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黒猫は気になる本を読むようです

こんにちこんばんは。

感想を頂くごとに、嬉しくて舞い上がってしまう仁科紫です。


はい。というわけで、猫が本を読むだけの回ですね。

それでは、良き暇つぶしを。

 さてと、案内された本棚を物色しに行きますか!


 でも、どっちから行こうかしら?

 やっぱりお肉?でも、国も気になるわね…。

 うーん。ここはやっぱり、お肉かしら?

 そっちの方が猫っぽいわよね。うんうん。食べ物に走る方が猫っぽいわよね!あ、それなら、魚の方が良かった…?

 い、いえ。きっと、同じようなところにあるに違いないわ!だから、何も問題はないわね。うん。


 だって、タイトルを見ながら歩けばいi…。あ、私は猫…つまり、目線が低い…。

 ようは、一番上の棚は見えない!?な、なんてことなんでしょう。こんな罠があるなんて。

 ま、まあ、大丈夫よ。きっと。だって、ね?半分くらい見えれば問題はないはずだもの!いくらなんでも見逃すなんてことはないはず!


 ・

 ・

 ・

 おお!これなんか良さそう!


『世界の肉冒険記 筆者 テスラ・ホップ』


 …見つけたのはいいのだけど。どうやって本棚から抜けばいいのかしら?


 あ、そういえばさっきインベントリを閉じるときにメニューに項目が増えていた気がするわ!

 よし、それじゃあメニュー、メニューっと。

 おお?図書館っていうメニューが増えているわね。それじゃあ、開いてみようかしら。ポチッとな。


 ふむ。なるほど。

 ここで読みたい本の題名を入れると読めるようになっているのね。電子書籍のようなサービスということかしら?

 この場合は遠い場所から読むためではなく、アニマル種が読めるようにするためだけど。

 ふう。これで本を汚す心配がなくなったわね。


 さて、とりあえずここから読みましょうか。

 えーっと。ああ、あの席が空いているわね。

 …明らかにおかしなスペースもあるけれど、あれには触れない方向で。ええ。決してつっこまないのよ。なぜ図書館にキャットタワーがあるかなんて知らないわ!

 そして、それに登る気はないわ!どうせ登るのなら時計塔の方がいいもの。


 …その二つに違いはあるのかと思ったでしょう?全然違うのよ?

 あっちの方がずっとぴょんぴょん跳べるじゃない。こっちは数段跳べば終了。

 物足りなさすぎるわ!

 いくら猫になるって言ってもねぇ。わざわざ注目されるようなことはしたくないのよね。


 ということは置いておくとして、いい加減本を読みましょう。

 検索『世界の肉冒険記』っで検索ボタンポチッとな。


 おおー!検索結果は半透明の本として目の前に表示されるのね!

 それで、なんで2冊あるのかしら?…ああ、なるほど。『世界の魚冒険記』っていうのもあるのね。この二つはセットで読むことがおすすめということかしら。

 それでは開いてみようかしらね。…開くと実体になるのね。


 ーーーーーーーーーー

 世界の肉冒険記

 筆者 テスラ・ホップ


 我輩の名前はテスラと言うニャン。

 この本では世界に存在する肉について語るニャ。

 あ、そうニャ。この本と似たような題の本がもう1冊あると思うけど、そっちは読んだらダメニャ。

 魚なんて邪道ニャ!肉こそ正義!

 故に、あっちは絶対読んだらダメニャ!決して、弟のステラと本の売り上げ勝負をしている訳ではないからニャ!

 話がズレたニャ。次から肉について書いていくニャ。


 キャロル王国

 それでは、まずはキャロル王国からいくニャ。

「ネズミの肉」

 少々臭みが強い。強い個体ほど筋肉質で硬いが旨みが強くなる。弱い個体は柔らかいが、臭みが強すぎて美味しくない。

「チリチリ鳥の肉」

 普通の鶏肉。ただし、ときどきハズレがあり、状態異常:方向音痴になる。そこだけは注意。

「チリチリ番鳥の肉」

 脂ものっていてジューシーな鶏肉。

 ハズレはあまりない。

 ・

 ・

 ・

 さて、これで世界の肉冒険記は終了ニャ。どうだったかニャ?

 魚より素敵だと思ってくれたら嬉しいニャ。

 あ、でも絶対にステラの本は読まないで欲しいニャ。

 あの性悪が書いた本なんて絶対に面白くないニャ!


 ーーーーーーーーーー


 《スキル〈肉の鑑定〉を取得しました。》


 これでお終いね。…多分、猫族の方なのね。

 そんなにお肉を推したいのかしら?

 って、何かスキルを取得したわね…。こんなことでも覚えるのね。

 ふむ。とりあえず、もう1冊の方も読んでしまいましょうか。

 もしかしたら〈魚の鑑定〉なんてものも覚えるかもしれないわ。


 ーーーーーーーーーー

 世界の魚冒険記

 筆者 ステラ・ホップ


 ボクの名前はステラというよ。

 この本では世界を巡っているときに出会った魚たちについて記そうと思う。

 ああ、肉の方は兄さんの本を読んでね。

 あの人は張り切っていたからきっといい本ができていると思うんだ。

 それじゃあ、次のページから魚の紹介をしていくよ。


 キャロル王国

 ここではキャロル王国にある街で食べることのできる魚について紹介するよ。

 キャロル王国では大きな川のある街は一つだけなんだ。

 そこ以外ではどこからか狩ってきた魚が焼かれて売られている以外、魚を見ることはあまりないみたいだ。


 始まりの街 ルイス

「ラウト」

 全国でも見ることのできる淡水魚。場所によっては身がピンクになったり、巨大になっている。

 ルイスのラウトは棒に刺しやすいサイズで食べ歩きに丁度いいようだ。


 港町 ラトウィッジ

「トビワシ」

 空飛ぶ魚。群れになって行動する。一応塩味がするため、海水魚とされている。サイズが小さめのため、干して頭からボリボリと食べれる。苦味もあるが、旨みの方が強く、美味しい。

 ・

 ・

 ・

 これで世界の魚冒険記は終了だよ。

 テスラ兄さんの世界の肉冒険記も面白いと思うから読んでみてよ。

 ふふふ。兄さんの思い通りにはさせないからね。

 あ、ごめんね。今のは気にしなくていいよ。


 ーーーーーーーーーー


 《スキル〈魚の鑑定〉を取得しました。》


 あ、やっぱり鑑定をゲットね。

 それにしても…これは確かに性格が悪い気がするわね。

 ま、まあ、どちらも面白かったわね!

 なるほど。これは二つ読んでみる価値があるわ。比べてみても面白いし、筆者の関係性も楽しめるもの。

 なかなかにこの検索機能も有能なのね。


 …次に目指すのはこの港町にしようかしら。

 まあ、それを決めるのは次の本を読んでからにしないとね。次は国の分布とかの本を読むわけだし。

 それでは、探しに行きましょう!

 確か、北のK-10だったわね。

 ・

 ・

 ・

 うーん。沢山あって、どれを読めばいいかが分からないわね。

 とりあえず、世界の見取り図的なのは見たいでしょ?

 それから、今いるキャロル王国の地図も見たいし、できればどういう街があるのかも知りたいわね。

 あ、これなんかはどうかしら?


『キャロル王国の地図と説明〜わかりやすい世界地図付き〜』


 おおー!私の要望にピッタリね!

 それでは、席に戻って、っと。検索ボタンをポチッとな。


 よし、今度は1冊だけね。

 それでは読んでいきましょうか!


 ーーーーーーーーーー


 キャロル王国の地図と説明〜わかりやすい世界地図付き〜

 著者 メル・グラトン


 ご機嫌よう。

 この本を手に取っていただき、大変嬉しく思いますわ!

 私、頑張って地図とか説明を書いたから、沢山の方に手に取って欲しいと思いますの。

 ではさっそくこれが世界地図ですの。


 不思議の森

   ーーーーーーーーーーーーーーーー

   |ハンプティ神国|ダンプティ公国|

  ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 不|ハ|              | |不

 思|||              |三|思

 議|ツ|    不思議の森     |月|議

 の|帝|  (下には地下の国)   |和|の

 森|国|              |国|森

  ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

      |キャロル王国 |

      ーーーーーーーーー

 不思議の森


 不思議ですわよね。全ての国が不思議の森で囲まれているんですもの。

 さあ、そんなことより、次はキャロル王国についてですわね。


 キャロル王国の地図

 |港町ラト|始まりの街|知恵の街|

 |ウィッジ|ルイス  |ドドソン|

 |    |     |    |

 |    |ーーーーー|    |

 ーーーーー 王都 ーーーーー

    /       \

    |  リドル  |

    |        |

    \       /

     ーーーーーーー

     |魔法学園都市|

     |テニエル  |

     ーーーーーーー


 だいたいこんな感じですわ!


 それではお次はキャロル王国のそれぞれの街の説明ですわね!

 始まりの街 ルイス

 街に立派な時計塔がある。

 街はレンガ造りの建物が並び、綺麗である。

 観光地となっている。


 港町 ラトウィッジ

 海に面している街。魚が美味しい。屋台も沢山出ている。また、国で唯一、川の流れる街。ちょうど真ん中を通っている。

 不思議の森に面してはいるが、一定の場所までは船で漁をしても問題はない。


 知恵の街 ドドソン

 この世で一番本が集まる図書館都市がある。

 また、この街の住人は本が好きであるため、本を貶す発言をした相手には容赦がない。


 魔法学園都市 テニエル

 魔法学園がある。魔導書の図書館もある。

 不思議なもので溢れている都市。

 住人になる条件は空を飛べること。


 王都 リドル

 城がある。防壁に囲まれている。

 階段状に都市が形成され、城は一番高いところにある。

 騎士団の本拠地がある。剣術を教えてくれることも。


 大まかにはこんな感じですわ!

 次は、キャロル王国についてもっと詳しく説明していきますわよ!

 ・

 ・

 ・

 私の本を読んでくださり、ありがとうございますわ。

 あ、そうそう。不思議の森について知りたいヒトは絵本『ふしぎのもり』を読むといいですわ。

 なぜか、あの本には物語ではなく、説明が書いてあるのですわ。

 気が向いたら読んでみるといいと思いますの。

 それではご機嫌よう。

 ーーーーーーーーーー


 さて、今回は貴族のご令嬢が書いたのかしら?

 ですわ。っていう口調がちょっと可愛いわね。

 ふむ。港町ラトウィッジに行くには一度、ルイスに戻る必要があるのね。

 それならそれでいいわ。…もう一度、お魚を食べに行きたいもの。

 そ、それにしても魔法学園都市なんてものもあるのね!いつかは行ってみたいわ。

 べ、別にデレてなんていないんだからね?ただ、食べたくなっただk…あ、30代のデレ…。誰得?いえ、誰の得でもないわね。うん。お目汚し失礼致しました。


 そういえば、『ふしぎのもり』という絵本もあるのよね。

 これを読んで、一度ログアウトしようかしら。



次回、不思議の森とは?


それでは、これ以降も良き暇つぶしをお送りください。


〜2024/09/07 02:43 リデル→リドル に訂正する誤字報告を適用しました〜

リデルって何処……?

何年このまま放置だったのか……報告して頂き、ありがとうございますm(_ _)m

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