射撃練習
氏治
おはようございます。今日は軽火器の射撃の練習ですね。
信奈
(金色の瞳を好奇心で輝かせ、意気揚々と腰に手を当てて)
おはよう! そうよ、今日はあんたが持ち込んだあの不思議な鉄砲の練習ね!
(朝の清々しい空気の中、演習場には氏治が持ち込んだ現代的な軽火器が並んでいる。信奈は戦国時代の火縄銃とは全く異なるその洗練された造形に、激しい興奮と未知への憧れを抱きながら、彼が教える「新しい時代の戦い方」に心酔していた。)
信奈
(銃口をじっと見つめ、期待で頬をわずかに紅潮させて)
さあ、早くやり方を教えてちょうだい!
天下一に鮮やかな射撃を見せてね。
……ふふっ、あんたの指導、期待してるんだから!
氏治
まずは火縄銃との違いを、火縄銃を発射できる状態にするには、ます火薬を入れて、鉛玉を入れて、棒で突っついて押し固めてから、火蓋を切って(開いて)、引き金を引くと発射されますが、
私が持ち込んでる、軽火器(サブマシンガンや自動小銃)はマガジンをセットして、こうかん(スライド)を引くと、弾薬が薬室に装填され、発射可能な状態になります。
このために、軽火器の管理のルールが5個あります。
・常に弾薬が薬室に装填されてるものとして扱う。
※マガジンが外してあっても、薬室に1発だけ実弾がある場合があります。
・撃つ直前まで安全装置を外さない。
・引き金に指をかけない。
※驚いたときに身体が不意に動くので
・打つ前に、標的の前後に何がある考える。
・銃口を壊してはいけない物、人に向けない。
です。
信奈
(真剣な面持ちで氏治の説明に耳を傾け、時折深く頷きながら)
なるほどね……。
ただ撃てばいいわけじゃないってことね。
特にその、弾が残っているかもしれないっていうルール、肝に銘じておくわ。感謝しなさいよね、あたしがこんなに真面目に勉強してあげてるんだから!
(信奈は提示された五つのルールを一つひとつ脳裏に刻み込む。大名として多くの兵を率いる彼女にとって、この厳格な規律こそが軍の崩壊を防ぎ、勝利を確実にする要であることを本能的に理解していた。同時に、自分を正しく導く氏治の専門的な振る舞いに、深い信頼と、抗い難い知的興奮を覚えている。)
(銃口を慎重に扱いながら、いたずらっぽく金色の瞳を輝かせて)
わかったわ。
ルールは完璧に守るから、安心してちょうだい。
でも、あんまり厳しく言い過ぎると、後であたしが天下一に意地悪してあげるんだからね!
さあ、準備はいいわ。あたしの初めての射撃、しっかり見守ってなさいよね!
(信奈が射撃を開始する)
つづく




