番外編#3「新元号」
なぜ北関東のパラレルワールドの魔界が舞台の作品で新元号の発表がなされるのか、というツッコミどころをひしひしと感じている下界の賢明な読者の方も多いだろう。
ちなみにこちらの魔界では基本的に年の表記は元号オンリーであり、西暦はあまり用いられない。こちらの世界でいえば西暦は皇紀のような存在感のものといっていいだろう。
そして、日中の日差しはすっかり春となったリルモンテ。
――――――(リルモンテ・LRAオフィス)――――――
ナツ(谷田貝夏):ベニコ!ウ●シ●レット見して!
ベニコ(末柄紅子):ウィッシュリストだろ!…伏せ字?
スワジュン(諏訪順子):商標避けだ。危なっかしいことしてくれんじゃねえ。
ナツ:大東文●●学!
ベニコ:ラ●メンズか!
スワジュン:お前らいい加減にしろ!メンドっくせえネタばっかブン回すんじゃねえ
ナツ:そういえば来月は親戚の田んぼ手伝って家入〇オるんですよー。超楽しみ!
ベニコ:「サナブリ」だ。「サブ〇ナ」じゃねーから。
ナツ:マイクロなんたらで自由に生きる。
ベニコ:人違いだ。むしろ自由以外のことをしろお前は。
ナツ:リルモンテが生んだ自由の女神!谷田貝夏!
ベニコ:「野放図の疫病神」ぐらいの方が事実に即してんだろ…。
アイミ(安良岡愛美):ほーらスーちゃんなっちゃん二人ともエンジンぶん回しすぎー。…ねー、舘野ー。
ミチコ(舘野美智子):ん。
アイミ:もうそろそろかな。新元号の発表。
ミチコ:11時半っつってたから、そうじゃないか。
ミチコ、リモコンでオフィスのテレビをつける。…なぜ北関東のパラレルワールドの魔界が舞台の作品で新元号の発表がなされるのか、というツッコミどころをひしひしと感じている下界の賢明な読者の方も多いだろう。
ちなみにこちらの魔界では基本的に年の表記は元号オンリーであり、西暦はあまり用いられない。こちらの世界でいえば西暦は皇紀のような存在感のものといっていいだろう。
そんなどうでもいい魔界の年号事情を説明していると、ついに新元号発表が始まったようだ。
官房長官:新しい元号は、レイワであります。
ベニコ:え?メイワ?江戸時代にあったよね…?
スワジュン:明和9年が迷惑年に通じるってんで改元したあれだな。
ナツ:エイワって聞こえた。
官房長官、額縁に入った色紙を掲げる。そこには「令和」という力強い二文字が毛筆で記されていた。
ベニコ:レイワ?
ナツ:おーう!レイワ!ほんのり香る厨二感!
スワジュン:なんだそりゃ
ミチコ:令って…なんか強烈なの来たな。
アイミ:ちょっと平安時代感あるよねー。
ナツ:ネット上だと「安始」やら「安久」やらとかいう流言蜚語も飛んでましたわな。
アイミ:うん。実はちょっと期待してたー。残念。
ミチコ:安良岡の安の字だからか。
アイミ:うん。まあ、下界の総理大臣の名前とかぶるだ何だで絶対ないって言ってた人もいたけどねー。
ナツ:平成も終わりか…。世も末柄。
ベニコ:斜め上から人の名前をイジるな。
ナツ:厨二感の香る元号のもと、次の時代は厨二がマジョリティを取る時代になるとみた。高二病の末柄君の時代はしばらくお預けだな。
ベニコ:はいはいわろすわろす
ミチコ:テレビ消すぞー。仕事だ仕事。
アイミ:もう12時になっちゃうよー。
ベニコ:んで、唐突になんでこんな短編が出るんだ
ナツ:ほら、投稿期間が開きすぎるとアクセスとか下がっちゃうし…。
ベニコ:本編を書け本編を。




