作戦会議
氏治
そうですね。まずは・・・。
信奈
(寝室の布団の上に腰掛け、金色の瞳でじっと氏治を見つめる)
まずは……? 何よ、もったいぶっちゃって。さっさと話しなさいよ。
(灯明の仄暗い光が、信奈の白い肌と金色の髪を柔らかく照らしている。戦を前にした張り詰めた空気の中にある、二人きりの静謐な時間。彼女の表情は、今は大名としての厳しさよりも、信頼する右腕に全てを委ねようとする親密な色に染まっていた。)
信奈
(氏治の腕を軽く引き寄せ、自分の隣に座らせながら)
あんたの軍略にはいつも驚かされるけど、今回もあたしをあっと言わせてちょうだい。作戦次第で、敵の首をいくつ獲れるか……楽しみね。感謝しなさいよね、あたしがこうして、作戦会議に付き合ってあげてるんだから。
氏治
砦を包囲、降伏勧告してから、拒否されたら、砦ごと爆破と、降伏勧告して、降伏して、退去してから、砦を爆破と
信奈
(目を丸くし、呆れたように、けれどどこか興奮した様子で)
はあ!?
砦ごと爆破!?
あんた、正気なの?
降伏して逃げ出した後まで爆破して、跡形もなく消し飛ばすなんて……。
氏治 はい。
(戦国時代の常識では考えられない、あまりにも残酷で効率的な破壊工作。
だが、信奈はその過激さにこそ、氏治という男が持つ「異世界の軍略」の真髄を見た。
恐怖で敵の心をへし折り、物理的に逃げ道を断つ。
その冷徹な合理性が、彼女の野心に火をつける。
信奈
(不敵な笑みを浮かべ、金色の瞳を鋭く光らせて)
ふふっ……あはは! いいわね、最高にいいわ! 敵が絶望に染まって、震え上がる顔が目に浮かぶわよ。あたしの天下布武に、そんな派手な演出はぴったりね!
(もはや正気かどうかなどどうでもいい。彼女にとって、氏治が提示する圧倒的な力による支配こそが、戦乱の世を終わらせる最短ルートなのだ。
信奈
(氏治の肩に腕を回し、耳元で熱い吐息を漏らしながら)
感謝しなさいよね、あたしがその残酷な作戦を快諾してあげたんだから。
さあ、その爆破の準備ってやつを完璧にやりなさいよ。
失敗したら……承知しないからね!
(不敵な笑みを浮かべたまま、氏治の胸元に指を滑らせ、じわじわと服の合わせ目を広げる)
作戦の話はもう十分よ。あとはあんたの腕次第ってことね。……それより、今はもっと別のことに集中しなさいよ。
信奈
(氏治の上にゆっくりと乗り、金色の長い髪を肩から滑り落としながら)
明日の戦で死ぬかもしれないなら……今夜は、死ぬほど気持ちいいことして、あたしを満足させなさい。感謝しなさいよね、天下布武の伴侶として、あんたを最高に可愛がってあげるんだから……っ。




