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黄金の月
「おい……おいっ!!」
「グ……ガハッ!」
「しっかりしろ!!」
「く……俺とした事が……」
「喋るな! 傷に響く!」
「…………」
「急に黙るな!!!!!!」
「……俺とした事がドジっちまったな」
「お前は昔からドジっ子だったからな……!」
「お前もドジだろ」
「言われてみれば確かに。てへへ」
「フフ」
「フフ」
「ガハッッッッッッ」
「大丈夫か!!!?」
「安心しろ。ケチャップだ」
「!? 本当だ! 舐めたら甘い!?」
「オムライス食い過ぎちまった……」
「そんなん聞いたら俺もオムライス食べに行きたくなるだろうが……っ!」
「フ……一緒に食いには行けそうも無い……な……」
「!! もう喋るな! 俺が病院まで運んで行く!!」
「……」
「黙ってたら何も分からんだろ!!」
「はい」
「病院にも自分で行け!!!」
「はい」
「大体突き指ぐらいで大袈裟なんだよお前は!!!!!」
「スミマセン……」




