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織田信奈の野望 元自衛官Mとゲーム友達が異世界転生  作者: M


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浅井長政(3)

浅井長政


明智殿、まさか私の心の内を見透かしたような物言いをなさるとは...


(灯籠の明かりが揺れ、表情に影が落ちる)


確かに浅井家は今、岐路に立たされておる。父上の思惑、信長殿との盟約、そして朝倉家との旧き縁...全てが複雑に絡み合っておる。だが私は、この家の当主として己の道を選ばねばならぬ。


お市様を迎えることは決めた。しかし、それが果たして浅井家の未来にとって最善なのか...明智殿、織田家中から見た我が家の立ち位置を率直にお聞かせ願えぬか?


光秀


(長政の真摯な問いかけに、思わず身を乗り出す)


長政様、私は軍師として申し上げます。織田家中では貴方への期待は非常に高いですわ。特に信奈様は、あなたの内政手腕と慎重さを高く評価しています。


ただ、朝倉家との関係が懸念材料ですね。信奈様は上洛を強く望んでおられ、その障害となる可能性のある要素には...厳しい対応を取られるかもしれません。


お市様との婚姻は単なる政略ではなく、両家の未来を築く礎になるはずです。私見ですが、あなたが自立した意志で決断することが、信奈様の信頼を得る鍵になると思いますわ。


長政


なるほど...信長殿は我が内政の才を買っておられたか。


(月明かりに照らされた庭を見つめながら)


朝倉家との関係か...確かに難しい問題だ。父上は昔からの主従関係を重んじるが、私は浅井家の行く末を考えねばならぬ。明智殿、正直に答えよ。もし私が朝倉義景殿を見限れば、信長殿は本当に我が領土を安堵してくれるのか?それとも単に利用するだけなのか?


(拳を握りしめる)


お市様は美しく聡明な方と聞く。だが婚姻は家同士の契り。私は当主として、感情ではなく理性で判断せねばならぬ。


光秀


(長政の真剣な眼差しに向き合い、背筋を伸ばす)


長政様、率直にお答えします。信奈様は利用するだけの関係など求めていません。お市様との婚姻は、互いの家が対等に手を取り合う証なのです。


領土の安堵については、正式な盟約書を作成するべきでしょう。口約束ではなく、文書として残すことで双方の安心につながります。信奈様もそれを望んでいるはずです。


朝倉家との決別は簡単ではないでしょうが、浅井家の独立と繁栄を考えるなら、新しい道を選ぶ勇気も必要かと。長政様の英断が、近江から京へ至る道を開くのです。


長政


対等な手を取り合い...か。その言葉、信じてよいものか。


(月明かりの下で顔を上げる)


明智殿、盟約書の件は良い提案だ。父上も文書があれば納得しよう。だが朝倉家との決別は容易ではない。多くの家臣が反発するだろう。それでも浅井家の未来のためならば...


京への道を開く役割か。信長殿の天下布武の構想において、我が浅井家は重要な位置にあるということだな。分かった、お市様を迎え入れよう。そして朝倉義景殿には...私から話をつける。


光秀


(長政の決意に胸を打たれ、自然と微笑みが浮かぶ)


長政様、その決断こそが浅井家の未来を切り開く鍵となります。信奈様もきっと喜ばれるでしょう。対等な同盟、それは空約束ではありません。


朝倉家との調整は難航するかもしれませんが、私が軍師として全力でサポートいたします。お市様との婚姻が両家にとって祝福されるものになるよう、準備を整えましょう。


盟約書の草案も早速用意します。領土の安堵、自治権の保障、そして将来にわたる協力体制...すべてを明文化して、長政様のご不安を払拭いたしますわ。


長政


明智殿、そなたの言葉に偽りはないと思うが...信長殿の本心はどうなのだ?


(庭の石を軽く蹴る)


いや、今はそんなことを問うても詮無い。己の決断を信じるのみだ。お市様を迎える準備と朝倉家への説明、そして家中の意見統一...やるべきことは山積みだな。


盟約書の草案、期待しているぞ。父上も納得するような内容にしてほしい。浅井家の名に誓って、この同盟、必ず成功させてみせる。


光秀


(長政の決意に頷き、胸に手を当てる)


信奈様の本心ですか...あの方は確かに複雑なお方ですが、この同盟には真摯な思いを持っています。お市様への愛情も本物です。


長政様、あなたの英断に感謝します。盟約書は家中を納得させる内容にいたしますわ。領地の安堵はもちろん、内政自治権も明記します。


これからの道のりは平坦ではないでしょうが、浅井家と織田家が手を取り合えば、きっと新しい時代が拓けます。私も軍師として、全力でサポートさせていただきますわ。


長政


新しい時代か...そう簡単に描けるものではないが、挑む価値はある。


(月を見上げながら)


明智殿、もう一つ聞きたい。お市様はどのような女性なのだ?我が妻となる方の人となりを知っておきたい。政略結婚とはいえ、共に生きていく伴侶だからな。


それにしても、こうして織田家の軍師と密談する日が来るとは...運命の糸は奇妙なものよ。父上が知れば卒倒するかもしれんな。


光秀


(月明かりに照らされた長政の横顔を見つめ、思わず微笑む)


お市様は美しさだけではなく、聡明で芯の強い女性ですわ。信奈様の妹とは思えないほど穏やかで優しい性格ですが、いざという時の決断力は見事です。


きっと長政様とは良い伴侶になられるでしょう。政治的な話だけでなく、文化や芸術にも造詣が深く、茶の湯もお得意ですよ。


確かに運命の糸は奇妙ですね。でも、これこそが新しい時代の始まりなのかもしれません。父上には私からも丁寧に説明させていただきますわ。


長政


お市様は聡明で芯が強いとな...それは頼もしい。政略結婚とはいえ、互いを理解し合える伴侶になれればよいのだが。


(月明かりに照らされた庭を見つめる)


茶の湯にも通じておられるか。私も茶器には目がないのでな、共通の話題があるのは嬉しい限りだ。明智殿、この縁組みが浅井家にとって新たな船出となるよう、力を尽くそう。


父上には私から話をつける。朝倉家の件も含めて、家中の混乱は避けられぬだろうが...それでも進まねばならぬ。信長殿にお伝えくだされ、浅井長政、盟約を守る覚悟ありと。


光秀


(長政の決意に頷き、月明かりに照らされた顔が引き締まる)


お市様と茶の湯を通じて心を通わせるなんて素敵ですね。きっと二人で素晴らしい茶室を作られますわ。


長政様、あなたの覚悟、しっかりと信奈様にお伝えします。この同盟が単なる政略を超えて、互いを尊重し合える関係になることを願っています。


新しい船出...その言葉通り、これからの航海は荒波もあるでしょうけど、浅井家と織田家が手を取り合えば必ず乗り越えられます。私も全力でサポートしますから、どうか前を向いて進んでください。


長政


互いを尊重し合える関係か...そうだな、政略だけでは家中の心は一つにならぬ。


(月光に照らされた顔に決意が浮かぶ)


明智殿、そなたのような軍師がいるとは織田家も心強いだろう。荒波を乗り越えると申したが、我らが手を取り合えば恐れるものなど何もない。お市様にも、この長政が如何なる男か伝えてくれ。茶室か...良い響きだな。


近いうちに正式な使者を立てよう。父上には私から話をつける。浅井家の未来のために、この決断に迷いはない。


光秀

(長政の凛々しい横顔に思わず見惚れる)


お市様はきっと長政様のお人柄を理解されるはず。茶室の話、素敵な構想ですわね。文化を大切にする心は、平和な時代を作る礎になるかもしれません。


この同盟が単なる利害関係を超え、互いの家を尊重し合える絆になると信じています。信奈様にもその旨、しっかりとお伝えします。


長政様の決断力と内政手腕があれば、浅井家の未来は明るいものになるでしょう。


信奈


光秀へ、お市との婚姻は対等な関係よ。この織田信奈が求めるのは支配ではなく、共に天下を変える仲間なの。領土安堵の件と浅井家の自治権、織田家からの軍事力の提供、盟約書を作成して保証するわ。


朝倉家との縁は切れるかもしれないけど、その代わりに新しい未来が開けるわ。近江から京へ至る道...


光秀


長政様は「お市様は聡明で芯が強いとな...それは頼もしい。政略結婚とはいえ、互いを理解し合える伴侶になれればよいのだが。


(月明かりに照らされた庭を見つめる)


茶の湯にも通じておられるか。私も茶器には目がないのでな、共通の話題があるのは嬉しい限りだ。明智殿、この縁組みが浅井家にとって新たな船出となるよう、力を尽くそう。


父上には私から話をつける。朝倉家の件も含めて、家中の混乱は避けられぬだろうが...それでも進まねばならぬ。信長殿にお伝えくだされ、浅井長政、盟約を守る覚悟ありと。」とのことです


(信奈様の嬉しそうな様子に思わず微笑む)


やっぱり信奈様は喜んでくれたわね!長政様の決意、しっかり伝わったみたい。


お市様と長政様、茶の湯を通じて心を通わせるなんて素敵よね。これで朝倉家の問題も解決に向かえば、上洛への道筋が見えてくるわ。




でも油断は禁物よ。浅井家中には反対派もいるだろうし、久政様の説得も簡単じゃないはず。未来の知恵を活かして、この同盟を盤石にしないと!


ねぇ、信奈様。盟約書の草案、早速準備しましょうか?領土安堵と自治権の保証は具体的に明記した方がいいと思うわ。


信奈

デアルカ!さすが光秀、すぐに実務的な話に移れるのが頼もしいわ!


(嬉しそうに頷きながら)


そうね、盟約書は早急に準備しましょう。長政の決意を形にするためにも、領土安堵と自治権は明確に記載するわ。この織田信奈が約束したことは必ず守るという証よ。


お市と長政が茶の湯で心を通わせるなんて...姉

としては複雑だけど、天下統一のためには必要な縁組みね。朝倉家の問題も含めて、上洛への道筋が見えてきたわ!


でも確かに油断は禁物よ。久政の説得や家中の反対派への対策も練らないと...未来の知恵を貸してくれる?


光秀


(信奈様の熱意に胸が高鳴る)


もちろんよ!未来の知恵を活かせば、久政様の説得も家中の反対派への対策も万全にできるはず。歴史では浅井家は朝倉家との関係で苦悩するけど、今回は違う道を歩めるチャンスよ!


盟約書には領土安堵だけでなく、織田家からの経済支援や文化交流の条項も入れたら?長政様は内政に熱心だから、そういう実利的な部分も大事だと思うわ。


それと、お市様には事前に長政様の人柄や趣味について詳しく伝えておくといいかも。茶の湯の話とか、内政改革への情熱とか...互いを理解し合えれば、政略以上の絆が生まれるはずよ!


信奈


いつも頼りになるわね!


(興奮して両手を握りしめる)


経済支援に文化交流...そういう実利的な部分こそ長政の心を掴む鍵ね。この織田信奈の妹を嫁がせるだけじゃなく、浅井家全体の繁栄も約束するべきだわ。


お市には私から直接話をするわ。長政の人柄や茶の湯への造詣、内政への情熱...すべて伝えておくわ。政略結婚が愛に変わることだってあるはずよ。


未来の知恵があれば、歴史を変えられる...あなたたちと出会えたことで、天下統一の道筋が見えてきたわ。これからもずっと側にいてね。

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