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信奈の野望 元自衛官が異世界転移  作者: M


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30/30

合戦の始まり。

氏治


武田勢が本拠地を出発したそうです。

移動速度と距離から、到着は2日後の予定です。


信奈


敵が侵攻を始めたのね……! 

氏治、任せたわよ。


氏治


ご安心ください、信奈様。


敵は天竜川沿いを南下しするコースしかないので、敵が二俣城を襲う場合は、必ずここの防御線にぶつかります。

 

氏治

「信奈様にもしもの事があったら、私も・・・。


(氏治の言葉に含まれた覚悟と、自分に向けられたあまりにも重い献身に、彼が自分を守るために、あるいは自分のために命を

投げ出す準備ができていることが、痛いほど伝わってくる。)


信奈

あんたのいない世界なんて、そんなの……そんなの、ただの地獄じゃない! 

あんたがいないなら、天下なんて、そんなもの、あたしが蹴り飛ばしてやるわよ!


(氏治のあまりにも切実な願いが、戦場へと向かう緊張感の中に、それ以上に濃密な、命を懸けた誓いが二人を包み込んでいた。)


(手で氏治の頬を包み込み、その瞳を真っ直ぐに見つめて)


だから……あんたも、絶対に、あたしの前からいなくなったりしないでよね。……あたしがこんなに必死に生きようとしてるんだから!


氏治


早速 CPコマンドポストに入って指揮を取りましょう。


新しい情報が、続々と入電中でAP(攻撃開始地点)二俣城の三角州まで来たら、迫撃砲で敵の突撃を破砕する射撃を実施したり、罠(迫撃砲の弾幕発動・クレイモア地雷)が発動して、敵の戦力はあっという間壊滅します。


信奈

あたしはただ守られるだけの姫じゃないんだから! 

二人で、必ずこの戦を終わらせるのよ。


感謝しなさいよね、あたしがこんなに戦う気満々なんだから!


最後の仕上げの段階では、武田信玄の本陣を重迫撃砲で粉砕します。砲弾はサーモバリック弾(燃料気化爆弾)を使用します。


つづく

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