四国めたんとずんだもんの漫才「小田氏治」
ずんだもん「なのだ! 今日のテーマは戦国武将の小田氏治なのだ!」
めたん「……小田氏治? あなた、また『織田』と勘違いしてないでしょうね」
ずんだもん「えっ、違うのだ? おだって言ったら信長なのだ!」
めたん「違いますわ。小田氏治は常陸国(今の茨城県)の戦国大名。織田信長とは全く別の家系ですわよ。名門の小田氏15代当主で、最後の当主なの」
ずんだもん「なるほどなのだ! じゃあ強い武将なのだ?」
めたん「それがね……むしろ『戦国最弱』って呼ばれることが多いの。居城の小田城を、通説では9回も落とされてるのよ」
ずんだもん「9回!? もう家も城も終わりなのだ!」
めたん「そこが面白いところよ。落とされるたびにまた奪い返してるの。8回は取り戻してるから、『常陸の不死鳥』って異名もあるのよ。負けても死なない、しぶとい男」
ずんだもん「不死鳥! めっちゃかっこいいのだ! でもなんでそんなに負けるのだ?」
めたん「周りが強すぎたの。佐竹義重、結城氏、北条氏、果ては上杉謙信まで相手にしてる。山王堂の戦いでは謙信にボコボコにされたわ。若くして家督を継いだのもあって、運も味方しなかったのね」
ずんだもん「謙信に勝つのは無理なのだ……でもなんで家臣や領民がついていったのだ?」
めたん「そこが小田氏治の魅力よ。菅谷一族とか譜代の家臣が徹底的に支えたし、領民も城を取られても氏治のところに年貢を持っていったって話もある。人望はあったのよ。負け続けても見捨てなかった」
ずんだもん「人望なのだ! 戦は弱くても心は強いのだ!」
めたん「そう。ただ、最終的には豊臣秀吉の小田原征伐のときに立場を間違えて所領を没収され、大名としての小田氏は終わった。でも完全に消えたわけじゃなく、娘が結城秀康(家康の子)の側室になってた関係で、後に客分として仕えて、天寿を全うしたの。出家して天庵と名乗った時期もあるわ」
ずんだもん「最後までしぶとく生き抜いたのだ! ずんだもんも見習うのだ!」
めたん「あなたは負け続けても奪い返す根性があるの? まあ、小田氏治は『戦下手』のイメージが強いけど、ただの弱い武将じゃない。時代に翻弄されながらも、しぶとく居城を守り続けようとした男よ」
ずんだもん「まとめ! 小田氏治は、負けても負けても戻ってくる常陸の不死鳥なのだ!」
めたん「……まあ、そういうことね。次はもう少しマシなテーマにしてちょうだい」




