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亜紀のメールより
ホテルに来る前に、亜紀からのメールが届いた。
彼に早速、聞いたという。
翔が言っていた通りだった。
自分からは言い出しにくい。治るまで、内緒にしておこうと思ったけど、できたら、先に亜紀に気づいて、言い出して欲しかったらしい。
彼女、行動が早い。
弟さんありがとうって伝えてと締めてあった。
なのに、また、すぐに届いた。
『カフェで弟さんは私を男だと思っていました。だから、なかなか席に近づけなかったんでしょう。通りすがりに、私の顔をよく見ずに、一瞬睨んだのよ。でも、すぐにちゃんと顔を見て、ものすごく動揺していました。私は女よ、誤解したでしょう、と言ってやったわ。きっと、焼きもちをやいていたのよ、ばっかみたい。手出されないように! 気をつけな!』
……弟だっていうのに。
亜紀は、なに考えてるの。




