運命の出会いそして運命の始まり
芥川劉霞という名前で小説を書いていたのだが、携帯を変えたと共にメルアドも変わってしまいそちらのアカが使用不能に…。今までは学園ラブコメなるものを描いていたのだが心機一転してバトル物を描いてみたいと思ったのがこの作品の始まりでした。
自分で面白いとは言いませんが、是非読んでみて面白いと思った方は感想をお願いします!つまらないと思う方の感想はまあ…いりません。
そういうわけで何卒よろしくお願いします。
俺は運命という言葉が嫌いだ。自分で決めた行動がさも最初から決められていたように言われることが我慢ならないからだ。俺の行動は俺が決める。運命なんてものはくそくらえだ!そんな俺の前?に一人の少女が現れる。
主人公の頭上に空間の様なものができると、その空間から一人の少女が落ちてきた。「いったぁーい!…ここどこ?どうしよう!全く違う場所にでてきちゃった?!」「おい!ぐだぐだ言ってねーで早くどけ!お、重い…」「ん?わ?!」と下の男性に気づきその上から退くと少女が「あなただれ?」とその男性に聞いた。「あ!?お前こそだれだよ!いきなり上から降ってくるとか…」と体を起き上がらせながら言う。「何その物言い?!あたしは神崎美空。神界の同世代のなかでも特に強いエリートなんだから!!」「ふーん…エリート…ねぇ〜」男性が若干バカにしたように返す。「なによ!バカにしないでよ!!そんなことよりあなたはだれなの?名前くらい教えてよ!」「…星崎願斗」「じゃあ、願斗。あなたには運命に選ばれし者としてこれからあたしと一緒に神界に来てもらいます。さ、行きましょ?」「え?やだ。」「…は?」「当たり前じゃん。急にそんなこと言われてはい、分かりましたってついていく奴なんていないって。」「っ!?で、でも…来てもらわないと私が困るっていうか…」「第一お前が神界?とやらから来たってのも信じられねーし」「じゃあ一緒に来ればいいじゃん!そうすればあたしの言うことが本当だって分かるから」神崎はムッとした表情を浮かべながら言った。それに対し、願斗は深くため息をつきながら「…分かったよ。お前について行くよ」と答える。「え?本当?」「うん」「本当について来てくれるの?」「しつけーな〜!いやなら俺はここに残るぞ」「あ、いや、ごめん!来てくれるとは思わなくて…じゃあ早速行こう」こうして俺は神崎美空という少女と神界へと飛び立った。いつもの俺なら何を言われようとついて行くなんて選択はしなかっただろう。この時なぜ彼女について行こうと思ったのか自分でも分かっていなかった。そしてこの選択が俺の嫌いな運命のイタズラの始まりになることを俺は知る由もなかった。
眼が覚めると俺はただっ広い草原に一人倒れていた。体を起こして辺りを見渡すが建物どころか人っ子一人見当たらない…人っ子一人?と思い返して隣を見てそこにいるはずの少女を探す。がどこを見渡してもそれらしい姿が見当たらない。「どこ行った!?あの女!!一人でこんな所でどうしろと!?」と10分ほど叫び倒した後「…こんなとこに居ても仕方ねーしとりあえず歩くか」と言い、どこへともなく草原の中を歩き出した。しかし当然というべきか、歩けど歩けどなにも見えてこない。見えるのは草原の景色だけである。それからさらに歩いて1時間ぐらい経ったかなと思う頃、ようやく人影らしきものが一つ見えてきた。ぱっと見た感じ人間年齢で10歳行ってるかぐらいの少女だ。その人影は星崎の存在に気づくなりすぐにその場から走り去って行く。呼び止めるが聞こえなかったのか無視して走り去って行ってしまった。
他に行くあてもないので少女が走り去って行った方向に歩いて行くこと10分ほどが経った頃。星崎が何かを見つけて走り出す。それからしばらくすると星崎は村を見つけ、その村に入ることにした。
星崎が草原の中右往左往していたその頃、神崎は神界の中心部にある都、通称ゴッドシティにいた。それもそのはず神崎はこの都から人間界へと飛び、ここに戻ってくるように設定していたのだ。だが辺りを見渡して一つおかしなことに気づく。「…願斗がいない!どこに行ったの?!」と言い、探し始めようとした時神の城の方から一人の男が神崎に近づいてくる。その男が神崎の前に着くと「お嬢様。お父上がお呼びです。」と神崎に言った。「嫌よ!私行かないから」「そうおっしゃられるだろうから力尽くでも連れてこいとのことです」「セバスチャン。あなたどっちの味方なの?「私はただ主の命に従うのみです」と言ってセバスチャンは神崎を力尽くで父上のところに連れて行った。神崎は抵抗するもその力に勝てず止むを得ずセバスチャンについて行くことになった。そして二人が父の前に姿を現し、セバスチャンが一礼してその場を去った。
セバスチャンが居なくなったのを確認して神崎の父が口を開いた。「よく来てくれたな」「…あんたが無理矢理連れてくるようセバスチャンに命じたんでしょ。私はこんなとこ来たくなんかないわ!」「まあ、そう言うな。いい加減にそんな態度をとるのを止めないか。何度も家出なんてして…」「嫌よ!あんたの事なんか大っ嫌いなんだから。顔も見たくないわ」「そんな悲しいこと言わないでおくれよ…,私達は親子じゃないか…」「誰が?!あんたの事を父親だと思った事なんか一度もないから。私にあんな事しておいて…」〜とある公園の中に幼い男女の二人組が一組。「待ってよがんちゃん!」「おせーぞミーちゃん」と2人でその公園のなかを走り回っていると「お嬢様。お迎えにあがりました」と声がして二人が走っていた方向とは逆方向に目を向ける。「…セバスチャン。何の用?なんと言われても私は帰らないから」と少女が言う。「場合によっては実力行使も許すと言われてますので。失礼しますお嬢様」そう言ってセバスチャンが少女に手刀を浴びせると少女はその場に倒れる。そして少年の方を向き直り、「本来我々は人間と関わってはいけないので」そう言ってセバスチャンが少年の頭に手をかざすとその手が光りだし、光りが消え、手を退けると少年もその場に倒れる。それを確認したセバスチャンが少女を連れてその場を去る〜「私はあのまま人間界に残りたかった!もっとがんちゃんと遊びたかった!なのにあんたは!」「仕方がないだろう。私達は人間と関係を持ってはいけないのだから」「じゃあなんであんたはママと結婚して私を産んだの!」「その刹那神崎の父が立ち上がり、神崎に詰め寄って、バチンっ!と神崎の頬を叩いた。「いい加減にしなさい!いつまでも我儘言うんじゃない!!」そう言った父の顔はいつものいかついだけの顔ではなく今にもこの世界にどでかい雷を落としそうなくらいに怒りに震えていた。そして神崎はその怒っている父を見ると、体を180度返して部屋から出ようとする。「美空!」父が呼び止める。神崎は部屋のドアに手をかけると「…もうなにがあっても私がここに戻ってくる事はないから」そう言ってドアを開け部屋をでた。
その村は村民達が皆仲良く話し合い笑い合っていてなんだか温かい村に見えた。が、星崎がその村に入った途端にその様子が一転して変わった。村の者達が皆星崎を見るなり、今までしていた作業を止め、それぞれの家に走り去って行く。しかしそんな中一人の少女が逃げ遅れ、相当慌てていたのかその場に転んで倒れていた。星崎はその光景を見るなりすぐさま駆けつけ、その少女を抱き起こしてあげた。星崎はその少女の事を思い出す。その少女は星崎が草原の中見かけた人影の少女だった。「大丈夫か?」「あ、は、はい…」少女は星崎に対して終始ビクビク恐れている様子だった。そんな少女の様子を見て「どうしたの?そんなに怯えて」と星崎は思わずその少女に尋ねた。「あ…その…お母さん達が…人間は怖い生き物だって…欲望の塊だからって…」とその少女が答える。「…はい?」と星崎はこの少女は何を言っているんだと不思議に思いながら状況を確認する。…どうやらこの神界では人間は欲の塊で迂闊に近づけば酷い目に遭わされると信じられているらしい。その事実を知った星崎は「別に人間が皆欲にまみれているわけじゃないよ。そりゃそういう人も居るけど少なくとも俺はそんな事微塵も考えてないよ。君に何かしようなんて気はさらさらないし」と少女に弁明する。今更だが、どうやらこの世界でも人間の言葉は通じるらしい。「今声掛けたのだってただ君の事が心配だったからだし」星崎がそう言った時、星崎が村に入って来たところとは逆方向から見るからに山賊らしき男達がやってきた。山賊たちは少女を見るなり近づいてくる。それを見た星崎が身構える。




