっていたスケルトン型のロボットがいた。
今日は調子が良かったので、2話投稿しました。
次からいよいよロボ要素がでてきます。




