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不完全燃焼の結果(4)
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立月市、火野家。
火野龍巳は学校の鞄を肩にかけ、自分の部屋から窓を見た。後ろには長く赤い髪を揺らす、八重歯が見えるほど無邪気に笑うドラゴンがいる。それでも、空はいつもと変わらない。自分がやったことが正義だったのか、正義になったのか。
そんなことはどうでもいい。今、化物がいないこの状況に意味があるのだから。
ふっと安堵、妙な寂しさ、疲労、様々な意味を持ったため息をつくと顔を上げた。
「よし、日常に……、戻るか」
「うん、OK!」
ドラゴンがキャンディを鋭い歯で噛み砕くと体の中に入っていく。でも、もうこの力は使わない。後はいつも通り過ごせばいいんだ。その意志でドアノブに手を掛けた。




