いつかの恋を待ってる
この章で、終わりです。
翔の姿が見えなくなって、胸に手を置いて、鼓動がいつも通りになってるのを確認する。
考えてみようか。
いつかのために、ね。
いつかの赤いバラの花束のために。
花言葉じゃなく、ね。
いつかの誰かのために。
どんなひとだろう、ね。
〝待ってて„
耳に残ってる翔の声に、また、とくんと一回、跳ねた心音が手の平に響いた。
それは、今までと違って、心地よかった。
思わず、微笑んでしまうくらい。
私は、どんなひとと恋をするのだろうか。
どんな恋をするのだろう。
恋をしたいっていうのは、やっぱり、まだない。
けれど、恋をするのは、いいなって思う。
だから、いつかの誰かとの恋を
〝待ってる„ の。
【了】
へなちょこな出来の物語を読んでいただき、ありがとうございました。
いつか、続きを書けたらいいなと思っています。
それは、朝陽と翔の絶対のハッピーエンドで。
そういう物語をいつかと思って、書きながら、読み返しながら、締めました。
別サイトで公開したものを少し手直ししました。
それよりは、ちょっと読みやすくなっているかと。
そのサイトで、また違う物語も公開しています。これも、へなちょこですが。
つぎは、どんな物語を綴るのかわかりませんが、とりあえず、徐々に楽しい物語を公開できれば、いいなと思っています。




