黒猫は白うさぎを倒します
こんにちこんばんは。
ここからどうしような仁科紫です。
それでは、良き暇つぶしを。
さて。白うさぎが飛んだ後も、右目をひたすらぶっ刺していた訳なのだけど。
その過程で知ったことがひとつあるのよ。それはね?
…なんと!このうさぎ、目からビームを出すのですっ!!
わぁ。世にも珍しいうさぎね。まあ、右目からは何も出ないのだけど。私が壊しちゃったからかしら…?うん。気にするのはよしておきましょう。今頃ビビさんが嘆いているかもしれないけれど、今は聞こえないから良しとしましょう。
なんでって?…設定でうっかりoffにしちゃった。えへっ?…かわいくね。そして、誰得…?若気の至りってやつかしら?まあ、そういう気分のときもあるわよね。いや、ないけど。
さて。この白うさぎさん、目からビームをするためだけに空を飛ぶようなのよ。だって、目からビームをした後には普通に地上に降りているし。つまり、焼き払い?をした感じかしら。
因みに、お花畑は見事に焼け野原と化したわ。…それでも隅っこにまだ話している花がいるのはちょっと怖いわよね。
うーん。右目はもう、ズタボロでなんかよく分からない光の線で埋め尽くされているし、こんなものかしら?
よし。それでは、左目に移動しましょう。
「あはははっ!」
「グルォオオっ!」
わっ!?振るい落とされちゃったわ。…あー。おっちるー。なーんてね?箒術で即復活!
ふふふ。この間に、ALICEは尻尾を狙っているし、他の人たちは白うさぎにちょっかいを掛けまくってヘイトを分散しようと頑張っているし。…オルレアンさんは立派に撲殺聖女?してるし。うん。やっぱり、怖い。
だって…
「ねぇ?うさぎちゃんは神様の敵なのですよね?
ならば、聖女にいずれなる予定の私の敵なのです!
よって、この裁きは正当なるもの。大人しく滅されればいいのですよ。」
と、いいながら口元は慈愛の笑みを浮かべているのよ?もし、返り血とかがリアルな世界観だったら、頬に血が着いてそうな感じ…。ね?恐ろしいでしょう?
さて。左目に到達よ。さぁ、ぶっ刺しましょう♪
「あはははっ!」
「ぐ、グルゥ!!」
あらあら。そろそろ限界かしら?せめて、この目を潰してからにして欲しいのだけど?
ふふふ。遂に、こっちからもビームが出なくなってしまったわね。というより、これは…もしかして、目が見えていないのかしら?
ふーむ。なるほどね。…あとは鼻を潰せば…?いえ、うさぎって耳の方が感覚として優れていたはずよね。ならば、耳を切るのが先かしら?予選でも完全に斬ることは出来なかったわけだし。
うん。今度こそ、リベンジねっ!
あははっ♪あぁ。白うさぎの逆襲を用意してくれた運営には感謝ね?とぉっても、楽しいもの!ふふふ。あははははっ!
そぉれっ!爪を伸ばして切っ…むぅ!切れなくはないけれど、硬いわね。切っても傷が浅いわ。
ふふふ。でも、それってつまりは何度も切れるということよね!
切って切って♪切りまくればいつかは切れるものでしょう?だって、浅いとはいえ、切れていないわけではないんだもの。
ちょっと、傷がギザギザになってしまうかもしれないけれど、そこは許してね?ウサギさん♪
「あはははっ!」
「グルァ…グルァアアアッ!グルァ!?」
あらあら。耳を回して落とそうとしたのかしらね。それなら、残念ね?もう、動かせるほど感覚がなかったみたいで。
それに、今下手に動かせばそのお耳はちぎれてしまうわよ?
…うん?でも、その方が都合が良かったかしら。
まあ、それはそれでビビさん絶叫ものよね。ちょっと可哀想だし。うん。考えないでおきましょう。
それよりも、ふふふ。やっぱり今度こそ、耳は私が切りきってあげないとね!
「あはっ♪あはははっ!」
「グルァ…グルァアアアアアッ!」
へ…?うわっ…!?ほ、箒術で空へっ!
い、いきなりでんぐり返りなんてしないでもらえるかしらっ!?もうっ!危うく地面とモフモフに挟まれて圧死するところだったじゃないっ!…何その死合わせ。モフモフ好きなら嬉しくても私はちっとも嬉しくないわっ!
ふぅ。さて、とりあえずの危機は去ったわけなのだけど。
しっぽを攻撃していたレンたちはさておき。前から攻撃していたプレイヤーはなかなかに悲しい状態になっているわね。
あ。オルレアンさんはピンピンしてるわね。…元気ねぇ。
さて。気を取り直して耳を切りま…
「グルォオオオオっ!」
な、なんでぇーっ!?さっきでんぐり返りしたばかりじゃない!
私、まだ頭の上に着地しかしていないわよ!?なのに、もうでんぐり返しするとかっ!!むぅかぁつぅくぅっ!!
ほんっとーに、ムカつくわ!どうしてやろうかしら!この、耳長ネズミっ!その無駄に長い耳を切ってあげようとしたのにっ!
すぅはぁ。落ち着きましょう。今、ワーワー言っても仕方が無いもの。これからの行動を考えましょうか。
うーん。転がるなら、まきびしみたいなのを置けるといいのだけどね。私だけではそれはできないわ。…魔法でどうにか出来ないかしら。エイジさんあたりが知っていたりするとありがたいのだけど。
えーっと?あ。あそこにいたわね。
「にゃん。」
「お?どうした。チェシャ。」
「にゃにゃにゃにゃ、にゃにゃーにゃにゃにゃにゃ?」
「…すまん。ちょっとレンを呼ばせてくれ。おーい!レンっ!」
…あら?レンを呼んでどうする…あ。通じないのを忘れていたわ。
なるほど。それは呼ばないといけないわよね。…レンが私の通訳…。うん。なんだか複雑ね。
「どうしたんだい?エイジ。」
「おう。チェシャがなんか俺にして欲しいらしいんだが、何だかわかんねぇんだよ。通訳してくれねぇか?」
「ああ。なるほどね。…どうしてみんなわからないんだろうね?」
本当にね。
…あ。私がもし、そちらの立場だった場合、わかる気はしないから怒る気はないわ。むしろ、不思議なのはレンの方なのよね。私。
どうして、にゃしか言っていないのに私の言いたいことがわかるのかしらね?
「にゃん。」
「ああ。ごめんね?それで、何かな?」
「にゃにゃにゃにゃ。にゃにゃにゃ、にゃにゃーにゃにゃ?」
…これ、通じてるのかしら?今回、長いから省略しながら言ったのよね。こう、白うさぎ止める魔法ない?みたいな感じで。
「なるほどね。確かに、それは盲点だったね。」
「レン。チェシャはなんて言ってたんだ?」
「えっとね。白うさぎを止めるような魔法はないかって。
できれば、地面からトゲを出すようなものがいいんだって。」
…正確に、伝わっているのだけど!?
いや、伝わっていることに疑いはなかったのだけど、もう少し曖昧に伝わっていると思っていたのよね。
うーん。相手の意図を理解するのが上手いのかしらね。そうとしか思えないわ。きっと、レンって心を読めちゃうタイプの人間なんじゃないかしら。…まあ、冗談なのだけど。
「なるほどな。確かに、それなら一応あるにはあるぞ。
止めれるかは知らねぇけどな。」
「にゃあ!」
やった!よし。それでも、ないよりはマシよ。
ということで、今から頭に登ってくるから、転がる瞬間に串刺しお願いしますっ!
「にゃにゃにゃ、にゃにゃにゃにゃ!」
「頭に登ったタイミングでよろしくだって。」
「おう。…てか、なんで頭に登ったタイミングなんだ?」
あー。やっぱり、そこは気になるわね?ここは、説明を…
「そのタイミングにあのうさぎが転がるからじゃない?
観察していてそうだったからね。」
「なるほどな。りょーかい。
上手くいくかは知らねぇが任せとけ。」
いらなかったわね。レン、本当に貴方すごいわ…。
まあ、頼まれてくれたし、良かったということにしましょう。
それじゃあ、私は転がり終えた白うさぎの頭に箒で着地。それから、白うさぎが転がり出す…?
「グルォオオオッ!」
「あはっ♪」
よし!想定通りっ!
ここで、私は空へと退避っ!下を見ると…
「ストーンエッジっ!」
おー!石のトゲが地面から生えているわね。
それで、この石が刺されば良いのだけど…?
「グ、グルァッ!?」
よしよし。いい感じだわっ!ここで、私が耳に向かってダイブッ!
耳を直撃っ!あっ。ラッキー♪いい感じに刺さったわ!
ふふは。このまま、ちょんぎってあげるわっ!そぉれっ!
ザンッ!…ドーンッ!
あはっ。きぃれたっ♪ふふふ。やったわ!遂に、遂にやってやったわよ!
さて、次はって、あら?
「グ、ルゥア。」
もしかして、もう、虫の息なのかしら?
…うーん。まあ、このまま、もう一つのお耳というのも、ねぇ。もはや、うさぎではなくなってしまいそうだったし。
そうねぇ。それなら、こうしましょうか。
耳から脳に向かって刺してあげましょう♪実際には脳がなくとも、それなりにダメージは与えられると思うもの!
そぉれ!グサッとなっ!からの、〈伸縮爪〉っ!
「グルァ…。」
ドッシーンッ!!
…あ。なんでか知らないけれど、終わっちゃったわ。
『勝者、プレイヤーチーム!
…よく倒したよね。本当に。』
『ギラちゃんが…ギラちゃんがっ…!』
わぁい。すっごい罪悪感ね。
次回、掲示板回
それでは、これ以降も良き暇つぶしをお送りください。




