月曜日に記憶がリセットされる男の子に、毎週めげずに告白し続ける女の子の話。
────刻め。何度でも「好き」を、飽きるほど君に。
高校二年生の夏野陽菜は片思いをしていた。入学式の時、ほんの些細なやり取りをキッカケにずっと思い続けている。
しかし片思いの彼、森藤悠太は、月曜日になると記憶がリセットされるという。それも、人との関係性だけを忘れてしまうそうなのだ。
諦められない陽菜は、それなら忘れられないくらい心に刻む告白をしてやる! と決意。
毎週あの手この手で告白を試みては一喜一憂し、月曜日を迎えては落ち込むことを繰り返す。
「折れるな。折れるな。折れるな」
彼女は諦めない。いつか彼の記憶に残ることを信じて、毎週彼の恋人になるのだ。
だが現実は無慈悲で……
月曜の朝、彼女はいつも鏡の前で自分を鼓舞する。折れるな、と。
「大丈夫、今週もちゃんと私はかわいい!」
いつも笑顔で明るい陽菜は、片思いの相手である悠太のことを知り、悩み、それでも諦めない。
たとえ終わりが見えなくとも。
たとえ卒業の日が近付いていても。
諦めなかったその先に、どんな未来が待っているのか。
思いは、もしかしたら伝わっているのかもしれない。
※カクヨムにも掲載しております。
高校二年生の夏野陽菜は片思いをしていた。入学式の時、ほんの些細なやり取りをキッカケにずっと思い続けている。
しかし片思いの彼、森藤悠太は、月曜日になると記憶がリセットされるという。それも、人との関係性だけを忘れてしまうそうなのだ。
諦められない陽菜は、それなら忘れられないくらい心に刻む告白をしてやる! と決意。
毎週あの手この手で告白を試みては一喜一憂し、月曜日を迎えては落ち込むことを繰り返す。
「折れるな。折れるな。折れるな」
彼女は諦めない。いつか彼の記憶に残ることを信じて、毎週彼の恋人になるのだ。
だが現実は無慈悲で……
月曜の朝、彼女はいつも鏡の前で自分を鼓舞する。折れるな、と。
「大丈夫、今週もちゃんと私はかわいい!」
いつも笑顔で明るい陽菜は、片思いの相手である悠太のことを知り、悩み、それでも諦めない。
たとえ終わりが見えなくとも。
たとえ卒業の日が近付いていても。
諦めなかったその先に、どんな未来が待っているのか。
思いは、もしかしたら伝わっているのかもしれない。
※カクヨムにも掲載しております。
夏野陽菜の独り言
運命のあの日
2022/12/04 21:18
(改)
森藤悠太の一週間
9月19日
2022/12/05 06:00
9月20日
2022/12/05 18:08
(改)
9月21日
2022/12/06 17:20
9月22日
2022/12/06 22:16
(改)
9月23日
2022/12/07 17:11
9月24日
2022/12/07 22:15
(改)
9月25日
2022/12/08 17:05
9月26日
2022/12/08 22:02
夏野陽菜の奮闘
9月5日~9月11日
2022/12/09 12:00
9月12日~18日
2022/12/09 23:08
9月19日~25日
2022/12/10 10:06
9月26日~10月2日
2022/12/10 23:07
10月3日~9日
2022/12/11 17:37
森藤恒太という人
2022/12/11 22:01
悠太の家
2022/12/12 17:19
諦めない
2022/12/12 23:11
刻め。「好き」を。何度でも。
さらに一歩先へ
2022/12/13 21:00
足りない時間
2022/12/14 17:24
喧嘩の原因
2022/12/14 22:42
折れるな。
2022/12/15 17:33
クリスマスのプレゼント
2022/12/15 22:16
クリスマスデート
2022/12/16 18:39
時間は進む
2022/12/17 17:41
思い出
2022/12/17 21:15
森藤悠太の独り言
2022/12/18 12:26
運命の月曜日
2022/12/18 18:03